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収入や貯金額、投資などの財テクにエトセトラ…気になるけれど意外と聞けない、他人の懐事情。20代男子のセキララなお金にまつわるアレコレを、メンズノンノが徹底調査!
リアルに知りたい! お金の話
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case4 鉱龍司さん(仮名・社会人)
シンクタンク系のコンサルティング会社に勤める25歳。生まれも育ちも東京で、現在働く会社と家が近すぎるため実家暮らしを継続中。ドイツ語が得意。
Q1.毎月の収入と支出の内訳は?
収入 total 32万円
支出 total 29万円 (貯金10万円、交際費8万円、実家入れ5万円、服代4万円、共済積み立て2万円)
実家暮らしの僕が働き始めて真っ先に感じたのは、母の“偉大さ”です。自分も働いているのに、食事も作ってくれるし、洗濯までしてくれて…。そういう細々とした家事を抱えた状態では、僕は社会人1〜2年目を乗り越えられなかったかもしれません。本当に感謝しているからこそ、家にお金を入れなきゃと思えて、仕事により集中できました。頼れる存在に甘えるのも、働く上では重要なポイントです(笑)。最近はコロナの影響なのか、家賃相場がちょっと下がったので、そろそろ一人暮らしも考えています。
Q2.コロナ前とコロナ後、仕事は変わった?
ありがたいことにお給料は下がりませんでしたが、働き方はだいぶ変わりましたね。それまで出勤してこなしていたタスクは、7〜8割ほどがテレワークに。人との接触を避ける上では仕方のないことなんですけど、最初のうちは全然集中できなくて。だから、自室のテレワーク環境を整えるのに20万円ほど使いました。モニターやモニターアーム、長時間座っても疲れないデスクチェア、なんならデスクも新調(笑)。手痛い出費だけど、作業効率をよくするための投資と考えれば安いものです。その分、仕事の質をしっかり上げて、昇給すればなんの問題もありませんから!
Q3.給与アップを狙う他に、お金を増やすテクニックはある?
学生時代は得意なドイツ語を使ってお小遣いを稼いでいて。テレビの企画で同時通訳をしたときは、2日間で18万円をもらったこともありました。しかし残念ながら最近は本業で手一杯。お金を増やす、というよりかは、節約して可処分所得を増やすくらいです。とはいえ、まだ交際費が8万円かかっているので、ダメダメな節約策です(笑)。
Q4.投資はやってる?
給料から天引きされる共済積立くらいしかやっていません。投資に回すお金があるなら早く実家を出ろよ、と突っ込まれそうなので(笑)。家を出てから、株式投資を始めるつもりです。実は貯金も150万円ほどあるので、あとは実践するだけ。周りには投資信託にお金を預けている人が多いので、僕もそういう運用になるかと。それでも、社会の流れを掴んで、上がる銘柄を見極められる力は養いたいので、今は本を読んだり、海外市場の動きを見たりして勉強している最中です。いわゆる資産運用というやつは、綿密な準備がないと、失敗するものなので。
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Illustrations:Mashu Oki Text:Kanta Hisajima
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