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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……大切にしている相棒にまつわるストーリーを深掘りし、東京のリアルな乗り物ライフに迫る! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
児林幸輔さん
MAZDA VS NB8C ROADSTER(1999)
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人生初の愛車は、父がかつて
乗っていたオープンカー!
僕が生まれるずっと前から、父は三菱のパジェロ、トヨタのセリカ、日産のスカイラインGT-R、マツダのロードスターなど、色々なクルマを乗り継いでいました。全部を直接見たわけじゃないけど、当時の父の写真には必ずクルマがあり、その中で一番かっこよく見えたのが、僕が今乗っているのと同じロードスターだったんです。そういう憧れが自分の中にあったから、初めて買う車種はロードスターと決めていました。とはいえロードスターの中にもNA、NB、NC、NDと様々な種類があり、そこからグレードの選択もあって…現在の愛車と出会うまでには1年ほどかかりましたね
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「ポータルサイトやクルマ屋さんのネットワークを頼りに、最終的に僕が選んだロードスターは初代の後継モデルとなるNBシリーズ。余計なカスタムがされていないフルノーマル、走行距離の短さを条件に車体を探していたので、程度がいいものを見つけるまでには苦労しました。オープンカーというだけあり、走ることが好きな人に選ばれるクルマなので、市場には愛情を注がれすぎたものがとにかく多いんですよ(笑)」(児林さん)
幌を閉じても惚れ惚れ。
ミニマルなエクステリア!
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「手動で開け閉めする幌は、ボディと馴染みよいライトブラウン。深みのあるグリーンの車体とのコントラストも美しいんですよね。それに機械式でないからこそ、幌に無駄な厚みがなく、閉じたときもミニマルでかわいげのある見た目に。雨の日や寒い季節でもちゃんと気持ちを上げてくれます」(児林さん)
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VSグレードならではの
インテリアもお気に入り
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「このNBは、シリーズの上位グレートとして設計されたVS仕様。ステアリングやセンターレバーにウッドを採用していたり、シートがレザーになっていたり、標準モデルと比べて内装が贅沢な作りになっているんです。こういうベージュを基調としたモダンな感じが、走り屋ではない僕にはちょうどいいんですよね」(児林さん)
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後編に続く。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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