これからは“アース系”だ!住まいのトレンド、「風の時代」はどう変わる?【星のトレンド速報 by 星読みyuji/Vol.3】
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2021年、時代は“超変革期”の真っ只中。全てがぐるぐると変わりゆく今の時代を生き抜くためのヒントを星読みヒーラーとして話題のパーソン・yujiさんが語る連載『星のトレンド速報』が大ヒット中! 第4回のテーマは、前回に引き続き、“住まい”について。これからのトレンドについて、より詳しく星を読んでいく!
若人の皆さん、こんにちは。yujiです。
前回はこれからの“住まい”についての“大枠”をお話ししたんだけど、今回もまた“住まいについて”のお話しをして行こうと思っていて。(性懲りもなく!)
ただ、前回は“多様性の時代になるからどんなライフスタイルを送りたいのか、どんな住まいに住みたいのか、まずはそれら理想を描くこと・自分のスタイルを確立すること!”みたいな、抽象的な話が多かったから、今回はもう少しトレンドとかにも触れつつ、もっとリアルでわかりやすい(?)話をしていこうかな、と!
“自分の好きなテイストで家を作り上げていけ”、“多様性の時代だからどんなことしてもok!”とか突然言われても…投げっぱなしジャーマンスープレックスみたいで、正直困るよね。苦笑。
とはいえ、どんな時代にもやはりトレンドとか流れというものはあって、そこに乗ると“in”になるしそうじゃないものはアウトローというかマイノリティになるというのは至極当然の話。
どちらの道を選ぶのももちろん自由。そして、それこそが“多様性の時代”といわれる風の時代の醍醐味だと思うけれど、“流れに乗りたい人”もまた確実に一定数いるだろうし、その時代時代の最先端を生きたい! と言う人も少なからずいると思うんだよね。
そこで! そんな人たち向けに、これからのトレンドについてお話をしようかと思うんだ。
そして肝心のトレンドについてだけど、“流れを読むのは時代のカレンダーとも言われる(命名by私)星を読むのが手っ取り早いはず!”、ただ、占星術ではトレンドを担当・管轄する星が実はいくつかあって。
社会を表すとされる土星も木星も“ある時代の背景”みたいなものを示すと言われているけれど、その2つの星をさしおいて、今一番“アツい!”と個人的に感じている天体は実は“天王星”という、その2つの星よりも強力な時代の価値観みたいなものをコントロールする、ヤバイやつ!…失敬!…圧倒的なパワーを誇る天体でね。
その“価値観をひっくり返したりする”天体が2019年から鎮座しているのは牡牛座の部屋。
そして、その部屋はまさに“豊かさ”を表す部屋でもある。
そのため、「ひっくりかえす」×「豊かさ・ラグジュアリー」という方程式が成り立つことから、天王星が部屋を移る2026年までは“今までのリュクス”の定義が変わったり、贅沢・豊かさ・かっこよさみたいなものが根底からシェイクされて、新しい美学とか新しい豊かさが生まれ出てくることとなったりもするのかもと思っているんだ。
私たちがいるのは“新時代的なクールさ”みたいなものが誕生するタイムライン。
つまり、次時代の美意識を定義する黎明期、そこに今、私たちはいるのだろうと感じて…。
では、そんな新時代的な“new beauty”とはなんなのか、特に家や住まいにまつわるキーワードは? と考えを巡らせていくと、“原点回帰・減産方式が時代の主軸”としてこれからは強く主張してくることから考えても、インテリアのテイストや潮流も“ヴィンテージ・アップサイクル・折衷主義”といったものがキーエレメントとなってくるはず!
例えば、近年のトレンドとしてカセットテープ人気が再燃したり、ニンテンドークラシック(2018年発売)等の登場によりTVゲームが流行り出した頃のソフトが人気を博していたり、アニメ・漫画等のキャラとラグジュアリーブランドのコラボが起きたりしていることから、ヴィンテージ・クラシックなもののリバイバルや折衷主義のトレンドが起きていることはきっとみんなもキャッチしているはず。
なんならこれをお読みの人の中にも昔のゲームに超ハマったりした人もいるかもしれないね。
そして、インテリアの世界・住まいの世界でも当然そういった流れはやってくる!
10年以上前からリノベーションやシェアハウスはあるけれど、今後はもっとオリジナル・個性的なシェアハウス、デザイナーズ住宅、ヴィンテージなテイストの住まい等も出てくるかもしれない。
また、昨今の古民家や廃屋等の現場を鑑みると、昔の建物の意匠を残しつつもそれらを現代風に蘇らせたものも、今後は多く出てくる予感もある。
実際、イタリア・ミラノでは昔の郵便局をスターバックスが現代風によみがえらせて、ミラネーゼも観光客もが集うランドマークプレイスとなったし、また、京都では150年以上の歴史を持つ小学校を改装! ラグジュアリーホテルとして現代に復活し、清水の地の新しい社交場になっていたりもする。
また日本のみならずインテリア雑誌や海外のトレンド等を見てみても、そういったヘリテージを上手く活かした“リファイン”案件が多く掲載されているし、インテリアアイテムをみてもどこか懐古主義的なテイストのものも多い。
そういうところからも“原点回帰”というか、余剰なものを省き、極力、廃材等を出さないように、生活をアースフレンドリーに戻して行こうという動きが感じ取れたりもすることから、やはりこれからのトレンドというのは上述のように、ヴィンテージ・アップサイクル・それらのミックスであると言えるように思う。
つまり、一言でざっくりまとめると、“アース系”。
アースに優しい系とも言える住い方・インテリアのテイスト、ライフスタイルがこれからは“世界から求められるイントレンド”になるのでは? と思っているんだ。
その“アース系”なる響きが良いかどうかは別にして。(私の造語なので)
これからは住まいも“アーシィな感覚”を抜きにしてはカッコよさは語れなくなっていくことは必至だろう。 例えば、極端な話をすれば、これからは“家具を買わない”という選択肢もありだと思う。
ネットのサービスや横のつながりを駆使していらないものを譲り受けたり、最近は少しずつ充実しつつある“家具のサブスク”サービスを使ったりして、家具は家にあるけれど“所有はしていない”というのもある意味ではもっとも“環境に優しいライフスタイル”かもしれない。
定期的に家具を変えたりする際に“廃棄しなくて良い”ことからも、サブスクはかなりアーシィなチョイスであるとも言えるそうだよね。
そして、これからはそういった“住まい方”に革新をもたらすものもたくさん出てくると思うから、適宜そういったものから自分にぴったりのチョイスを選んで“アース係数”高めに、でも楽しく過ごしていきたいところ。
さて、肝心のあなたのお家のエコ係数・アーシィ度は一体どんな感じ?
もうすでに地球に優しいライフスタイルを送っているかな?
yuji -星読み-
星読み、ヒーラー。香川県高松市生まれ。18歳でイタリアへ渡り、現地大学院を卒業。ミラノでプロダクトデザイン事務所に勤務するも、ヒーラーとしての宿命に抗えず、ヒーラーとしての活動をする決心をする。現在は連載、SNSやブログでの毎日の発信など、幅広く活躍中。
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