▼ WPの本文 ▼
第38回メンズノンノモデルオーディションにて準グランプリを受賞し、専属モデルとなった野村康太。モデルだけでなく、俳優としても活躍の幅を広げる彼に、オーディションの秘訣や、メンズノンノモデルの魅力を語ってくれた。
メンズノンノモデルオーディション
インタビュー 野村康太
Q.メンズノンノモデルを目指したキッカケは?
「メンズノンノモデルになる前から、俳優としても活動していました。衣装を沢山着させていただくこともあり、服と触れ合う機会が多かったんです。スタイリングによって、自分の見え方が変わるし、新しい発見もできる。服を着ることはもちろん、ブランドや撮影のテーマも表現ができる、モデルという職業に興味を持つようになりました」。
「もともと愛読していた『メンズノンノ』。兄や事務所の先輩も活躍していて、どこか凛々しくて、憧れでした。もし自分がこの世界に飛び込んだら…なんて妄想も膨らむようになり、いつしか“メンズノンノモデルになって、より多くのファッションに挑戦したい”という夢を抱くようになっていました」。
Q.オーディションで印象に残っていることは?
「色々あって悩みますが…一番はInstagramの投稿です。ファンの皆さんが、何を見て一番楽しんでくれるんだろう? どういう投稿に興味があるんだろう? と毎日必死で分析していたのを覚えています…(笑)。プライベートの自分を唯一アピールできる手段でもあったので、親しみやすい投稿を意識するように心がけていました。スキンケアルーティーンを動画に撮って編集した投稿は、一番反響がありましたね! コメントを沢山いただいたり、友人から“面白いじゃん!”と言ってもらえたり。オーディション中で張り詰めていた時期でもあったので、心がすごく温かくなりました」。
Q.オーディション中に頑張ったことは?
「どういう人間なのか、何が好きなのかをじっくりと考えて、自分自身と向き合う時間を作るようにしていました。箇条書きで好きなことや理由を書き続けて、会話が膨らみやすいように研究していましたね。心の中では思っていることがあるのに、言語化できないもどかしい経験をしたことがあるので、何を聞かれても“本当に好きなんだ!”という思いを伝えられるようにしっかりと対策していました。改めて自分と向き合う機会ってなかなかないじゃないですか。この時間は成長に繋げてくれる財産になったと思いますね」。
Q.やってよかった、やっておけばよかったことは?
「印象に残っていることとかぶってしまいますが、Instagramの投稿はやっておいてよかったです。オーディション中に身についたのか、今でも出かけた時や、キャッチーなものを見つけた時は、すぐ写真に収めてしまう癖も(笑)。モデルの自分以外に、また違った一面をお見せできることが嬉しかったです」。
「やっておけばよかったと感じるのは、体重管理。オーディション期間と役作りが被っていたこともあり、鍛えていたので結構ガッチリしていたんですよ。オーディションで着ようと思っていた服も、実際に着てみると“あれ?なんか違うな”と、感じてしまって少し不安でした。自信を持って着られていたら、もう少し堂々とできたんじゃないかな…。今は、当時から5〜6kgは減量していて、どんなシルエットの服も着こなしやすくなりましたね。体型を変えると、服の見え方もだいぶ変わるので、ベストな体型の研究はずっと続けています」。
Q.合格したときはどんな気持ちだった?
「素直にすごく嬉しかった! メンズノンノモデルの先輩方と一緒に撮影ができることが楽しみで、ずっとワクワクしていました。家族に報告した時は、自分以上にすごく喜んでくれて。兄からは『俺にできて、康太にできなかったことがどんどん減っていて悲しい…』と笑われましたね。憧れの兄に近づいているような感じがして刺激になりました」。
Q.メンズノンノモデルになって良かったことは?
「色々ありますが、一番は撮影で大好きな服と沢山触れ合えること。普段だったら自分では選ばないアイテムや組み合わせも挑戦できるから、知識がさらに広がったと思います。もっとお洒落が好きになったし、服に対してより一層熱い想いで接するようになりました」。
「『メンズノンノ』に載って、ファンから反応をもらえるのも嬉しいです! 以前は異性のファンが多かったのですが、最近は同性のファンも増えてきて。先日街で『憧れています』と、声をかけていただいたんです。それがすごく嬉しくて、“ファンでいてよかった”と思ってもらえるように、今まで以上に頑張ろうと身が引き締まりました」。
Q.メンズノンノモデルの魅力は?
「『メンズノンノ』はいつも暖かい。優しくて華やかな先輩方やスタッフの皆さんと一緒にお仕事ができる貴重な場所です。服だけではなく、美容の知識も豊富で毎回刺激的! 外見はもちろんですが、個性を持っていて、それに向かって突っ走っている行動力にも憧れます」。
「また、自分たちの代は同期が5人もいるんですけど、ボーリングに行ったり、ご飯に行ったり…すごく仲が良いんです。なんでも語り合える親友のような存在。普段生活していたら出会えないような“一生の仲間”ができるのもメンズノンノモデルの魅力だと思います」。
Q.応募者へのメッセージは?
「“メンズノンノモデルになりたい”と少しでも感じたら、絶対に挑戦して欲しいです。多くの方々に見ていただけて、思っている以上に反響ももらえる。自分の良さを磨けて成長できる場所だと思います。たとえ落ちてしまったとしても、勇気を出して挑戦したことが自分の糧にもなるし、今後の生活でも絶対に生きていきます。人生を変えられるチャンスだと思うので、ぜひ応募してみてください。一緒にお仕事できることを楽しみにしています!」
Photos:Sayuri Yamada Hair & Make-up:Yumiko Chuugun Interview&text : Maya Kondo
▲ WPの本文 ▲