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おしゃれな人は、自分に似合うファッションを知っている。それを手に入れるためのテクニックやアイデアを、おしゃれのプロにコーデとともに答えてもらった!
本記事では、似合わせのコツや似合わないと思ったけど買っちゃったアイテムの着こなし方などをご紹介します!
レショップ渋谷店 スタッフ
石黒晴輝さん
OUTER:USED
PANTS:USED
A.境界線はない!
“似合う度数”を調整する
「似合うか否か、はっきり二分できないかな。グラデーションのように考えると、おしゃれの幅が広がる。例えば、原色って僕はあまり着ないけど、着慣れたワークな古着と合わせると僕らしいコーデに」(石黒さん)。原色の華やぎはそのまま、こなれた印象に。新しいアイテムに挑戦するときにマネたいテク。
Banny スタッフ
半田優亜さん
OUTER:Henrik Vibskov
BAG:Telfar
A.キャラを生かせているかどうか
「キャラが生きている="似合う"。僕の場合はヘアとメガネでナードなキャラ。色や柄、攻めのアイテムでそれを生かします。昔ストリートな着こなしをしてたときは、性格と違う、と思ってやめました」(半田さん)。内面含めたキャラとの合う・合わない、が基準。強いアウターに上品なバッグの対比も上手。
ビームス プレス
田中 遥さん
OUTER:Sasquatchfabrix.
JACKET:International Gallery BEAMS
A.テイストの理解と見極めが命
「"似合う"はテイストへの理解度。服を理論的に考えていくと、ブーツカット→70’s→デニム、といった具合で連想ゲームのように要素を肉づけできるんです。そうやって整合性のとれたアイデアを組み合わせていけると、説得力のある、"似合う"に!」(田中さん)。デニムのレイヤードをモダンに着こなした。
学生
遠田大河さん
SHOES:JIL SANDER
PANTS:UNIQLO
A.コーディネートを考える、
その順番がカギ!
「僕に似合うのは、シンプルな中に、少しひねりを加えたコーデ。その"ひねった"ところを軸に、ほかのアイテムを決めるのが必勝法。厚底シューズで加えたひねりを強調するべく服はネイビーに」(遠田さん)。このテクなら盛りすぎも回避。
トゥモローランド プレス
井上直哉さん
OUTER:STUDIO NICHOLSON
PANTS:seya.
A.一にも二にも、
パンツのシルエットを重視
「下半身にメリハリがあると、どんなトップスも自分に似合わせられる。僕は細身なので、パンツがコンパクトならトップスをタックインし、ワイドなら裾にワンクッションたるみを」(井上さん)。流行のビッグジャケットを、ルーズなパンツで洒脱に。
学生
發田虎太郎さん
SCARF:manipuri
OUTER:JOURNAL STANDAR relume
A.雰囲気に合わせた小物を足し算!
「視線が集まる顔まわりを工夫すると、着こなし全体がもっと"似合う"ように。中性的な顔立ちに合わせてレディースのスカーフを足すことで、古着のジャケットを自分らしく」(發田さん)。鮮やかなブルーの足し算が、ワークジャケットを洗練させた。
Banny スタッフ
半田優亜さん
OUTER:OUR LEGACY
PANTS:LEVI’S®
A.ミディアム丈のミリタリーコート
「小柄なのでショート丈のアウターばかり着ていたんですけど、このコートにひと目ぼれ。バランスをよく見せるために、インにショート丈のジャケットを仕込んで、腰位置を高く」(半田さん)。ミディアム×ショートでつくるレイヤードが斬新だ
レショップ渋谷店 スタッフ
石黒晴輝さん
OUTER:SUN/kakke × L’ECHOPPE
PANTS:USED
A.本格的な新品ジャケット
「僕は古着など味のある服が似合う。新品のジャケットに憧れはあっても、きれいすぎると避けてた。衝動買いしたこれは手持ち服ともなぜか好相性で。その理由を考えたら、ヴィンテージをベースにデザインされた1着だったんです」(石黒さん)。苦手意識のある服こそ、バックボーンにこだわって選ぶのが成功の近道。
ビームス プレス
田中 遥さん
SHIRT:Goodfight
SHOES:NICKS BOOTS
A.武骨に見えるワークブーツ
「アメカジが苦手なのに、惹かれてしまったのがこのワークブーツ。ツヤのあるシャツを合わせて、自分の得意なモードスタイルに溶け込ませました」(田中さん)。よく見ると、少しだけのぞかせたワークベストがブーツとシャツをつなぐ、名脇役に。
ビームス プレス
田中 遥さん
SETUP:TA CA Si
CAP:LES CINQ LETTRES
A.首から上を、どう演出するか
「ヒゲを生やしたり、メガネをかけたり…実は首から上の演出が、一番の"似合う"への近道だと思っていて。このリネンのセットアップが"狙いすぎ"に見えない理由も、白キャップで顔まわりにいなたさを加えているからなんですよ」(田中さん)。
タッセル調のベルトでとことんゆるく味つけ。
Photos:Takahiro Idenoshita Text:Kanta Hisajima Cooperation:BACKGROUNDS FACTORY
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