▼ WPの本文 ▼
クリスマスって一年の中でスペシャルな日だけど、いまは日常の延長にあるような気持ちや場所を大事にしたい。ゆったりした二人だけの時間を求めて、車に乗っていつもよりちょっとだけ遠出をしてみる。
窓を開けて好きな音楽をかけたら、
二人だけの時間が走りだす。
昼すぎから彼女を誘ってドライブへ。途中、おやつを買ってコンビニを出ると、「早く行こうよ〜」って声が遠くから聞こえた。「いままで両親が運転する車の助手席しか乗ったことないから、ドライブデートは憧れちゃう。お互いに好きな曲でつくったプレイリストをかけて盛り上がったり…楽しそう〜! 高速を走るときは、くるりさんの『ハイウェイ』をかけると決めてます(笑)。目的地は落ち着ける場所がいいな。例えば、見晴らしのいい小さな丘に行って、ゆっくりお話ししたい」。
ドレス(ガニー)¥27,000/アダム エ ロペ
二人並んで歩くだけで、
よく見ていた場所が
なんだか特別に感じる。
僕たちが出会った頃、仲がいいクラスメートのみんなと歩いた道へ立ち寄ってみる。「よくあの店に行ったね」「あいつ、元気かな」なんて思い出話をしながらはしゃいじゃって、今日という日を幸せに感じて。「特別な日だからこそ、日々感じている何げない時間を過ごすことが幸せだと思う。散歩が好きなのでブラブラ歩いて、なじみの食堂にふらっと入るのも楽しい! 好きな人が好きな場所に連れていってくれるだけで盛り上がります」。
コート¥90,000/アストラット 新宿店 サロペット(オニール オブ ダブリン)¥28,000・バッグ(スーザンファング)¥63,000/エイチ ビューティ&ユース ニット¥12,000/スピック&スパン ルミネ有楽町店
ピリッとしびれる辛さ。
これは一緒に食べてないと
わからないね。
そのまま歩いて好きな中華料理屋さんに入る。「豆腐がぐちゃっとつぶれてる麻婆豆腐って珍しいけど、これが四川スタイルなんだよ」って店主の受け売りを伝えると、うれしそうにレンゲを口に運ぶ。「夜景の見える高級なレストランもすてきだけど、私にはまだ早いかな。きっと緊張しちゃって何も覚えてないかも…(笑)。町の中華屋さんでいろいろ頼んで、分け合って食べることが楽しいと思う! 毎年クリスマスは家族ですき焼きを食べます。姉妹で両親にプレゼントを買ったり、姉妹で贈り合ったりして、和やかに過ごすのが好き」。
ドレス(ヤンヤン)¥52,000/エイチ ビューティ&ユース
峨嵋山
四谷三丁目駅の近くにある四川料理店。オーダーしたのは辛さが選べる麻婆豆腐(¥1,700/税込み)と、やわらかい歯ごたえのよだれ鶏(¥2,100/税込み)。後から来る適度な刺激がやみつき! TEL:03-3359-2669
思ったとおり、色鮮やかな花束から
かわいい笑顔が咲いた。
いつもと変わらない時間を楽しんだ最後に、花束のサプライズ。美しい花にも負けないその笑顔が、僕へのなによりもの贈り物なんだ。「これはうれしすぎます! 渡す相手のことをイメージしながらお花を選んでくれたのかなって、背景を感じられるプレゼントは感動します。部屋に飾ったら雰囲気が明るくなるし、花を見るたびに特別な日を思い出せますね」。
ドレス(ガニー)¥27,000/アダム エ ロペ
edenworks bedroom
フラワークリエイター・篠崎恵美が手がけるショップ。季節に合った美しい花でアレンジしてくれる。ウェブショップで注文をして店頭で受け取ることもできる。4,500円からオーダー可能。 https://edenworks.jp/edenworks-bedroom/
笑顔がいっぱいの
メイキングムービーを特別公開!
DRAMA
『オー!マイ・ボス!恋は別冊で』
安定志向の鈴木奈未(上白石萌音)は、ひょんなことからファッション雑誌編集部に採用され、超ドSな鬼上司や偶然出会った子犬系御曹司に振り回されながら奮闘する。2021年1月より、TBS系・火曜22時~スタート。
「奈未はとにかく安定第一で、平凡に暮らしていければいいと割り切っている女の子。何事も怒られない程度に頑張ろうかなと思うくらい(笑)。でもそれが人間らしいし、現実味があって好きです。普通の子がファッションという特殊な世界に飛び込んだ姿が、逆に新鮮に見えたり心地よく感じたり、彼女らしい魅力を探せたらいいなと思っています」
上白石萌音
1998年1月27日生まれ、鹿児島県出身。2011年に女優デビュー。近年の代表作は、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』など。16年より歌手としても活動し、オリジナルフルアルバム『note』をリリース。
Photos:Bungo Tsuchiya[TRON] Hair & Make-up:Yuko Chiba Stylist:Lisa Sato[BE NATURAL] Interview & Text:Hisamoto Chikaraishi
▲ WPの本文 ▲