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収入や貯金額、投資などの財テクにエトセトラ…気になるけれど意外と聞けない、他人の懐事情。20代男子のセキララなお金にまつわるアレコレを、メンズノンノが徹底調査！
case1 ショーゴさん（仮名・大学生）
地元を離れ都内の大学に通う21歳、一人暮らし。アパレルショップでアルバイトをしているが、コロナウィルスの流行でシフトが激減。交際費や食費を削り、なんとかやりくりをしている。趣味は動画編集。
Q1.毎月の収入と支出の内訳は？
収入 total 14.2万円（仕送り8.2万円、アルバイト代6万円）
支出 total 14.2万円 （家賃5.7万円、服代3万円、交際費2万円、食費1.5万円、PC分割払い返済1万円、書籍代5千円、各種サブスク代5千円）
リモート授業で友達とは会えないし、もちろん飲み会もなし。楽しいキャンパスライフとは程遠い、なかなかハードな1年でした。アパレルのアルバイトにも全然入れなくなってしまって…ひどいときには、1ヶ月のお給料が3万円ちょっと、なんてこともありました。仕送りがあったから、ギリギリ生活することはできたんですけど、可処分所得はほぼゼロ。日々の食事でなくなっていく通帳残高を見て、生きていくことにかかるコストを噛みしめました（笑）。
Q2.欲しいものがあってもお金が足りない！ そんなときはどうしてた？
自粛期間に突入して、バイト代が激減しても服は欲しい…となると、削れる支出は食費くらいしかないんです（笑）。給料日直前の2日間を、グミだけ食べて過ごしたこともありました。だけど、そんな食生活のせいか体調を崩してしまって、それ以来は、栄養バランスに気を使った自炊体制を整えるように。格安スーパーで食材をまとめ買いすることで、1ヶ月の食費を1.5万円に抑えられるようになりました。安価で栄養バランスに優れている、納豆・卵・豆腐は、僕の三種の神器です（笑）。そういうこまめな節約の結果、CLASSのパンツを購入。値段は4万円以上したけど、努力が報われた瞬間です。好き勝手にお金を使えるのも、学生の特権ですね。
Q3.お金にまつわる失敗談はある？
“高いものが今すぐ欲しい！”というときは、カードを駆使しています。分割払いは2回までなら手数料がかからないので、来月の自分に期待＆節約をするように（笑）。ですが、計画的にできなかったこともあって…カードの引き落とし金額が口座にない、なんてことも過去に2度ほどありました。そのときは親に頼み込んで（がっつり怒られましたが）、一時的に立て替えてもらいましたね。なので “来月の自分に期待”作戦は極力控えるようにして、ここぞというときに発動します！
Q4.最近買った高いものは？
昨年買ったMacBook Proです。来月、というか未来の自分を信じて、24回払いで購入しました。動画編集をするために奮発して中身を組んだので、値段はまさかの40万円オーバー…だけど、アップルの学割で7万円ほど安くなって。これも特権です。パソコンのように実用的で長く使えるものは、学生のうちに学割をとことん活用して手に入れるのも重要。あわよくば、大学生の間にiPadまで揃えたいですね（笑）。
Q5.人には言えない、秘密の節約テクニックはある？
あまり大きな声じゃ言えませんが、おごってもらうこと（笑）。ありがたいことに、大学やバイト先の先輩にとてもよくしてもらっていて。コロナ禍で飲み会はないけど、バイト帰りに食事へ連れて行ってもらえる機会が多いんです。週に1〜2回ご馳走になっています。ここだけの話、本当に助かっていて。年上の人に可愛がられる、というのも節約テクのひとつですね。そうしてピンチを救っていただいているからこそ、困っている後輩がいたらおごってあげられるような先輩になりたいです。
Illustrations:Mashu Oki Text:Kanta Hisajima
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