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メンズノンノでの5年間と、
これからの宮沢氷魚のこと
宮沢氷魚のスペシャルインタビュー。オーディション連敗の末に掴んだメンズノンノモデル。専属モデルとして過ごした5年間や、初めての表紙撮影について語った前編からの続き―――。
けれどそうはいっても、僕が本格的にプロとしての自覚を持つようになったのはここ2、3年なんです。モデルになった頃は大学生で、「これでお金をもらってるし頑張ろう」とは思っていましたが、今持ってる気持ちと当時抱いてた気持ちは違って、なんというか、そのときはすべてをかけていなかったなと思います。今やっと人にどう見られているかや、どう見せたいかということまで考えるようになって。それで自分でも気づくくらい顔つきが変わったなと感じるんです。テクニック的なことより、マインドが一番変わったんじゃないですかね。
悩んだ時期を、プロフェッショナルな先輩モデルたちが打破してくれた
そのきっかけになったのは先輩モデルとの撮影です。一時期、モチベーションが下がって悩んだことがあります。モデルとして経験を積むにつれ、よくも悪くも求められているものがわかってきちゃって、これをすればOKが出るだろうな、という姿勢になってしまう自分に悩みました。誌面を見ても、得意な角度やポージング、見せ方に偏りがあるなと。後輩も増えて、無意識にソツなくこなす癖がついていたんですかね。でもそれを打破してくれたのが、久々に隣に並んだ栁(俊太郎)君、髙橋(義明)君、成田(凌)君の姿です。やっぱりこの人たちすごいなって思ったんですよ。全然マンネリになんかならないし、本当にカッコよくて改めて圧倒されました。ずっと背中を追ってきた先輩なのに、何年いてもまだ学ぶことがあるんだっていう感動があって…そのとき確実に持ち直した感じはあります。それが他の仕事にもいい影響を及ぼすし、メンズノンノモデルで本当によかったと思いました。
表紙の撮影を終えた今、不思議なんですが達成感以上に、また頑張ろう、もっとメンズノンノを盛り上げたいと新たな気持ちになっています。新型コロナの影響などもあり、できないことが増えましたが、無理はせず、前向きに何かを表現し続ける人でいたいですね。
前編はこちら!
▶宮沢氷魚の魅力のすべて!⑩スペシャルインタビュー(前編)
トップス¥89,000・パンツ¥26,000/アクネ ストゥディオズ アオヤマ 中に着たカットソー(サバイ)¥13,000/HEMT PR
Photos:Saki Omi[io] Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Hio Miyazawa
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