▼ WPの本文 ▼
新しい生活様式の中でこそ、“推せる”ものがあると毎日がぐっと楽しく。リアルに“推し”中な男子たちに、それぞれの推しとその魅力を語ってもらった。今回は、「ラジオ・落語・ニッチ芸人推し編」をお届け!
好きを叫ぶエネルギーは無限大!
俺たちの“推し活”ファイル
OSHI FILE
ラジオ 推し
出演者のリアルを垣間見る、いつでも聴けるお手軽メディア
語ってくれたのは
高山 諒さん
フリーのエディター。週3で『オードリーのオールナイトニッポン』を聴く生粋のリトルトゥース。
佐々木壮太さん
会社員。クラブDJの一面もあり、ラジオでも音楽をDigる。KODの公開収録の出席率も高め。
タイムフリーが最強なラジコ!
リアルタイムから過去1週間の放送まで。ラジコをスマホにインストールすればいつでもラジオが聴ける。
オードリー
ほぼフリートークの
春日と若林の部屋
♥推しドコロ
「『オードリーのオールナイトニッポン』は、2時間丸々がほぼフリートーク。だから春日が若林からマジの説教を食らったり…神回がたくさんあるんです(笑)」(高山さん)
山下達郎さん
28年続く、日曜の定番
♥推しドコロ
「日本音楽界のレジェンドが選ぶ音楽を毎週聴ける『サンデー・ソングブック』。番組へのお便りもハガキオンリーでとことん硬派」(佐々木さん)
音だけの情報の中に、
その人“らしさ”が全開!
高山 動画メディアよりも、出演者の素がわかるのがラジオの面白いところ!
佐々木 たしかに。山下達郎さんの番組は、かける音楽が全部自前のレコードだし、収録環境にもこだわっているのが音から伝わってきて。達郎“らしさ”が番組に反映されているんですよ。
高山 その“らしさ”が心地いいよね。音だけだからラフに楽しめるし。『オードリーのオールナイトニッポン』を聴くときは、春日と若林の部屋におじゃましている感覚なのよ。会ったことのない二人だけど、もうずいぶん仲よくなっている気分で(笑)。
これもいいよ
MURO presents KING OF DIGGIN’
「クラブカルチャーに触れる機会が少なくなったいまこそ、ラジオでDJプレイを堪能。ここでしか聴けないMUROさんのミックスがたくさん!」(佐々木さん)
OSHI FILE
落語 推し
身ひとつで展開される映画のような群像劇
語ってくれたのは
田中 陸さん
役者・モデル。加瀬亮似。最近はロケや撮影の待ち時間、湯船につかっている時間に、配信で志らく師匠の落語を楽しむ。
立川志らくさん
師匠の落語、配信で観られます
♥推しドコロ
ワタナベエンターテインメントの公式YouTubeチャンネルには、志らく師匠の落語が多数。実際に落語を観に行く前に、スマホでお試しするのも手。
浅草演芸ホール
チケットは意外とリーズナブル
♥推しドコロ
老若男女問わず人が集まる浅草演芸ホールは、落語が初めての人にもぴったり。場所柄に合わせて、着物で行ってみるのも粋。
新宿 末廣亭
深夜寄席の若手も要チェック!
♥推しドコロ
1897年創業の由緒ある寄席。大火に見舞われながらも再建や改修を重ね、新宿で愛され続ける文化の砦(とりで)。
演者はひとりでも、臨場感はマックス
「ふらっと行った浅草で、演芸ホールを見つけて、なんとなく入ってみたんです。緊張していたけど、前座の落語家さんのつかみで場内の雰囲気になじめました。
身ぶり手ぶりを交えて、声色を変えて、ひとりで何役も演じながら物語が展開されて。もう前座から楽しかったんですけど、真打ちが登場すると空気がさらに変わるんですよ。オチで聞こえる笑い声の厚さがすごくて、すっかりハマっていました(笑)。
通い始めたばかりで推しの落語家さんは探し中ですが、落語を観に行くのが休日の過ごし方のひとつになりました」(田中さん)
DIGり方 HOW TO
まずは行ってみるが吉
田中さんのようにふらっと寄席に行ってみるのがベスト。面白かった落語家さんがいれば、ネットで情報を集めるべし。YouTubeの公式チャンネルも活用しよう。
OSHI FILE
ニッチ芸人 推し
帯番組を持っていなくても、フォロワーが100万人いなくても、面白い芸人さんはたくさんいる!
語ってくれたのは
編集N
編集者。武将様が出演する可能性があるので、AmazonPrimeにて大阪チャンネルに課金。京都でリアル岩部を見るのが現在の夢。
ライターK
ライター。メンズノンノでは編集を見習い中。宮戸フィルムに影響を受けて、今年は5年ぶりにシュプリームを購入したそう。
宮戸フィルムさん
シュプ好きなら共感間違いなし
♥推しドコロ
「ファッション好きなら絶対に響く、シュプリームにまつわるネタは爆笑必至。インスタ@miyatofilmのフォロワーも、間もなく1万人の大台に」(ライターK)
岩部 彰さん
愛すべき武将様を絶賛布教中
♥推しドコロ
「手作り感満載の衣装をまとった、勢いがありすぎる謎のキャラ。どういうメカニズムの笑いかわからないまま、武将様にハマっていく」(編集N)
“攻め”の姿勢に笑顔をもらえる
N これまで特定の芸人さんを推す経験はなかったんだけど、最近はミサイルマンの岩部さん演じる武将様を布教中。『いろはに千鳥』のDVD BOXの購入者特典に、武将様とオンラインでしゃべる権利がついていたからもちろん購入。ファンが東京にもいるぞって伝えられて、満足(笑)。
K がっつり推し活ですね(笑)。僕はシュプリームの店員モノマネで話題になったおミュータンツの宮戸フィルムさんを応援していて。インスタの投稿をシェアしたり、YouTubeチャンネルの広告を飛ばさずに見たり、地味な布教活動を継続中です。
Illustrations:Shigeo Okada Text:Kanta Hisajima
▲ WPの本文 ▲