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台北の“F●CKなレストラン”は、グルメバーガーの人気店だった!【勝手に台北が恋しくなる話vol.2】

台北の“F●CKなレストラン”は、グルメバーガーの人気店だった!【勝手に台北が恋しくなる話vol.2】

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フードワゴンからスタートして、今年実店舗を構えたばかりの「Everywhere Burger Club」が台北っ子たちに人気なんだそう。台北でハンバーガー!?って日本にいるとちょっと意外かもしれないけど、実際どんなお店なんだろう?

こういうネオンサインっていいですよね!
これを書いてるWeb編集長M山は、こういうグレイッシュな台北のビルの風景が大好き。一見なんてことないかもしれないですが、この写真が届いた瞬間に仕事全部投げて台北に飛びたくなりましたー!

どーん! 空腹をしっかり満たしてくれそうなEverywhere Burger Clubのハンバーガー。パッケージに書かれたメッセージもちょっと洒落てる。

M山 ここはどういうお店?

KENSHI フードワゴンでとても人気があったのですが、最近お店を作ったんです。僕の周りでも話題になっているので、ぜひ日本のみなさんにも紹介したいと思って! 今日はお店のかたにも来てもらいました。

EDさん Hi! 僕たちは台湾生まれ台湾育ちのEDと⽲緯です。あるレストランで出会って、趣味も食べ物の好みも生活習慣まで似てるのでとても気が合って、もう6年くらい一緒に仕事をしています!

M山 最初はフードワゴンで営業していたそうですが、それはどうして?

EDさん 2015年から移動販売をしていたのですが、当時台湾でフードワゴンってほとんど無かったと思います。なので、僕たちが流行らせようと思ったんです。実際はまぁ、お店を持つ資金が足りなかったんですけども(笑)。


M山 ワゴンがとても人気が出て、今の店舗を構えたわけですけど、どうしてこの場所に?

⽲緯さん 実は別の物件を見に行った時に、偶然通りかかり、「ここがいい!」って。お店に入って食事をして、お店を出たあとも含めての「いい食事体験」を提供したいから、周りの建物や近くのお店の雰囲気などもとても大切だったんです。

M山 インテリアもカッコいいですよね。何かイメージしたものはあったんですか?

EDさん 50s〜60sのアメリカンダイナーをイメージしているかな。レトロな感じで、色使いが明るくて、現実から逃げ出すみたいな感覚。でも実際のアメリカンダイナーと全く同じにするのは難しくて、今はなんとかやっているという感じです(笑)。

⽲緯さん ファストフードは30分の中でお客さまにどうやっていい体験をさせられるかの勝負。視覚、味覚、嗅覚、聴覚の全てにおいてどうパフォーマンスするかは今の課題だし、頑張ってます!


試しにインスタで#everywhereburgerclubを検索すると画像がいっぱい出てきます。このいい雰囲気だと、ついミルクシェイクも頼みたくなるね!(実際メニューにあるようです)

M山 キッチンのところにMy Fxxkin’ Restaurantって書いてるのが、ちょっと面白くて私は大好きです(笑)。

EDさん これは僕たちもおもろいと思うよ! たいがいの⼈には悪趣味だと思われちゃうかもしれないけど、この⾔葉は店の精神でもあって、無礼な人や嫌な⼈たちは間違った店に入ったぞっ、ということも意味しています(笑)。
それと今の世の中の、例えば大手の会社など、レストランの経営についてお⾦でなんでも解決できると思っているような⼈たちに“Sorry, this is my fxxking restaurant”と⾔いたいような気持ちでもあります(笑)。

M山 ははは! そりゃ痛快です!


M山 コロナのいろいろがもっと落ち着いたら、日本からもここを訪ねる人が増えると思います。特におすすめのメニューなどはありますか?

EDさん 材料はしっかり選んで使っているけれど、特別な味というよりは、食材どうしのバランスを一番大事にしているかな。日本からいらっしゃるかたは、「焼きニンニクヨーグルトきのこ(烤⼤蒜野菇酸奶)」を注文されることが多いですね。でも、特におすすめというよりはその日の気分で選んでほしいな!
間違いなく自慢できることは、うちのハンバーガーは120%の愛情を注いで作っている、ということです!(笑)

お店はMRT淡水信義線(赤い路線)なら信義安和駅、板南線(青い路線)なら国父記念館駅が最寄り。お店の前には、フードワゴンで営業していたときの赤いワゴンが置いてあるのでそれを目印に!


…ってまるでM山が自分で行ってきたかのように書いてますが今回も写真は全てKENSHIくんの撮影です。KENSHIくん、原稿上は出番がほとんどなくってごめん!

Everywhere Burger Club

台北市大安區光復南路420巷21號
https://www.facebook.com/everywherebc/

Kenshi
台北在住のフォトグラファー。ストリートフォトのほかポートレートも得意とする。インスタグラムはこちら

丸山

丸山

メンズノンノウェブ編集長

2021年より現職。女性誌や男性誌の編集に携わること25年、たまにこっそり自分でも記事をかきます。

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