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1|スタンスミスの歴史
きれいめ「白スニーカー」の代表。「世界で一番売れたスニーカー」としても有名!
アディダスを象徴するスリーストライプスをパーフォレーション(通気孔)で表現したスタンスミスは、1970年代にテニスシューズとして登場。その名の通り、当時のスター選手、スタンレー・ロジャー・スミスのシグニチャーモデルとして発売された。スタン・スミスは1946年にアメリカ、カリフォルニア州で生まれ1960年代後半から1970年代前半にかけて大活躍。1971年には全米オープン、1972年には全英オープンでも優勝している。プロテニス選手として通算100勝を記録するアメリカの国民的英雄だ。
実はスタンスミスは1964年に登場したハイレットというモデルが原型になっている。当時アディダスと契約を結んでいたフランス人テニス選手、ロバート・ハイレットのためにつくられた。このテニスシューズ、ハイレットを若きスタン・スミスが愛用して活躍。ハイレットの引退もあり、アディダスは同モデルをスタンスミスと改名した。
レザー製テニスシューズの走りにして、シンプルかつ上品なデザインは当時画期的だった。またタン部分のスタン・スミスの肖像画とヒールにあしらわれるグリーンの配色もクリーンで、ライフスタイルシューズとしてもブレイク。1991年には「世界で一番売れたスニーカー」としてギネス認定され、アディダスを代表する定番に。
2012年からスタンスミスの発売は一時中止されたが、2014年に再発売され大ヒット。セレブがスーツに合わせたことから、スーツにマッチするスニーカーとしても定着。ファッションシーンに返り咲く。そんなアイコンスニーカーであるスタンスミスが誕生から半世紀を経て、サステナブルに生まれ変わった。時代を象徴するスニーカーとして、これは大きなニュースになっている。
2|最新スタンスミスをチェック!
■2023年の秋冬新作は?
2023年秋冬に新登場する4アイテムの魅力を徹底解説。スタンスミスを知り尽くしたアディダス スタッフによる、推しコメントにも注目だ!
STAN SMITH(ID2031)
上質なレザーとビンテージにインスパイアされた「ガムアウトソール」を採用。新色のブロンズはまさに今の季節にぴったり。テリーライニングをあしらった履き口も秋冬らしい配色だ。ボリュームのあるコートと合わせてみたい。
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
白ボディにガムソールでアイコニックなモデルがマイナーチェンジ。テリーライニングをあしらっているのもスポーツブランドならでは小技が効いています。ヒールのブラウンをアクセントに、ネイビーやベージュとのスタイリングを楽しみたいデザイン。
STAN SMITH CS(IF9934)
裏返しにしたようなルックスが特徴的な「スタンスミス CS」。新色にブラックが登場。従来の艶のあるレザーアッパーがスエードに、カップソールがラバーのフォクシングテープにチェンジ。オールブラックに白のステッチが映えており、秋冬のダークトーンコーデとも好相性な一足だ。
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
2023年に登場したSTAN SMITH CSは、タフなデザインが特徴。
この秋冬の新色として、ブラックのアウトソールが仲間入りしました。オールブラックのコーディネートで履きこなしたい!
STAN SMITH(IF8048)
こっくりとしたブラウンが目を惹く一足。オリジナルモデルのデザインにモダンなひねりを加え、いつもはスタンの定位置となっているシュータンには、アディダス オリジナルスのシンボルでもある「ミニトレフォイル」が。 パーフォレーションのスリーストライプスと上質なスエードアッパーが、スポーティかつ洗練された印象を与えてくれる。
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
スエードアッパーが秋らしいスニーカーです。このシューズには、あえて淡いカラーのスタリングがおすすめ。このモデルは、ヒールもシューレースも同色で統一しているので、スタンスミスをローファーのように見せる履きこなしも楽しめます。
STAN SMITH CREPE MID(IE4275)
クレープソールでアップデートされたアイコニックモデルに、英国のサッカースタジアムから着想を得て、ミッドカットのシルエットに生まれ変わった新モデルが登場。折り返しの履き口に配したカラーディテールなど遊び心は満載。シンプルなコーディネートにぴったりな一足だ。
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
デザートブーツのようなスタンスミスが登場。大胆にクレープソールを採用し、アップデートを加えたモデル。秋冬コーディネートには、着回し抜群のシンプルなデザイン。シュータンには、スタン・スミス氏の肖像のかわりにサインがあしらわれているのもさりげないポイントです。スタンスミス好きならアーカイブに加えたい1足。
■2023年の春夏新作は?
ここでは2023年春に新登場する3アイテムの魅力を徹底解説。スタンスミスのプロによる、推しコメントにも注目だ!
STAN SMITH LUX
スタンスミスをラグジュアリーにアップデートした新モデル。パンチングのスリーストライプスと、アイコニックでクリーンなシルエットはそのままに、しっとりとソフトなライニングで、シュータンのロゴには高級感のあるマットメタリックを採用。ヒールタブにはシューズ全体とのコントラストが印象的なカラーリングが施されている。
●公式サイトでチェック!
プロの推しポイント
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武石さん
この23年春夏に登場したSTAN SMITH LUXは、アディダスを代表するモデル、スタンスミスの最高峰。クラシックなスニーカーは、やっぱりよい!と思っていただけること間違いなしです。渋めなカラーリングもこのモデルならでは。
STAN SMITH RECON
コンテンポラリーかつミニマルな「スタンスミス リコン」は、上質なアッパーと、ボリューム感のある天然ラバーミッドソール、無駄を削ぎ落したミニマルなブランドロゴとの絶妙なコンビネーションでスタイリッシュなルックスに仕上げた一足。グレーのボディに、ホワイトのヒールパッチが映えるカラーリングが特徴だ。
●公式サイトでチェック!
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
スタンスミスの中でもより洗練されたモデル。スラックスやドレスパンツとのスタイリングがオススメです。裾から、カラーや柄ソックスをのぞかせて、足元のオシャレを楽しんでいただきたい1足です。
STAN SMITH(アースデイモデル)
アースデイを記念したモデル。ヘンプアッパーにオーガニックコットンのシューレースと天然ラバーアウトソールを合わせた作り。ヒールタブにあしらったカラフルなかぎ針編みのディテールが、アクセントに最適だ。限りある資源を有効活用し、プラスチック廃棄物をなくすための活動の一環として、本プロダクトは天然素材と再生可能素材を用いて製造している。
プロの推しポイント
adidas
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武石さん
ヘンプのアッパーがスタンスミスには珍しい。デザインを加えたスニーカーも、スタンスミスならシンプルなので挑戦しやすいです。ヒールのかぎ針編みのモチーフを見せて、夏らしくショーツで合わせるスタイリングがオススメです。
問い合わせ先
アディダスお客様窓口
0570-033-033
https://shop.adidas.jp/originals/
■2022年の最新スタンスミス
スタンスミスやスーパースターなど「アディダス オリジナルス」の定番モデルを転写したユニークなスリッポンスニーカー「パフィレッタ」が登場。保温性に優れたモコモコなルックスは意外性抜群で差をつけられること間違いなしだ。
ビューティ&ユースの別注スタンスミスが登場。クリーンで品のある大人なオフホワイトをメインカラーに採用し、ヒールパッチは柔らかい印象のクリアブラウンであしらった、 ニュアンスカラーの別注モデルだ。ロゴプリントのシルバーが程よいアクセントを効かせている。
トゥモローランドとの別注モデルは、最小限のアレンジで最大限のエレガンスを引き出す。シンプルゆえ合わせる服も選ばないため、ヘビロテする1足になるはずだ!
3|みんなのアディダスコーディネート
工藤快音さん/高校生
チェックの開襟シャツとリーバイス®のデニムのカジュアルな組み合わせに、ネイビーのスタンスミスでシックな印象をプラス。キャップのブラウンとスニーカーのネイビー、両方のカラーをシャツで拾うことでまとまりのあるスタイルに。「スタンスミスはみんな持っている定番のアイテムだけど、ネイビーのカラーは珍しいので人と被らないのが嬉しいです。今日のようなスタイルに白スニーカーやサンダルを合わせるとカジュアルになりすぎてしまうけど、このスタンスミスはネイビーのレザーの質感とゴールドのロゴで大人っぽい雰囲気に格上げしてくれます」。
高橋 璃央/メンズノンノモデル
スタンスミスを大胆なカラーパレットで再解釈した「StanSmith CS」のブルーをチョイス。ボトムスを同系色のジーンズで馴染ませるとともに、カジュアルになりすぎないようブラックシャツでまとめた。
松原将平さん/エディフィス スタッフ
「Stan Smith for EDIFICE」は、リアルレザーならではのツヤ感があり、スニーカーでありながらラグジュアリーな仕上がり。夏らしいサックスブルーのニットトップスに、深みのあるグリーンのパンツを合わせた。「最近、色物や柄物が着たい気分だったのですが、そんな主張のあるアイテムでもバランをよくまとめてくれる一足です」。
工藤快音さん/学生
97年製のネイビーのスタンスミスは、デッドストックとなっている希少なモデル。高級感のあるネイビーレザーに、ゴールドで施されたロゴがアクセントになっている。チェックの開襟シャツとリーバイス®のデニムのカジュアルな組み合わせに、ネイビーのスタンスミスでシックな印象をプラス。キャップのブラウンとスニーカーのネイビー、両方のカラーをシャツで拾うことでまとまりのあるスタイルに。
松尾教平さん/シップス プレス
プレミアムレザーで作られたアッパーと、ボリュームのあるアウトソールが目を引くスタンスミス リーコン。古き良き面影は残しながらも、コンテンポラリーなムードを追求している。「スニーカーがキレイめなので、ボトムにはあえて太めの軍パンを合わせ、トップスもルーズなシルエットにしてカジュアルに振り切りました。それでもしっくりと馴染んでくるところに、使い勝手の良さを感じます」。
田中 遥さん/PR
「革靴派でスニーカーには縁がないのですが、今回のアディダス オリジナルス フォー ビームスは自分にぴったりでした! スタンスミスはジャケットスタイルにも合わせやすいと先輩からきいていましたが、実際合わせてみたらその通りで。僕もビームスプラスのジャケットとのコーディネートを楽しんでいます。きょうはニードルズのオリーブのワイドパンツを選んでセットアップ風にして、ホワイトがポイントとしてきいてくるコーディネートに」
※価格は全て税別です。
Photos:Megumi Tomita Yuichi Sugita(2023newmodel)Stylist:Yuta Fukazawa(2023newmodel) Composition&Text:Hisami Kotakemori Risa Kawamoto(2023newmodel)
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