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マイブームだという金魚釣りをしながら撮影。三宅の関西弁が全開なトークも親密さの現れ。
第4回三宅 亮輔
メンズノンノモデルの中でも
評判になっているウェブ連載「中田撮」。
4回目にゲストとして迎えるのは三宅 亮輔!
場所は、三宅が通っているという釣り堀。
友人歴5年になるふたりの
(ときどき)真面目なトークと
フォトセッションをお楽しみください。
「今日は、金魚の話を
しにきたようなもんや」
- 三宅
- とにかくね、金魚にハマってる。これ、家にある水槽の写真。
- 中田
- でかっ! ブラックライトで照らしてたり、かなり本格的だね。ハマったきっかけは何だったの?
- 三宅
- 初めての釣り堀で、たまたますごくいい金魚が釣れてしまって。その日のうちに水槽やら一式を買い揃えたのが始まり。
- 中田
- この金魚はぜんぶ釣ったやつなの?
- 三宅
- すくったりもしてるよ、場所は秘密やねんけど(笑)。ほしい金魚に狙いを定めて1時間くらい格闘すんねん。水槽の端に来たらシャッ! てすくう。その技術も上がってきてる。
- 中田
- 金魚すくいの?(笑)
- 三宅
- まずな、ポイ(網)は最初に水につける。で、すくうときには尻尾がポイの外に出ているようにする。
- 中田
- 尻尾のせいで破れちゃうんだ!
- 三宅
- そや。…なんやこれ、今日って『THEフィッシング』の取材ですか?(笑)
「仕事で、青春のあの感覚が
味わえるなんて」
- 中田
- 仕事はどう?
- 三宅
- 楽しくやってるよ。最近、舞台に出演したのはかなり大きかった。上演期間中はそれこそ金魚のことも考えられなかった。いい意味でな?(笑) それくらい熱中してた。
- 中田
- はいはい(笑)。その舞台は俺も観に行ったけど、反響もよかったみたいだね。俳優にとっての舞台ってさ、ミュージシャンにとってのライヴみたいなものじゃない? 生で表現できる場というか。
- 三宅
- 俺は高校サッカーが好きでさ、あんな感じの熱量にも近い。俳優という仕事でこんな感覚が味わえるんだなって。
- 中田
- みんなで一つのものを作り上げていく感覚ね。“青春プレイバック”的な。
- 三宅
- そう、完成していく感覚と、そして終わっていく感覚も。
「心の鎧みたいなものが
外れてきたんだよね」
- 中田
- 俺らは、わりとすぐ仲良くなったよね。三宅はいい意味でちょっと図々しいところがあって、先輩たちにもガンガン「飲みに行きましょう!」って。そこに呼んでもらうことで周囲に溶け込めたから、助かったよ。
- 三宅
- そのころとはだいぶ変わったけどな。「こうありたい」とか「自分をこう作っていくべきだ」とか、考えすぎていた鎧みたいなものが外れて、生きやすくなったかも。
- 中田
- ファッションの系統も変わったよね。前はもっとアクセサリーをじゃらじゃらつけてたのが、今はシンプル。こないだなんて俺が履いてたスニーカーを気に入って、その場でポチってたし(笑)。
- 三宅
- 仕事を通して「素敵だな」と思える人に出会うことが多くて、そんな人たちのいいところを吸収できるように、柔軟でありたいと思うようになったんだよね。
- 中田
- そういう人たちが周りにたくさんいるのは、いい環境だよね。
- 三宅
- うん、ファッションも然り。というわけで中田くんのシューズも吸収していくで!(笑)
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