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ダイリクの優等生じゃない感じの薄いブルーデニムが一等賞【おしゃれなあの人の推しデニム語り⑤】

ダイリクの優等生じゃない感じの薄いブルーデニムが一等賞【おしゃれなあの人の推しデニム語り⑤】

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メンズノンノ世代のファッションアイコンから、ファッション業界で活躍する先輩まで、デニムを愛する6人が登場。2022年のイチ押しデニムについて語ってもらった!

ダイリクのウォッシュドブルーストレート

スタイリングもオールブルーが気分。ヴィンテージのスウェットにトラッカーハットやナイキ バンダルで1999~2000年ムードに。

Denim Bottoms
DAIRIKU/washed blue

推しデニム語り
「ダイリクのデニムは2019年春夏の『A Grow Up』のもの。当時、この色が出るのを待ってました。デニムはMY定番なのでいろいろ持っていますが、いちばん好きなのはこのくらい薄い色。ワンウォッシュやリジッドはよそ行き感があるけれど、薄いブルーには優等生じゃないムードがあってそこがいい。Tシャツやフーディーの西海岸っぽいコーデに合うし、今自分的に熱い1999年から2000年頃のストリートスタイルにもバッチリ。ヤンチャにはくのが前提だから、薄い色のデニムはバギーかスキニー、持っているのは極端なシルエットが多い。ただ、このダイリクに関しては腰ばきしたかったので、1サイズ大きいストレートを選びました。レングスが長めに設定されているから裾のたまり具合も絶妙で、スタイルがよく見えるんですよね。ダイリクのデニムは古着へのリスペクトもありつつ現代的にモディファイされていて、しかも岡山で丁寧に作っている。自分のデニムランキングでも上位の存在です」

スタイリスト
渕上カン(ふちがみ・かん)

大阪府出身。2010年に大阪でセレクトショップPAssIMと自身のブランドMISS MUCHをスタート。その後スタイリストに転身し、2016年から東京を拠点に活動。初期からダイリクのルックブックを手がけ、2022年秋冬の東京コレクションのランウェイショーでもスタイリングを担当。




Photo:Kenta Watanabe Composition & Text:Hisami Kotakemori

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