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人気連載の第2回
あのブランドの新定番を着て、いつまでも色あせないタイムレスな場所を氷魚が訪れる。そんな知的ファッション探訪の第2回は、幼い頃から本人がなじみのあるという横浜の元町・山手エリア!
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ホテルニューグランド
今回、氷魚が思い出の地として訪れたのは、横浜で開業94年目となるホテルニューグランド。
「祖父の家が横浜にあったので、子どもの頃、元町あたりに車でよく連れてきてもらっていたんですよ。ニューグランドには、宿泊していた叔父に家族で会いに来た記憶があって、幼いながらにこのエントランスと階段の迫力に驚いたのを覚えています」。
クラシックな内装にパッと映えるザ・ノース・フェイスのライモジャケットは、ダウンではなく化繊の中綿を採用。軽量でも保温性は抜群で、洗濯しやすいイージーケアな点もうれしい。サステイナブル時代の今にぴったりな、まさに真冬の新定番アウターだ。
ジャケット(ザ・ノース・フェイス)¥38,000/ザ・ノース・フェイス マウンテン スウェット(オールド ソルジャー)¥15,000/メイデン・カンパニー カットソー¥10,000/ネオンサイン パンツ(マーカ)¥32,000/パーキング マフラー(ジョンストンズ オブ エルガン)¥62,000/ブリティッシュメイド 銀座店 靴¥84,000/パラブーツ青山店
ホテルニューグランドは、本館のロビーに加え、そこに置かれている家具も創業時からほぼその姿を変えていないという。そして、歴史があるのは建物だけでなく、実はナポリタンの発祥の地としても有名。終戦直後、アメリカ軍によりホテルが接収されていた頃、米兵が食べていたケチャップパスタをヒントに考案されたメニューだといわれている。
「ケチャップを使わず、トマトソースをベースにしているので、見た目よりあっさりとしていて、ちょっと大人な味」。
スパゲッティ ナポリタン(¥1,800)はホテル内「コーヒーハウス ザ・カフェ」の大人気メニューだ。
●ホテルニューグランド
神奈川県横浜市中区山下町10 ☎︎045(681)1841
ベーリック・ホール
ホテルニューグランドからほど近く、洋館が並び異国情緒あふれる山手エリアも氷魚の思い出のスポット。
「このベーリック・ホール、僕が子どもの頃はインターナショナルスクールの寄宿舎で、確か周りが壁に囲まれていたような…。外を歩きながら『何やらこの中にすてきな建物があるぞ』と気になっていたんです」。
スパニッシュスタイルの外壁に、玄関や窓のアイアンワークがクラシックかつ華やか。現在は一般公開され、西洋館ウエディングも人気だ。
「自分にとっての理想の建築。こんな家にいつか住みたい!」。
●ベーリック・ホール
神奈川県横浜市中区山手町72 ☎︎045(663)5685
懐かしい街での柔らかい表情を動画で
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Photos:Tohru Yuasa Stylist:Takanori Akiyama Hair:Taro Yoshida Title Logos:Moeko
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