▼ WPの本文 ▼
少しのコツで、不変の定番服が今らしくキマるもの。 そんなスタイリングのHow Toを解説する連載の第16回はグラミチのショーツ。1982年にカルフォルニアでスタートしたグラミチ。もともとロッククライマーだった創業者のアイデアから生まれたショーツは、高い機能性を備え、すっきりとしたシルエットと豊富なカラーバリエーションで若者たちを魅了してきた。今なおアウトドアアイテムの定番として愛されるグラミチのショートパンツを、より今っぽく着こなすコツとは? オススメの2LOOKをご紹介。
定番服
【グラミチのショーツ】
アウトドアシーンからタウンユースまで幅広く活躍するグラミチのショーツ。ゼットクロッチというパンツの股部分を一枚布で複雑に縫い合わせたグラミチ独自の技法で、180度自然な開脚が可能。脚に生地がまとわりつかなくて暑い夏も快適に過ごすことができる。すっきりとしたシルエットの美しさも魅力的なアイテムだ。
パンツ(グラミチ)¥8,580/インス
Coordinate:1
モード感漂うショーツスタイルに
アウトドア要素が強いグラミチのショーツを今っぽく着こなすなら、まずはキレイな方向性を狙ってスタイリングを組んでいきたい。白Tに上品なニットベストを合わせ、モノトーンを軸にすることで都会的な雰囲気が作れる。それだけでも十分モダンになるが、さらに格上のスタイリングを目指すなら、足元だけ色で遊んでみのもオススメ。ビビッドなソックスをアクセントにサンダルで抜け感を出すと、面白いバランスが生まれてファッション感度の高いコーデの完成だ。
ベスト(N.ハリウッド)¥22,000/ミスターハリウッド Tシャツ(アンカー)¥14,300/1LDK パンツ(グラミチ)¥8,580/インス サンダル(ウーフォス)¥6,380/アンストア ソックス/スタイリスト私物
Coordinate:2
上品なアウトドアMIXスタイル
涼しくて履き心地も抜群なショーツだが、着こなし次第では子供っぽく見えてしまう危険性も。そこで大人っぽい着こなしへの近道は、襟のあるシャツ合わせ。ハリ感のるクリーンなシャツに、プレーントゥのレザーシューズを合わせれば簡単に上品なスタイリングに仕上がる。仕上げに、浅めのキャップでストリート感を加えると、全体に絶妙な調和が生まれて好バランス。あくまで色味は抑えるのも、モダンに見せるコツだ。
シャツ(ユニバーサル プロダクツ)¥18,700/1LDK
Tシャツ(ファーストダウン)¥5,500/ファーストダウンジャパン パンツ(グラミチ)¥8,580/インス
帽子(N.ハリウッド テストプロダクト エクスチェンジサービス)¥14,300/ミスターハリウッド 靴(フット・ザ・コーチャー)¥48,400/ギャラリー・オブ・オーセンティック ソックス/スタイリスト私物
Photos: Teppei Hosida Stylist: Shun Katagai Hair: Masaki Takahashi Model: Rintaro Mizusawa[MEN’S NON-NO model] Composition&Text:Takako Nagai
▲ WPの本文 ▲