▼ WPの本文 ▼
知らないと恥をかく! 就職活動の常識ガイドは面接のマナーに続き“スーツの身だしなみ”をQ&A形式で伝授。キャリアコンサルタントとスーツブランドのアドバイザーに聞きました。
1. 着席するときボタンはどうする?
2. コートを脱ぐタイミングは?
3. シャツの下にインナーはアリ?
4. 学校の入学式スーツでもOK?
5. 就活で避けるべきメガネは?
6. 持ち歩くべき必需品は?
7. 傘にも気をつかったほうがいい?
「就活では着席時もボタンを外さないことを推奨します。ボタンを外していると面接官に好ましく思われない可能性があります。本来のマナーではスーツにシワが寄らないよう、ボタンは全て外します」
「訪問先の入り口前で脱ぐのがマナー。コートに付着しているホコリが落ちないように裏返しに畳んで持つことが良しとされています。帰る際にも社屋を出てからコートを着るようにしましょう」
「正式なマナーではシャツの下にインナーを着ませんが湿気の多い日本では夏は特に汗をかきやすく、インナーは必須。透けて見えにくい白色で吸水速乾に優れたものがおすすめ」
「黒やグレー、紺の無地であれば問題ありません。ただし、ストライプやチェックなどの柄が入っているスーツは避けるのが無難。体型の変化で適正サイズが変わっている場合もあるので注意を」
「ファッション性の強いメガネは避けたいところ。素材や形で個性が出せるので、例えばメタルフレームのスクエア型でかっちり感、セルフレームのボストンタイプで柔和な雰囲気を演出するのも手です」
スクエアタイプ
天地幅が狭めで直線的な長方形のフォルムが特徴。メタルフレームのかっちりした誠実な雰囲気と相まって顔の印象をシャープに引き締めてくれる。
ボストンタイプ
逆三角形の丸みのある形状が優しげな雰囲気を醸し出し、モダンな表情も備えている。存在感があるため、できるだけ暗い色合いのフレームを選ぼう。
「一日中歩き回ると靴は汚れるので、大事な場面の前にサッと拭ける靴みがきシートが必携。携帯タイプのエチケットブラシとシワとりスプレーも便利です。急な雨風で乱れたヘアスタイルを整える整髪剤や、携帯用の靴べらもあると安心」
ミラーエチケットブラシ¥250/東急ハンズ渋谷店 靴みがきシート¥300/無印良品 靴べら¥2,000/コロンブス シワとりスプレー¥1,300/ザ・ランドレス ワックス(ギャツビー)¥800/マンダム
「軽量でかさばらない折りたたみタイプがおすすめ。長傘は置き場所に困る場合があるので、バッグに入る長さがいいでしょう。ワンタッチオープンや超撥水素材などの高機能だとさらにスマート」
監修/美土路雅子(キャリアコンサルタント)
池 大輔(AOKIファッションアドバイザー)
Photos:Takeshi Wakabayashi Hair&Make-up:Ryohei Katsuma[masculin] Stylist:Akihiro Shikata Models:Shuzaburo Hara Shota Takami Text:Masato Nachi
▲ WPの本文 ▲