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誌面で活躍するモデルだって、かつてはメンズノンノに憧れるひとりの男の子だった。
本誌に掲載された3人のモデルへのスペシャルインタビューを未公開ショットとともにWEBでも公開! 第2回は、メンズノンノモデルの愛されキャラ中川大輔が登場。
モデルオーディションを受けたきっかけは?
大学のパンフレットでOBの髙橋義明さんが「メンズノンノモデル・二級建築士・アーティスト」と紹介されていて、両立しているのがかっこいいと思ったのが応募のきっかけです。メンズノンノモデルというと、雰囲気のあるカルチャー寄りのかっこよさのイメージでした。でも自分が入って以降、少しずつ時代とともに変わってきた気はします。今はマニッシュだったりファッション寄りなテイストが増えたように感じますね。
オーディションでは、履歴書を何度も書き直して、内容もギリギリまで吟味して考えました。どのくらい丁寧かというと、定規を使って文字を書くぐらい(笑)。ファイナリストに残ってからは、体づくりを意識したり、動きに困ったときのポージングのストックをつくったり。合格したときはうれしさよりも安心感がありました。公開オーディションで友達や周りの人に応援してもらっていて、受からないといけないなと思っていたので。
入ってからはどうですか?
誌面でよく使われるポージングを研究しました。でもバッチリとキメるのは性に合わないと思って、自分に合ったポーズを模索したり。巻頭のファッションテーマや冒頭の連載の撮影に呼ばれると、モデルとして認めてもらえた気がしてうれしいです。逆にちょっと落ち込むのは、現場で服を合わせてみて、「他の子のが似合うか」とコーデを外されちゃうとき。でも、似合わないものは似合わないので、似合う服が誰よりも似合うように突き詰めていければいいと思っています。「中川っぽい」と言ってもらえるようなイメージをつくっていけたらいいかな、って。
入って4年目になりましたね。
4年たって感じるのは、編集部の方に仕事を教えていただいたということ。事務所に所属せずフリーで入った子は、とてもいい環境で仕事というものを教えてもらえると思います。当たり前ですけど「締め切りを守る」とか「現場で重い荷物を持つのを手伝う」とか。いい意味で甘えさせないのがとってもいいなと思います。調子に乗らないというか、謙虚な気持ちを忘れずにやれているな、と。
周囲からはどう見られていると思いますか?
読者の方や後輩モデルからのイメージは「親しみやすい」なのかなぁ。あんまりモデルの中でいないタイプではありますよね。誌面にはかっこよさが必要ですが、WEBは親しみやすさが生きる場だと思うので、自分のそういう面もどんどん打ち出して活躍していきたい。新しいことにチャレンジするのは好きなので、モデルの仕事だけでなく、今もやらせていただいている漫画やYouTubeも盛り上げたい。自分が入った頃に比べると取り巻く状況が変わって、幅広い仕事にチャレンジさせてもらえる環境だと思います。だから、人間的に魅力があっていろんなフィールドで能力を生かせる人が入ってきたら楽しいと思います。
漫画もしゃべりも上手な多才な人?
そんな人が入ってきたら…終わりですよ! こっちは専売でやってるんだから!(笑)
Photos:Masumi Ishida Hair&Make-up:NOBUKIYO Stylist:Masaaki Ida
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