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眼精疲労が進行すると、目のかすみや頭痛の原因に。日々ケアを続けることで、視力の低下も防げるぞ!
話を聞いたのは…
二本松眼科病院 平松 類先生
眼科専門医、医学博士。診療の傍ら、講演、執筆、メディア出演、YouTubeチャンネル「眼科医平松類」で発信を行う。著書に『眼科医だけが知っている 一生視力を失わない50の習慣』『患者が絶えないカリスマ眼科医がやっている失明しない習慣』など。
目を温める
毛様体筋の血流がよくなって疲労感が取れる、脂が分泌されやすくなってドライアイが改善されるなど、いいことずくめ。温めたタオルで行うのが主流だが、手を使ってもOK。タオルを温める手間が省けて、日々の習慣にしやすい!
手のひらに息を吹きかけて、温める。
目を閉じて、手のひらで目もと全体を覆うように温める。このとき、眼球を押さないよう注意。続けて目のクリーニングを行うと、効果が倍増!
ツボ押し
目に効くツボを刺激することで血液循環や代謝を促進し、疲労回復を図ることが可能。今回は、数あるツボの中でも探しやすく、取り入れやすいものをチョイス。デスクワークなどの合間に行えば、手軽にリフレッシュできて、作業効率もぐんと上昇!
【攅竹(さんちく)】眉頭のすぐ下にある、深くへっこんでいるくぼみ。目を閉じた状態で、親指でやさしく押す。
【承泣(しょうきゅう)】眼球のすぐ下にある骨のふち。人さし指、中指、薬指をひっかけるように当てて、全体をやさしく押す。
【太陽(たいよう)】眉尻と目尻の真ん中から少し外側に寄った、こめかみのくぼみ。親指を当てて、頭の中心に向かって力を入れながらほぐす。
【合谷(ごうこく)】親指と人さし指の骨が交差した部分から、人さし指へ向かって押したときに痛みを感じるくぼみ。もう片方の手の親指と人さし指を使い、つまむように押す。
目のクリーニング
視力低下を招くドライアイの原因は、目の油分の減少。目のまわりにある脂の分泌腺を掃除して、詰まりを解消すべし。
目の下のふちに沿って、綿棒でやさしくなぞるように滑らせ往復する。綿棒が眼球に当たってしまう場合は、下まぶたを軽く下に引っ張りながら行おう。1日1回を目安に取り入れるとGOOD。
目を鍛える
固定の場所を長時間見続けると、目の筋肉が固まり、眼精疲労の原因に。
パソコン作業や読書を行う際は、こまめに遠くを見るクセをつけよう。そうすることで、水晶体を調節してピントを合わせる「毛様体筋」と、目を動かすときに使う「外眼筋」の緊張がほぐれて、ピントがうまく合うようになり、視力回復につながるぞ。
より入念に対策するための
おすすめグッズ
上記のケアに加えて取り入れればよりよい効果が期待できる!
アイマスク
あずきの天然蒸気が、じんわりやさしい温度で温めてくれる。レンジで加熱し、繰り返し使える。あずきのチカラ 目もと用¥858[メーカー希望小売価格]/小林製薬
アイクリーム
目もとの皮膚を保湿して柔らかく保つことで、まばたきがスムーズに。シワを改善する作用も。薬用リンクルセラム 30g ¥6,380[11月15日発売]/エトヴォス(医薬部外品)
アイシャンプー
目もとにたまったメイク汚れやホコリなどをしっかり洗い流し、不快感を解消。まつ毛ケアにも効果的だ。アイシャンプーリフレッシュ 95㎖ ¥2,970/MediProduct
電子書籍リーダー
直接目を照らさないフロントライト方式と、反射を抑えたディスプレイは、スマートフォンやタブレットの画面に比べて目にかかる負担をぐっと軽減。Kindle Paperwhite ¥14,980〜/Amazon
Photos:Yumi Yamasaki Mai Shinya Kenta Sato Model:Kotaro Inai[MEN’S NON-NO model] Composition & Text:Ayano Nakanishi
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