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見えない部分だからといって、アンダーウエア選びをおろそかにするのは間違い。むしろ快適な毎日を過ごす近道は、Tシャツ、ソックス、パンツにこそある。目利きたちがたどり着いた愛用インナーを、熱い語りとともにお届け!
GraphpaperのクルーネックTシャツ
CORGIのケーブルカシミアソックス
この極上の心地よさを
味わったら抜け出せない
「グラフペーパーのパックTシャツは今までのインナーとは全く違うアプローチで作られていて、一度着たらもうこれしか着られなくなってしまいました。日本に数台しか稼働していない貴重な吊り編み機で作られているらしいのですが、通常は限界までゆるく編むところをあえて度詰め仕様にしているのが面白い。生地の適度なハリや光沢感、重すぎない着心地が魅力ですね。透け感や汗じみとも無縁で、これからの季節はスウェットやシャツのインナーにぴったりです。一方でコーギーのカシミアソックスは、15年ほど前にコラボレーションをして以来、ずっとはき続けています。英国王室御用達というだけあって、本当にふっくらとしていて優しいはき心地。こちらもやみつきになります」(キシタトモミさん/is-ness ファウンダー兼デザイナー)
Hanesの
「BEEFY リブタンクトップ」
ブラックとホワイトを
着こなしによって使い分け
「タンクトップって頼りないイメージがあってあまり着てこなかったのですが、このヘインズのBEEFYは肉厚でしっかりした生地にハマりました。衿ぐりが深すぎないから、上にシャツをはおったときもちょうどいいバランスで見えるんです」(中田圭祐/MEN’S NON-NO model)
Calvin Klein Underwearの
ボクサーパンツ
パンツにだって、
クラシックさを求めている
「高校時代、先輩からおしゃれをするならパンツにもこだわれと言われて以来、カルバン・クラインひと筋です! ウエストバンドのロゴの入り方なども含めて、クラシックなものが好きな自分にはこれしか考えられません。ソフトな肌触りで、股上は少し短めのデザインながらフィット感はきつすぎないのも気に入ってます」(井上翔太/MEN’S NON-NO model)
無印良品の
「足なり直角 隠れ5本指靴下」
一見わからないけど、
実は5本指ソックス!
「快適さゆえに20代の頃から5本指ソックスを愛用していて、いろいろ調べていくうちに見つけたのがこちら。まさに無印良品の隠れ名品で、一見普通の靴下なのですが、指先の内側が5つに分かれているのが特徴なんです。蒸れにくくて、足のニオイも抑えてくれるなど、いいことずくめ。そのうえ、5本指ソックスには見えないのがすごい。シーズンごとに10本ぐらいをまとめ買いしています」(末次 亘さん/C.E プレス)
LOS ANGELES APPARELの
6.5ozクルーネックTシャツ
インナーだからこそ、
ガシガシ扱えるタフさが重要
「ロサンゼルス アパレルの6.5オンスのTシャツは、生地がタフなので洗いまくってもあまり風合いや形が変化しないのがいいんです。ネックが詰まっているから、だらしなく見えないのもさすが。またサイズ展開が豊富なので、自分の体型や上から着る服に合わせて最適なサイズ感で選べるのも重宝しています」(田中 遥さん/フリーランスPR)
ROTOTOの「CITY SOCKS」
ソックスに求めるすべてが詰まっていた
「暖かいのはマストだけど、厚みのせいで靴を履いたときに窮屈だったり、蒸れるのは嫌だ…。ソックスに関しては細かい要望があって、ベストなものを探す中で、このロトトのCITY SOCKSに出会いました。最大の魅力はメリノウールをパイル編みにすることで実現した保温性と柔らかなはき心地。そして、足首まで適度な締めつけ感がキープされているのがたまらない。ソックスの編み地が細かいため、ほっこりした印象が払ふっ拭しょくされているのも気に入りました。いろいろな種類のパンツや靴とマッチする万能ソックスです」(浅川喜一朗さん/stein デザイナー)
Photos:Kenta Sawada Hair:Rumi Hirose Stylist:Masashi Sho Model:Jin Suzuki[MEN’S NON-NO model]
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