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「今の会社に一生いたい」なんて思ってないけど、20代の転職って、実際どんな感じなの……? そんな疑問は、転職センパイに聞くのが一番だ!
河野美咲さん(仮名) 24歳
チャレンジも大切だけど、
自分のことも大切に
番組制作会社/
アシスタントディレクター
⬇︎転職
ゲーム会社/英文事務(派遣)
夢を追ってつかんだエンタメ業界での仕事は、思っていた以上に大変だったという河野さん。今の自分にとって、一番幸せなあり方を考えた結果とは?
内定時からハードな仕事であることはわかっていました。でも週休2日のはずが、毎週土日のどちらかは必ずフルタイムで出社、1か月ずっと休みがないこともあって。そこに追い打ちをかけたのが、決していいとはいえない職場の人間関係。半年ほど続けて気づいたら限界に。休職して、元の職場には戻れないと感じ、転職支援サービスに片っ端から登録。1か月ほどで現職に就くことができました。あわよくばまたエンタメ業界で、自信のある英語に関する仕事と考えていたところ、エージェントの方が見つけてくださったんです。面接で退職理由を聞かれたときは、もう同じ思いをしないためにも正直に答えていました。今は残業がなく、周りも穏やかな人が多いので、自分の時間を大事にしながら充実した毎日を送れています。
高橋 誠さん(仮名) 23歳
社内で着実にポジションを築ける
環境をめざしました
銀行/総合職
⬇︎転職
保険会社/総合職
将来的に、社内で自分のキャリアを確立しづらいことが悩みだった高橋さん。頑張った分、次のステージに進める会社に転職しようと決意した。
新卒で入ったメガバンクはエリア総合職でした。エリア総合職は、転勤してどこの支社でも働くことができる普通の総合職に比べ、昇進や昇給のチャンスが少なくなってしまうんです。これに気づいたのは入社して半年頃のこと。会社も隠していたわけではないと思いますが、内定の段階ではエリア職だと知らされていませんでした……。そこで転職しようと考え、給与の高さを第一に次の就職先を探し始めました。7、8社にエントリーし、内定をもらえたのが3社。理系なので、比較的スムーズに進んだのかもしれません。今の職場は給与と会社の大きさで決めました。同じ金融業界の中での転職でしたが、月80時間を超えることもざらだった残業が今ではだいぶ減ったうえ、フレックスになったのでかなり働きやすくなりました!
Illustrations:yua Text:Miki Higashi
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