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「半径1m」の空間をブラッシュアップ
Home Changer, 3つの選択
vol.3
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スツール×ライト×ラウンジチェア

和室はアートスペースで改革
部屋の一角にアートを鑑賞できる場所をつくると、心安らぐ時間が増えると思うんです。絵画やオブジェなどが手に入らなければ、まずはデザイン性の高い家具から。ゼブラ柄のスツールは、ポップさとシックさを感じる佇まいがアート顔負け。置くだけで空間が引き締まります。他に飾るなら、貼る機会を逃したポスターや、道端で見つけた枝でもOK。ライトを当てて存在感を引き立てるのがコツです。おすすめの照明はイタリアの巨匠が手がけたモダンな逸品。シェードの曲線美が華を添えてくれます。アートの前にはゆったり座れるラウンジチェアを。日本発・コヨリのものは直線的なプロポーションが魅力。“ソファ未満”なちょうどいいサイズはひとり暮らしにぴったりですね。こんな鑑賞スペースがあれば、たとえ野暮ったくなりやすい和室でも、豊かで居心地のいい空間になるはずです。

Artek
Stool 60, zebra fabric
1933年に登場した名作。“曲げ木”という手法を用いて作られている。スツール〈横38×高さ44×奥行き38cm〉¥72,600/アルテック

Karakter
AIDA
建築、デザイン、彫刻の分野で活躍した巨匠が1988年に発表。ライト〈横40×高さ47.6×奥行き41cm〉¥222,200/YAMAGIWA

KOYORI
MAKURI LOUNGE CHAIR
シンプルながら幾何学的なデザインと無垢材の美しさを感じる1脚。チェア〈横74×高さ80.1×奥行き65.3cm〉¥220,000/コヨリ
竹内優介
スタイリスト
1993年生まれ。黒田美津子氏が主宰するLaboratoryyを経て、2023年に独立。雑誌や広告などのビジュアル制作や、店舗の空間演出など様々な領域で活躍する。
Photos:Riku Ikeya Stylist:Yusuke Takeuchi Composition&Text:Koki Yamanashi
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