▼ WPの本文 ▼
シャツには大きく4つのシルエットがあって、それぞれ今の気分に適した基本の着こなし方がある。知っておくだけで迷わずコーディネートが決まる方程式を、一度おさらいしておこう。
新定番「はおりシャツ」の着こなし方
センタークリース入りのワイドパンツで
Aラインを意識して着こなす。
パンツの裾はワンクッション
させて足もとにウエイトを
センタークリースの入ったワイドパンツなら、着こなしが間延びせずきれいにキマる。パンツは裾をワンクッションさせるくらいがベストバランス。スタンドカラーには高めの衿のインナーを合わせてAラインを後押しして。
シャツ(ユーゲン)¥38,500/イデアス ニット(ジョン スメドレー)¥28,600/リーミルズエージェンシー パンツ¥42,680/レインメーカー 靴¥66,000/パラブーツ青山店
細身でもラフさを出したいなら
スタンドカラータイプ
衿付きだと着こなしにちょっと緊張感があるのに対して、スタンドカラーならリラックス感も取り入れることができる。ラフさを出したいならこのタイプで。
シャツ(サイ)¥31,900/マスターピースショールーム Tシャツ(コンテンポ)¥12,100/ヤエカ ホーム ストア パンツ¥11,880/アダム エ ロペ ハット¥13,200/キャプテン サンシャイン スニーカー¥19,800/ムーンスター カスタマーセンター
パンツのきれいな
シルエットが生きてくる
トップスのラインを細身のシャツですっきりさせるからこそ野暮ったくならず、ボトムのきれいなワイドシルエットが生きてくる。シャツはボタンを上まで留めるとさらにAラインが強調されて、スマートなイメージで着こなすことができる。
シャツ¥35,200/ラ ファーヴォラ パンツ¥14,300/メゾンスペシャル 青山店 スニーカー(ヨーク)¥39,600/HEMT PR
モード感のあるシャツスタイルにも有効
モード感のある着こなしを狙いたいときもナロー&ロングのシャツは有効。この白シャツはベルト付き&フラットな裾というデザインも特徴で、1枚でファッション感を主張できるアイテムだ。ブラックのワイドパンツを合わせて、ちょっとストイックなムードで着こなしたい気分。
シャツ(カズキナガヤマ)¥27,500/スタジオ ファブワーク パンツ(コセイ)¥19,800/アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店
トップスもボトムもジャストシルエット。シンプルなⅠラインがまた新鮮。
とはいえベタにならないよう
どこかにひとクセプラスして
上下ともにジャストシルエットという選択がむしろ今新鮮。あえていなたさを遊ぶファッションもまたイマドキだ。ただし普通になりすぎないよう工夫も必要。ここではピンタック入りのジーンズをチョイス。
シャツ¥23,100/ラッド ミュージシャン 原宿 Tシャツ¥7,150/アーバンリサーチ ルミネ新宿店 ジーンズ¥7,480/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店 靴¥71,500/パラブーツ青山店
着こなしやすい
開衿シャツもおすすめ
オープンカラーシャツもナロー&ショートの代表格。衿もとにアクセントをきかせることができるから着こなしもまとまりやすくておすすめだ。タック入りのパンツを選んでボトムにもニュアンスを。
シャツ¥22,000/トゥモローランド 2パックTシャツ(サバイ)¥9,900/HEMT PR パンツ¥28,200/ウェルダー スニーカー(シンプル)¥12,100/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店
ドレッシーなタックイン
スタイルにも使える!
タックインしてドレッシーに着こなしてもいい。パンツは少しハイウエストで、クラシックなバランスを意識するのが今の気分。裾にクッションをつけて、端正な中にさりげなくラフなアクセントを演出して。
シャツ¥23,100/A.P.C. CUSTOMER SERVICE パンツ(ヨーク)¥30,800/スタジオ ファブワーク スニーカー(ヨーク)¥30,800/HEMT PR その他/スタイリスト私物
さりげない個性が光る
シャツを選ぶといい
ビッグなシャツが主流の今だからこそ、こんなジャストシルエットのシャツがまた新鮮。一見ベーシックだがボタンがスナップタイプで個性もあり。衿もとから少しだけTシャツをのぞかせて着こなして。
シャツ¥23,100/ヤエカ アパートメント ストア Tシャツ(ベルバシーン)¥5,390/トップウィンジャパンショールーム パンツ(ヤエカ ライト)¥33,000/ヤエカ
縦も横も大きいビッグシャツは
スリムパンツでメリハリを。
Vラインを意識するのが重要。
このメリハリがあるからこそ
印象が一段とあか抜ける
大胆なビッグシルエットシャツとスリムテーパードパンツ、このメリハリでVラインを構築。ボタンは上だけ留めるとさらに裾が広がって面白い。
シャツ¥27,500/グラフペーパー Tシャツ(アーカイブ アンド スタイル フォー ビオトープ)¥6,600/ビオトープ パンツ¥29,700/A.P.C. CUSTOMER SERVICE キャップ¥11,000/キャプテン サンシャイン スニーカー¥9,900/アシックスジャパン お客様相談室
重ね着+足首見せで
フォルムに大胆な抑揚を
シャツにシャツを重ねた変化球レイヤード。ビッグシルエットだからこそできるテクニックだ。パンツが九分丈だとさらにフォルムのメリハリが際立って◎。
シャツ¥17,900/メゾンスペシャル 青山店 中に着たシャツ(シュタイン)¥42,900/エンケル パンツ(N.ハリウッド)¥28,600/ミスターハリウッド 靴¥71,500/パラブーツ青山店 ソックス/スタイリスト私物
縦のラインをプラスして
シャープさを強調
ビッグシルエットでいながらシャープさが映えるのは細かなストライプ柄のおかげ。パンツもサイドラインのあるものを選んで、縦のラインを意識しているのがポイントだ。細部にこだわることで、シンプルな装いがセンスよく際立つ。
シャツ(イズネス)¥30,800/アルファ PR パンツ(ブラックウィドー)¥23,100/コンコード ショールーム スニーカー(パトリック)¥16,500/カメイ・プロアクト
重たさを感じさせない
ブルー系もおすすめ
定番的なサックスブルーのシャツも、ここまでビッグシルエットでデザインすることでトレンド感抜群の仕上がりに。まさに1枚で主役級のアイテムだ。インナーとパンツのサイドラインで色を拾いながら着こなすとさらに今っぽい。
シャツ(セモー)¥28,200/コンコード ショールーム ニット(ヘリル)¥41,800/にしのや パンツ(ニードルズ)¥26,400/ネペンテス Tシャツ/スタイリスト私物
着丈短めのワイドシャツなら
ボトムもワイドの
“太”Ⅰラインスタイルがハマる。
シルエットの違うシャツを
組み合わせても面白い
上も下もビッグシルエットだと野暮ったくなってしまうけど、アウターシャツの着丈が短めのボックスシルエットならバランスよし。自然とスタイルがキマる。
シャツ(CCU)¥60,500/イーライト 中に着たシャツ(P.E.O.T.W AG)¥28,600/スタジオ ファブワーク パンツ(ワンダーランド)¥27,500/ノット ワンダー ストア スニーカー(リプロダクション オブ ファウンド)¥23,980/アイ ファウンド
プレーンな着こなしこそ
シルエットで差をつける
セットアップ感覚で着る白のワントーンスタイル。シャツはルーズすぎてもよくないし、パンツが細すぎてもサマにならない。ほどよくゆるいシルエットが重要だ。
シャツ¥25,200/ギャルリー・ヴィー 丸の内店 パンツ(ジョン メイソン スミス)¥23,100/HEMT PR Tシャツ(スティル バイ ハンド)¥11,000/スタイルデパートメント 靴(ローリング ダブ トリオ)¥60,500/ザ ブーツ ショップ
爽やかさとリラックス感の
バランスがちょうどいい
シャツブルゾン感覚で着られるマルチポケットのオープンカラーシャツも、トレンドの白のワイドパンツと相性がいい。インナーも白でまとめて爽やかに。上下ともリラックス感のあるシルエットだから、仕上がりがキザに見えない。
シャツ¥31,900/エンジニアド ガーメンツ Tシャツ¥16,500/アンフィル パンツ¥23,100/ワーダー スニーカー(ヨーク)¥27,500/HEMT PR
ルーズなだけじゃない
さりげないデザイン性が魅力
ショート丈の基準は、身頃の裾が袖丈とほぼ同じくらいかちょっとだけ長いくらいが基準。いわゆるボックスシルエットであることがポイントだ。このシャツはシーム部分にギャザーがついているのがポイント。シンプルなチェック柄のようで、実は結構個性的だ。
シャツ(AiE)¥25,300/ネペンテス Tシャツ(リヴォラ)¥11,000/スタジオ ファブワーク ジーンズ(O -)¥29,700/オーバーリバー
この春注目の柄シャツ&コーデ術
◆春の柄シャツ12選 技あり柄、王道柄、今季のオススメ一気見せ!
◆【春の柄シャツコーデ6選】技あり柄、王道柄、着こなしの正解はコレ!
Photos:Kengo Shimizu Hair & Make-up:SHOTARO[SENSE OF HUMOUR] Stylist:Atsuo Izumi Models:Rintaro Hinotsu Shota Inoue Shunya Iwakami Yudai Toyoda[They are MEN’S NON-NO models] Composition & Text:Jun Namekata[The VOICE]
▲ WPの本文 ▲