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おしゃれ賢者たちも愛用している「安いモノ」を連載でお届け! 第7回はさまざまなメディアでファッション撮影を担当、私服にもセンスが光るフォトグラファーの松林寛太さん。
松林寛太さん(フォトグラファー)
ニューバランスのMR530 SG ¥9,000
アメリカのホームセンターで売っていそうで、おしゃれに興味のない若者が買いそうな野暮ったいデザインが逆にかわいいと思って。ニューバランス公式オンラインストアで買いました。リーバイスのデニムパンツと合わせて「小ダサさを楽しむ」のも好きですが、きょうはユナイテッドアローズ&サンズ by ダイスケオバナのセンタークリース入りワイドパンツできれいめにコーディネート。チェックシャツはノーティカの古着パジャマのトップスをビッグシルエットの開襟シャツとして。中目黒のショップ、サンデイズベストのキャップでスケーター風のテイストを添えています。スニーカーと同系の配色でミニマムにまとめるのが高見えのポイントです。
2000年代に登場したフィトネスランニングシューズをベースにしたデザイン。スポーティで、いわゆる廉価版のライフスタイルシューズとは違う雰囲気があります。価格は安いけれどもニューバランスの990に負けない履き心地で、朝から晩まで一日中撮影という日には自然と選んでいます。買ってすぐは「ただのダサい靴なのかも…?」と不安になることもありましたが、スニーカー好きのスタイリストさんが「買おうと思っている」と話してたり、MNFCの方もインスタで紹介したりしていたので、自分のチョイスに自信が持てました! 今は値段に関係なくお気に入りの一足として一軍入りしています。
Text:Hisami Kotakemori
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