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僕らのファッションには欠かせないアイテムである“スニーカー”。最新モデルや限定モデル、クラシックなモデルなどたくさん種類はあるけれど、結局履くものはいつも同じだったりする。おしゃれな人がリアルに愛用しているスニーカーはどんなものなのかを探る連載「みんなのマイ・スニーカー」、第15回はMr.Cleanの與儀 哲也さん。
CONVERSE
ALL STAR CANVAS HI
渋谷区富ヶ谷にある古着屋「ミスタークリーン」に務めている與儀さん。リーバイス、チャンピオン、コンバースといった王道のアメカジアイテムが揃う古着屋だ。今回持ってきてくれた3足はすべて90年代のメイド・イン・USAのコンバース。
まずはブランドを代表するスニーカー、コンバース オールスターから。
バスケット専用のシューズとして1917年に誕生。その後バスケットボール選手、チャールズ・H・テイラーに敬意を表して、チャールズの愛称“Chuck Taylor”がアンクルパッチに記されるようになった。このことがオールスターがチャックテイラーと呼ばれる所以でもある。
「アメリカ古着のシューズを初めて買ったのがコンバースだったと思います。18〜19歳くらいから年代ものが好きで履いていたんですけど、コンバースは他のブランドのものに比べると年代がわかりやすい。サイドステッチやヒールパッチの作りとかでっていうディティールの変化を探しやすいのもハマったきっかけのひとつです。ベタですがハイカットはあわせやすいホワイトを履くことが多いです」。
CONVERSE
ALL STAR CANVAS OX
2足目はローカットのコンバース オールスター。
「このオリーブも90年代のコンバース オールスターです。僕、ミリタリーが好きなので、オリーブだったりとかミリタリーカラーのものも集めているんですけど、ホワイトとかと比べると品数が少なくて…」。
「古着屋で働いているということもあり、洋服は古着を着ることが多い。なので基本的にシューズはきれいに履いて清潔感を保ちたい。でもこれだけは例外で、ちょっと色あせた感じがいい」。
ANACONDA SPORTS × CONVERSE
BLACK CANVAS HI
3足目は1902年創業のアメリカのスポーツショップ、アナコンダスポーツが、90年代にコンバースに別注を掛けたモデルだ。
「別注スニーカーというだけあって、ディテールが面白い。通常だと内側にパッチが付いていますが、アナコンダスポーツのは外側に付いています。また70年代のコンバースの名作「COACH」の星型のソールを使っていたりっていうディティールに惹かれて購入しました」。
「オールスターと比べると少し変わったディティールですが、カラーリングが黒とシンプルなので、ちょうどいいアクセントになっています」。
そのスニーカー、
いつもどう合わせてる?
與儀 哲也/Mr.Clean スタッフ
Instagram:@tetsuya_yogi
SHIRT:USED(古着)
T-SHIRT:FRUIT OF THE LOOM(フルーツオブザルーム)
PANTS:USED(古着)
SHOES:CONVERSE(コンバース)
「去年までだったら、夏はTシャツとパンツっていうシンプルな格好が好きだったんですけど、最近は柄シャツがキブン。今日はよくはくアーミーチノのカラーにあわせて、オリーブのコンバースと柄シャツをチョイス。普段からカラーは合わせています」。
Photos:Kanta Matsubayashi Composition&Text:Kazuki Ebina
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