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クルマにバイク、自転車、スケボーetc……イケてる人の愛車(?)がかっこいいのは、そこにストーリーがあるから。そんな“相棒”にまつわるバックボーンを深掘りして、それぞれのライフスタイルをお届け! ノリモノ好き男子よ、集まれ!
「ヤングタイマー」とは?
1980〜90年代頃の「クラシックカーと呼ぶほど古くはない、だけど現行じゃないクルマ」を、ざっくりまとめて「ヤングタイマー」と呼ぶらしい。
今どきじゃないのが、今どき。
[HONDA CIVIC/1986年]
丸みを帯びつつ、角ばったフォルムが特徴的なシビック。「シビック」といえば、ホンダを代表するモデルのひとつで、そのデビューは今から50年以上も前のこと。今回紹介するのは初代から数えて3代目のモデル! それはメンズノンノモデル中田圭祐の愛車……というわけではなく、中田の友達の伊東時生さんがオーナー。クルマ好き2人の1日を切り取った!
シビックファンの間では、ワンダーシビックの愛称で親しまれているそう。こういった1980〜90年代頃の「クラシックカーと呼ぶほど古くはない、だけど現行じゃないクルマ」を、ざっくりまとめて「ヤングタイマー」と呼ぶらしい。伊東さんはその魅力をこう語る。
値段も維持費も見た目も、
色々ちょうどいい。
伊東:クラシックカーと呼ばれるクルマも大好きです。だけどいざ乗ることを考えると、そもそもの車両価格や日々メンテナンス費用が高額だったり、乗りたいときに動かなかったり……無視できない問題がたくさんあって。でもこのシビックくらいの年式であれば、努力次第でお手頃な車体も見つかるし、動かなくなるようなトラブルもそんなに起きません。あ、今年の夏前にエアコンは壊れましたが(笑)。そしてやっぱり、このデザイン。いい具合のやれ感というか、愛嬌たっぷりの顔がツボなんですよ。
中田:時生くん(伊東さん)のストリートなスタイルも乗っているクルマも、80年代っぽくてすごく洒落ていて。そういうかっこいいクルマ乗りの友達が周りにいれば、そりゃあ僕もクルマ欲しくなっちゃいます(笑)。この前メンズノンノWEBのブログに書いたプレリュードの記事も、実は時生くんに連れて行ってもらった場所で。まだクルマを買ったことはないけど、購入候補の相談はかなりの頻度でしています(笑)。
クルマが好き、そんな共通の趣味から良き関係を築く2人。楽しげな車内でシビック愛を探る!
運命の出会いはインスタだった!?
中田:そもそも、時生くんはなんでシビック買ったの?
伊東:あー、古いクルマが好きなのは父親の影響だけど、シビックを買うきっかけは漫画かな。小さい頃から『イニシャルD』とか『ナニワトモアレ』とか、走り屋漫画が大好きで。だから峠はハチロク、都会ならシビックっていう思考回路だったんだよね(笑)。だから働くようになって、すぐに一台目のシビックを買って……。
中田:そっか、そういえば今乗っているのは2台目か。
伊東:そうそう。1台目のシビックは過走行の車体だったから、エンジンが壊れちゃって……そのまま友達にあげちゃったんだよね。寂しかったけど、次の相方を探していたら、インスタで譲り先を募集していた今のシビックに出会って。飛行機で山口県まで取りに行ったのはいい思い出。帰りは自走で1000km(笑)。
中田:すごいエネルギー。でも目当てのモデルがあるなら、僕も行っちゃうだろうなぁ。古いクルマに乗るのって、出会いもきっと大切だし。
伊東:ひとつ逃したら、あと数年は出てこないってこともあるから。「これだ!」って思うものが見つかったら、無理してでも買った方がいいと思う。
2人を乗せたシビックが向かう先は行きつけの洗車場。次回はドライバーの大きな楽しみのひとつ、洗車をレポート!
Photos:Ohazama Norito models: Keisuke Nakata[MEN’S NON-NO model] Tokio Ito Composition & Text:Kanta Hisajima
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