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熱中症や夏バテのトリガーにもなる睡眠不足が引き起こすリスクを解説。自分は寝つきがいいのか、悪いのか? 不眠を回避するために、まずは自分の「寝つき悪い度」を確かめよう!
<教えてくれたのは>
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー
三橋美穂さん
これまでに1万人以上の眠りの悩みを解決。特に枕については頭を触っただけで、その人に合うものがわかるほど精通。睡眠を多角的にとらえた実践的なアドバイスと、手軽にできる快眠メソッドがテレビや雑誌などで支持を集め、睡眠のスペシャリストとして活躍中。著書に『眠トレ! ぐっすり眠ってすっきり目覚める66の新習慣』(三笠書房)ほか多数。www.sleepeace.com/
睡眠不足が引き起こす
リスクはこんなにある!
集中⼒の低下、やる気がなくなる、イライラする、⾃⼰肯定感が下がる、太りやすい、病気になりやすい(⾼⾎圧・糖尿病・うつ・がん・脳卒中など)、ミスをしやすい、ネガティブになる、肌が荒れる、夏バテ・秋バテの原因になる。
これからの季節に不眠になると…
熱中症になりやすい!
夏バテしやすい!
ムシムシとした日本の夏は、暑さで体力が異常に消耗してしまうので、日頃のセルフケアが重要。睡眠不足が続くと体力が低下してしまい、熱中症や夏バテになりやすいというリスクを抱えてしまう!
いくつ当てはまる?
<<寝つき悪い度チェックシート>>
- □ 朝⾷をとらない
- □ 休⽇に寝だめをする
- □ ⽇中の活動量が少ない
- □ ⼣⽅以降にうたた寝をする
- □ ⼊浴をしない
- □ 就寝直前に熱めのお⾵呂に⼊る
- □ 寝床でスマホを⾒ている
- □ ⼣⾷を遅い時間にとる
- □ ⼣⽅以降にカフェインをとる
- □ 就寝前にタバコを吸う、お酒を飲む
- □ 寝室が汚い
- □ 眠くないのに寝床に⼊る
- □ ⼿⾜の冷えが気になる
実は、このチェックシートにある習慣は、すべて寝つきを悪くしてしまう要因になるもの。当てはまった項目を改善し、寝る前は気持ちを落ち着かせて、呼吸を整えて眠りにつこう。
睡眠の大事な入り口である"寝つき"には、さまざまなことが影響します。生活リズムや日中の活動、食事、就寝前の過ごし方、睡眠環境を見直しましょう。もちろん当てはまったものすべてを一気に改善するのではなく、できることから一歩ずつ改善することで、寝つきのよさも一歩ずつ向上していきます
<簡単にできる⼊眠⽅法!>
「眠れないときに羊の数を数える」という古きよき入眠テクニックの令和版を、三橋さんに教えてもらった。寝つきの悪さに悩む子羊たちよ、ゆっくり眠るための秘策を駆使して、眠りを制するべし!
呼吸はゆっくり。
頭の中でカウントダウン!
呼吸は息を吐くときに筋肉が緩み、心拍数が下がり、リラックスします。 吐く息は、吸う息より2倍ぐらいの長さでゆっくり吐きましょう。数字を100から順にカウントダウンしていく方法もおすすめです。『100…99…98…97…』と、3秒でひとつくらいのペースで数えていき、いくつ数えていたかわからなくなったら100に戻ります
Photos:Kazuki Sakuradani Illustrations:Crystal Composition&Text:Kohji Ogata
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