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WEB SPECIAL EDITION
舞台『ピサロ』の再演を記念してお届けしている短期連載。今回は「美容」について。モデル、俳優として、自身の体調や、肌のケアにも責任を持って取り組んでいる。自分が心地よいこと、そしてプロとして自信が持てること。そのために氷魚が大切にしているのは?
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氷魚と、美容。
――今回、以前特集した『氷魚美容』のときから変わったこととして、メイクアイテムが加わっていたのが新しいなと思ったのだけど、使うようになったきっかけは?
「メンズノンノでやったシャネルのコスメお試し会のイベント(リンク貼る)がきっかけですね。それまでは、自分ではあんまりやっていませんでしたが、そこで出会ったのが大きいです。仕事でメイクさんがつかない現場や取材もあるので、そういう時にセルフメイクをやるようになりましたね。最初は主に、肌が荒れてるとか、気になるところがあったりする時に、ちょっと隠す感じでメイクを始めたんですけど、最近はもう人前に出る時はスキンケアや下地もしっかりしてからメイクをやるまでになりました。今日みたいに撮影では、けっこう積極的に“それ何ですか”“どういう効果があるんですか”とか、ヘアメイクさんに聞いたりしていました」
―――勉強熱心!
「順番とか大事だったりするじゃないですか。まだまだ自分が知らないものがたくさんあるんで、参考になります。まったく同じ商品じゃなくても、似たようなものを持ってたりすると、順番やテクニックをなんとなく見て、もっといい使い方があるんだって学んだり、自分のものにしていったりしてます」
―――ファッションもモデルになる前と後で変わったという話をしてくれたけど、美容面もなのかな?
「そうですね、モデルになる前とは全然違いますね。服もそうですけど、メイクってなんか、ひとつ鎧をつける感じというか、戦闘モードじゃないですけど、こうギアを1つ入れるような感覚があります。きちんと準備して表に出るとやっぱり気持ち的に違うし、やってる日とやってない日で差が出てきますよね、TPOもあるのでどっちがいい悪いとかじゃないですけど。自分にとっていいことだなって、ここ最近感じています。僕はいろいろメイクなりスキンケアなりをして、自信を持って表に出る方が気持ち的に楽というか」
――メイクに興味を持ち始めると、クレンジングも増えたりすると思うけど、スキンケアも変わった?
「メイク落としってこんなに色んな種類があるんだって驚きましたね。今まではオイルでバーッとやって終わりだったんですが、全部落としたつもりでも風呂上りに化粧水を塗ったコットンを見ると、残ってたりするんですよ。ちゃんと落せていないってことだと気づきました。だからメイクをしっかりした日は、まずシートでざっくり落としておいて、風呂に入った時にクレンジング剤で細かいところを落とすようになりました。僕の場合は、それをやるやらないですごく後から変わってくるんです。ちょっと肌が荒れてきたところを見ると、“ここメイク取れてなかったかもな”“毛穴が詰まったのかな”というようなことを考えます。ってなると、自然とアイテムが増えていくし、より効果が上がるならと、スキンケアもラインで揃えたくなったりとか、いろいろ意識は変わりますよね」
――美容液も取り入れたり、前回からかなりパワーアップしてるよね。
「1回しっかり揃えると、後戻りできないですね(笑)。理想は僕も、あんまり時間は使いたくないし、なるべく労力をかけずに少ないアイテム数でやるのが一番いいんですけどね。でもいろいろ揃ってくると、その効果がすごいんですよ。ひとつ抜いただけで次の日やっぱり違うなあって。それは自分の錯覚かもしれないけど、やってない・やったで全然心のもちようが違うんで、いよいよもう後には戻れないですね(笑)」
――でも楽しさもあるよね。
「そうなんですよ。やってて損はないなあっていうふうにも思います。もちろん、お金もかかるし面倒なときもあるけど、ぜったい将来違いが出てくると思うんですよね」
――ヘアメイクさんが、正しいですって頷いている(笑)。ヘアに関してはどう?
「ピサロの時に、初めてがっつりツーブロックにしたんです。横、後ろをすごくすっきり刈り上げて。さっきも話に出たヘアブックの時ですね。僕、それまではあまり変えずに、ずっと無難なマッシュベースのヘアにしていたんです。どんなテイストにも合うというか、なんとかなると思っていたので。でもツーブロックにして、すごいそれが気に入っちゃって。それ以来、割とシルエットをこれまでよりシャープにしていますね。中の毛量を減らして衿足すっきりさせて、トップから前髪にかけてはボリュームと長さを残す感じがしっくりきていて。まあ仕事の関係上、なかなか自分の好きなように髪型って変えられないんですけど、そのツーブロックをやってからは、もし“斬新なカットにしてほしい”って言われても、“ぜひやりたい!”って思えるようになりましたね。へアに関しては保守的でしたが、髪型に対してチャレンジが生まれてきましたね」
――タイリング剤やヘアアレンジもいろいろ紹介してくれたから、そちらの記事も必見ということで!
宮沢氷魚の魅力のすべて!② ヘアアレンジと愛用ヘアコスメ~ALL ABOUT HIO’s LIFE
『ピサロ』公演情報
PARCO PRODUCE 2021『ピサロ』
日程:2021年5月15日(土)~6月6日(日)
会場:PARCO劇場
作:ピーター・シェーファー
翻訳:伊丹十三
演出:ウィル・タケット
出演:渡辺謙 宮沢氷魚 栗原英雄 大鶴佐助 首藤康之 外山誠二 長谷川初範 ほか
※公演スケジュールは変更になる場合があります。感染症拡大予防に対する取り組みなど、最新情報は下記から
PARCO劇場公式サイト『パルコステージ』
次回、いよいよ最終回。好きなファッションについて語ります。5月23日公開、お楽しみに!
※このインタビューは、メンズノンノ2020年11月号の、宮沢氷魚表紙撮影時に行いました。
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Photos:Saki Omi[io] Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Hio Miyazawa
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