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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……イケてる人の愛車(?)がかっこいいのは、そこにストーリーがあるから。そんな“相棒”にまつわるバックボーンを深掘りして、それぞれのライフスタイルをお届け! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
綺麗にするのは超大変
……だけど楽しくて。
[HONDA CIVIC/1986年]
前編に続き、シビック乗りの伊東時生さんとメンズノンノモデルの中田圭祐さんでお送りするこの企画。2人がやってきたのは洗車場! 「洗車まで楽しい」と語る伊東さんに聞く、この場所の魅力とは。
伊東:まず、洗車場までの道のりが好きなんです。下道でもいいんだけど、いつも必ず首都高に乗って。そうすると、東京タワーやレインボーブリッジが綺麗に見えて、東京の名所をさくっと巡れるんです。1人でも友達とでも、そうやってクルマで過ごす時間が心地良くて。クルマに乗って洗車をしに行く、というのがいいリフレッシュになるから、仕事が忙しくても乗り切れたり。
中田:洗車場に来るのは初めてだけど、分かる気がする。洗車している人がみんな楽しそうだし。お皿洗いや洗濯より、クルマを洗う方が絶対に大変なハズなのにね。
伊東:それが不思議なところ。週末だと高圧洗浄のブースは2時間待ちになることもあるし、仕上げの拭き上げは過酷(笑)。少しでも水が残っていると、すぐ水垢に……なんてこともあるから、腕の筋肉をめちゃくちゃ使うし。
人生初洗車を体験した中田。その感想はいかに。
中田:疲れました。でもたぶん、僕はクルマを買ったらマメに洗車するタイプ(笑)。直接かわいがってあげる感じがして、愛車をもっと好きになりそうですね。こうやって一緒に過ごしていくから相棒になっていくんすよね〜。
洗車=クルマのサウナ。
愛車も“整う”!
伊東:こうやってぴかぴかになったシビックを見ると、自分のサウナ上がりの姿と重なるんですよ。なんかクルマも“整ってる”んだなぁって。洗車が終わって並んでいるのを見ると、どのクルマもリラックスした表情に見えてきて。いろんな場所に連れて行ってもらっているから、できるだけ労いたいし、綺麗でいて欲しいんですよ。
中田:たしかに、雰囲気は僕らが行くサウナと似てるかも(笑)。本当、かわいく見えてくるから不思議だよなぁ。
洗車は続く……
外も中も隅々まで。徹底的に愛でる!
中田:無事、隅々まで完了! ここまで丁寧にやると気持ちがいいなぁ。
伊東:いつもは1人で来るから、今日みたいに誰かとわいわいしながらの洗車は新鮮でした。次はぜひ2台で、かな?
中田:どうだろう(笑)。欲しいクルマで程度がいい車体がなかなか見つからないんだよね。クルマの情報サイトとかSNSとか、チェックしまくる日々はまだ続きそう。初めての1台が決まった日には、この連載で報告したいっす!
Photos:Ohazama Norito models: Keisuke Nakata[MEN’S NON-NO model] Tokio Ito Composition & Text:Kanta Hisajima
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俺たちの“ノリモノ”語り!