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メンズノンノモデルとして活躍の場を広げてきた野村大貴が、今月号で卒業を迎える。けれどそれは終わりではなく、未来への一歩に違いない。新たな目標を持ってそれぞれの道を進む彼は、今何を思うのか。
TAIKI NOMURA
ジャケット¥162,800・タンクトップ¥13,200/ヨウジヤマモト プレスルーム
本当に学びの多い時間を過ごすことができた
「大学受験で全敗して、勉強しながら受けたのがメンズノンノのオーディション。お先真っ暗だった僕を救ってくれました」
2019年度のオーディションでグランプリを獲得。晴れてメンズノンノモデルとしての扉を開いたばかりの彼が、なぜ、今このタイミングで卒業を決意したのか。
「ずっと海外に憧れているんです。メンズノンノでいろいろなことを学ぶうちに、気づけばもっと挑戦したいという思いが強くなっていました。焦らなくていいのかもしれないけれど、モデルは息の短い職業だと思うから、今のうちに貪欲になろうと考えて決断しました」
ストイックに自分の道を模索する姿勢は、野村を象徴しているように感じられる。
「モデルはもちろんみんな仲がいいけど、競い合っている部分もありますよね。僕はもともとハングリーではないんですが、いざそういう場に身を置いたら、自分をアピールしたいと感じてすごくハングリーになれました。誌面では憧れていた先輩の隣に立たせていただいたこともありましたが、読者は先輩も僕も同じ“モデル”として見ます。どこか先輩より秀でていなければ使ってもらえないと、自分の武器を磨くきっかけにもなりました」
国際的に活躍するモデルをめざす彼が、自身の武器として認識しているものとは?
「メンズノンノで培ったハングリー精神で、どこでもやっていけると思う。とはいえ自分でもまだ、すべての武器を理解しているわけではないから。これから知っていきたい」
モデルとしての目標地点を尋ねた。
「日本のカルチャーを海外に発信できる、日本のモデルを牽引する存在になりたいです」
※価格は全て税別です。
Photos:Teppei Hoshida Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Taiki Nomura[MEN’S NON-NO model]
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