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今年の春にメンズノンノのカバーを飾ったNCT 127。とびきりカッコいいファッションとのシナジーを見せてくれたのが、まだまだ記憶にも新しいと思っていたら…つねに“前よりカッコいい最新の姿”を見せてくれる彼らが、新たな魅力満載の3rdフルアルバム『Sticker』を携え、パワーアップして戻ってきた。予約注文数だけで212万枚を突破という記録もさることながら、メンバーの手ごたえもじゅうぶんとの噂。カムバックショーが全世界に公開されるより一足早く開かれたオンライン記者会見に、メンズノンノも参加した。“メンズノンノのマイメン”ことYUTA(ユウタ)が「1年6か月ぶりのフルアルバムで、今日は本当にうれしいです」と挨拶し、リーダーのTAEYONG(テヨン)が「記者の皆さん、いい記事をたくさん書いてくださいね!」と笑顔でアピールするなど、メンバー全員の意気込みに満ちた会見の様子をお伝えする。
NCT 127×メンズノンノ!
◆メンズノンノ4月号の表紙を飾ったNCT 127。本誌未掲載カット&ミニインタビュー、スタイリング秘話をWEB限定で公開!
NCT 127と言えば、鮮烈なファッションが思い浮かぶが、今日は全員がシックなスーツ姿で登壇。
全11曲で構成されたアルバムには、ボーカル、ラップ、ダンスなど全方位に強いNCT 127だからこそできる、多彩なジャンルの楽曲が収録され、末っ子のHAECHAN(ヘチャン)が「聴いても観ても楽しめる曲ばかりです!」とアピールするとおり、それぞれに魅力を放つ。特にリード曲である「Sticker」は、ジャンルを定義するのがナンセンスに感じるほど、独特な世界観が繰り広げられている。印象的な笛の音に強烈なベースラインが効いているかと思えば、ジャジーなピアノサウンドが加わり、複雑な音の調和を何度も聴きたくなる中毒性のあるヒップホップダンスナンバーだ。
曲中のラップメイキングには、テヨンとMARK(マーク)も参加。「前作のリード曲「英雄; Kick It」が本当に世界中で愛されたので、今回それを超えられるものができるのか、心配したり悩んだりもしましたが、NCT 127ならではのカラーが表現できたと思います。より成長した姿をお見せできるようみんなで頑張りました。最初、今回は「TOUCH」のような爽やか路線がくるかな、とも思ったのですが、この曲(デモ音源)の笛の音を聴いた時、“そうだよな、僕たちはこれだよな”と思いました(笑)。ラップのパートも、NCT 127に似合う感じにしようと意識しました」(テヨン)、「今、とてもときめいています。発売日というのは幸せな瞬間です。「Sticker」は本当に僕たちのタイトル曲としてふさわしいと感じました。この曲を最初に聴いた時、シグニチャーサウンドであるの笛の音など、誰が聴いても耳に残るメロディだと感じました。これまでやったことのない新鮮なパフォーマンスもあります。ラップメイキングに関しても、とてもいい機会を頂いたと思い、一生懸命準備したんです。テヨンさんと相談して、グループのことを考えながら歌詞を作りました。アップグレードしたNCT 127をご覧ください」(マーク)、と話した。
また、タイトルのイメージどおり、“粘着性のある”ボーカルの表現も印象的。JUNGWOO(ジョンウ)は「歌詞に出てくる“L.O.V.E”というワード(編集部注:下記MV0:43頃)は特に味わい深く表現しました」と語り、フレーズをアカペラで披露した。パフォーマンスやMVに関してはJAEHYUN(ジェヒョン)が「ネオで強烈な姿をたくさん観られると思う。グルービーな感じもありながら、ネバネバとした、“ステッカーのようにくっつく感じ”を生かした振り付けがポイントです。NCT 127が得意とするフォーメーションダンスが、画としてカッコよくなるよう頑張りました。MVは西部劇映画のようでありながら、近未来感もあり不思議な感じに仕上がっています」「MVに、実は僕と一緒にとても可愛い子が出ているので、そこもぜひ観てください(笑)(編集部注:下記MV1:50頃)」(TAEIL(テイル))と紹介した。 一見突飛なアイディアがてんこ盛りに見えるが、作品として説得力があるのは、ひとえに彼らの実力に裏打ちされたもの。ただの奇抜では終わらない、最先端の音楽と映像に昇華され、メンバー自身も「傑作!」と太鼓判を押すナンバーは、以下からチェック!
会見では他の収録曲の中から厳選して4曲がピックアップされ、メンバーが紹介した。
リード曲に先んじてトラックビデオが公開された際、レモネードと聞いて思い浮かべる爽やかさを、いい意味で裏切るテイストに、世界中で大きな話題となった。
「タイトルから連想するイメージとのギャップが魅力で、この曲を一言で表すなら“LAZY”です。レコーディングも、リラックスしながら臨みました。最近はつらいことも多いですが、苦い味を甘い味に変えていこうという気持ちを込めて作られています」(JOHNNY(ジャニー))
「ティザー動画が出たときに、僕のパートの歌いまわしが、方言のような独特のイントネーションに聴こえる、と話題になりました」(ヘチャン)
「ミディアムテンポの心地いいR&Bで、海を背景に展開するシチュエーションの、きれいなラブソングです。お互いへのまなざしを、水の中に沈んでいくような感じと重ねて表現しています」(ユウタ)
「ユウタさんにどんどん沈んでいくような、はまっていくような感じですね~!」(テヨン)
「グルービーな雰囲気を出すのが難しかったです。レコーディングも苦労したのですが、僕の後にレコーディングしたジョンウとも、難しかったねと話しました」(テイル)
「そうですね、リズムを少しずらして歌わなくてはいけない感じが難しかった。完成度を高めるために頑張りました」(ジョンウ)
「僕は簡単でしたね、いつもグルービーなんで!」(ジェヒョン)
「個性的なラップやトラップなど、ハイブリッドな魅力のある曲です。“一撃を加える”という気持ちが込められていて、周りの目を気にしないで僕たちだけの道を行こう、というメッセージがあります。これを聴いて、僕たちのファイトを感じ取ってほしいです」(ジョンウ)
「ジョンウさんの解説に感銘を受けました!」(ジャニー)
「個人的に大好きな曲です。愛する人と別れた時に、またいつか会いましょう、と願う気持ちが込められています。僕たちとファンの皆さんとの今の状況に似ているなと思い、真心を込めて歌いました。皆さんと再び会える日のことを思って聴くとぐっときます。メロディは清涼感があり、歌詞には真心がある、そんな一曲です。全体を通しても、久々のカムバックなので、待って下さっているファンの皆さんがどんな姿で僕たちが出てきたら喜ぶか考えました。同じものの繰り返しではつまらない。新しいもの、面白いものは何かを考えて作ったので、素敵なアルバムになったと思います」(DOYOUNG(ドヨン))
終盤では、今回のアルバム活動に対しての意気込みや、コロナ禍でなかなかオフラインの活動ができない中での思いについてメンバーが話す一幕も。
「最近はよく、何かを語るときにパンデミックの前後で話を分けることがありますが、このアルバムもまさにパンデミック後に制作したものです。それ以前に作ったアルバム以上に、皆さんに会いたいという強い決心とともに向き合いました。クオリティにも、時間と努力を惜しみませんでした」(マーク)
「たとえば前回のアルバムが、アジア圏以外でもいい評価を頂いたのは、ファーストツアーを成功させられたからだと考えています。パンデミックの前だったので、世界のあちこちに足を運び、皆さんに僕たちの姿をお見せできたから、より愛してもらえたのではないでしょうか。またコンサートができる日を待ちながら、このアルバムもとにかく皆さんに楽しんで頂けたらと思います。面白い、と感じてほしい。今はなかなか外に出かけられないので、コンテンツを通じて、泣いたり笑ったりする世の中になったと思うんです。だから僕たちは、パフォーマンスも頑張りましたが、たくさんのコンテンツを作りました。多くのファンの皆さんに笑ってほしいです。みなさん、たくさん笑ってくださいねー!」(テヨン)
「NCT 127の過ごした5年という時間は決して短くはありません。多くの経験を積み重ねてきました。でも、デビューから変わらないのはファンの皆さんとの関係、絆です。お互いに応援し合う、お互いにいい影響を与え合う関係ですよね。今回のアルバムは数字でもいい成果を得て、それは意味のあることですが、今回の活動をすべて終えたときに、“このアルバムはとても充実していた”と長く記憶に残ることが一番です。僕たちのすべてを注ぎ込む、悔いのない活動にしたいです(ドヨン)。
「久々のフルアルバムで皆さんに会えるので、本当に頑張って準備しました。一生懸命活動するので、たくさん応援してください」(ユウタ)
NCT 127の愛とこだわりがつまった最新作『Sticker』、今後どんな展開を見せていくのか楽しみに見守ろう。
配信サイト: https://avex.lnk.to/NCT127StickerPR
SPECIAL QUESTION
収録曲の中で、各メンバーが一番好きなのは?
TAEIL/テイルさん
僕はこのアルバムの中で特に好きな曲が3曲あるのですが、一番は「내일의 나에게 (The Rainy Night)」です。ほかの収録曲とは明らかに違うものを感じます。メンバー全員がレコーディングした完成版を聴くと、より魅力を感じてとても好きです。
JOHNNY/ジャニーさん
「다시 만나는 날 (Promise You)」が大好きです。ファンの皆さんに必ずお伝えしたいメッセージがよく込められていて、それは今回のアルバムのもっとも大事なポイントだと思います。1年6か月の間、僕たちの気持ちがどんなだったかが、つまっています。
TAEYONG/テヨンさん
いろいろなインタビューの場で「다시 만나는 날 (Promise You)」を挙げてきたのですが、今日は「같은 시선 (Focus)」が心に響きました。どのメンバーも力量を見せている曲です。甘いメロディを消化する個々の能力が響き合っています。
YUTA/ユウタさん
僕は「Lemonade」ですね。僕たちNCT 127のバイブスがよく出ていると思うし、だからこそ聴きやすい曲なんじゃないかと思います!
DOYOUNG/ドヨンさん
じゃあ僕はタイトル曲の「Sticker」を選びます。NCT 127とユ・ヨンジンさんが一緒に作った初めての曲ですし、それぞれのカラーが一つになっていると思います。
JAEHYUN /ジェヒョンさん
この質問を聴かれるたびに答えが変わるのですが、今日は「다시 만나는 날 (Promise You)」です。胸にぐっときますし、再び皆さんに会えたらという気持ちになります。
JUNGWOO/ジョンウさん
「Dreamer」です。朝起きたときに、モーニングコールとして聴くといいだろうなっていう、雰囲気の明るい曲です。気分よく起きれると思いますよ。ほかの曲は強烈なんですが、気楽にリラックスして聴くことで、ポジティブな気持ちにもなれるはずです。
MARK/マークさん
毎日好きな曲が変わるんですが、今日は「다시 만나는 날 (Promise You)」です。みんなとあんまりかぶりたくないけど(笑)、今日はこうして皆さんに再会できた、ときめく日ですし!
HAECHAN/ヘチャンさん
「Magic Carpet Ride」にはまって、毎日聴き続けているんです。雰囲気も、メンバーの声も全部好きです。
SPECIAL PHOTO GALLERY
メンバー全員のアルバムソロショットを公開!
NCT 127
The 3rdフルアルバム
『Sticker』
NCT 127『Sticker』(韓国版)ジャケットカバー3種/各2,255円(税込)
※全11曲収録 タイトル曲「Sticker」
※ジュエルケースバージョンもあり
▶︎詳しくは商品サイトをチェック!
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