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私服でも黒を愛用、オールブラックの日も多いことから“黒いスタイリスト”の異名をとる高橋正典さんに聞く、いちばん使える“夏の黒”。 第1弾のテーマはシャツだ。黒だけど重くない、さらりとはおってすぐおしゃれなシャツとは!?
THE SEED BY WILLY CHAVARRIA
「今季も開衿シャツは注目ですが、それが黒だとちょっと艶っぽくなりすぎてしまうことも…。その点、これはシルエットに遊びがあるから、嫌な色気が出ずちゃんと今っぽく仕上がるんです」(高橋さん、以下同)
「肩幅はジャストでありながら身幅にしっかりゆとりがある独特なビッグシルエットで、前後の丈に大胆に差があるのもポイント。さっとはおるだけで、抜け感のある黒シャツスタイルが手に入るはずです」
シャツ(ザ シード バイ ウィリー チャバリア)¥15,400/ウィズム渋谷店[TEL:03-6418-5034]
C.E
「黒シャツで柄って結構難しい。僕もなかなかいいものが見つからなかったんですが、こんなデザインなら欲しい。ポイントはなんといってもC.Eらしいストリートなグラフィック」
「ポップだけど子どもっぽくない洗練されたバランスは、このブランドならでは。アロハシャツ感覚で着ても面白そうですね」
シャツ¥25,300/シーイー[URL:www.cavempt.com]
OUR LEGACY
「黒の開衿シャツは艶っぽくなりがちと最初にも伝えましたが、素材で工夫すると回避できます。そこでおすすめなのが、パイル素材です」
「スタイリッシュさとリラックス感を両方持ち合わせていて、これもサラッと気負わず着るだけでしゃれて見える。全身黒のコーディネートにもよさそうですね」
シャツ(アワー レガシー)¥34,100/エドストローム オフィス[TEL:03-6427-5901]
Diane
「ワンパターンになりがちな黒シャツに変化を演出するなら、プロダクトとして面白いものを選ぶのが正解。ダイアンはアメリカのユニフォームブランドで、これはバーバー用のナイロンシャツです」
「ナイロン素材でジップアップというデザイン自体、ユニフォームじゃないとなかなかない。人とかぶらない黒シャツスタイルを狙うならうってつけです」
シャツ(ダイアン)¥7,150/プロップスストア[TEL::03-3796-0960]
CUBAVERA
「重くない黒シャツといえば、リネン素材もおすすめ。リネンという素材感自体がすでにしゃれてるので、シャツ自体に新たなデザイン性は必要ないんじゃないかというのが僕の考え。クラシックなものでいいと思うんです」
「このキュバベラは18世紀初頭から続く、キューバシャツを中心に展開する老舗ブランド。こういうクラシックなものを、ワンサイズアップで着たりして遊ぶのが一歩進んだ選択だと思います」
シャツ(キュバベラ)¥8,800/ダメージドーン 2nd[TEL::03-6434-0287]
Photos:Kengo Shimizu Stylist:Masanori Takahashi Composition & Text:Jun Namekata[The VOICE]
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