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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第34回は、会社員の髙橋湧也さんのご自宅にお邪魔しました!
髙橋湧也さん
Instagram@iic_room
会社員
1LDK(44㎡)
おしゃれ部屋のこだわり
制約のある賃貸だからこそDIYを!
下町暮らしを自分らしく楽しむ


「東京の東側、下町エリアでの暮らしに憧れこの部屋に引っ越してきました。築39年と古い建物ではあったものの、室内は綺麗にリノベーションされていて、外観とのギャップも愛おしく思えたんですよね。二面彩光のリビングは明るく、さらにフローリングは賃貸には珍しい無垢材。白い壁紙とウッドのシンプルな組み合わせはインテリアのベースとしても理想的でした。とはいえ賃貸なので、大掛かりな改装はできません。だけど少しの手間かけるだけで、空間はアレンジできるもの。ホームセンターで買ったラワン合板を使い、柱や梁の形に合わせて棚をDIYしたり、あえて家具のひとつに工業用シェルフを取り入れてみたり……もとの雰囲気を活かしながら、オリジナリティを追求しています。どこにでもあるアイテムでも、配置や組み合わせ次第で自分らしさを出せるのがインテリアの面白さ。工夫を見つけながら、日々の暮らしを楽しんでいます」(髙橋さん)

おしゃれ部屋のインテリア
リビングとキッチンを分けるDIYシェルフ


「リビングからキッチンスペースが丸見えだったので、間に棚を作って地続きの空間にメリハリを持たせました。こちらは無印良品のスチールシェルフに板を重ねて作ったもので、見た目に反してお手軽なDIYなんですよね。あくまで棚なのですが、ソファ側から見ればラワン合板の壁のようになっていて、いいアクセントになっています!」(髙橋さん)
ボーコンセプトのソファ

「身長180cmある僕が、ゆったりくつろぐことができるソファ。しっとりとしたベロアの風合いが、ウッドを基調とした室内のいいアクセントになっています。約50万円とかなり高価だったけれど、長く使うと決めて部屋に押し込みました!」(髙橋さん)
カール・ハンセン&サンのCH24

「ソファに合わせて、長く愛用できる椅子が欲しい。そこで購入したのがこのYチェアです。繊細なデザインなのに、置くだけで雰囲気がぐっと高まる。ハンス J. ウェグナーの名作はやっぱり機能性も抜群です」(髙橋さん)
ルイスポールセンのPH 4/3

「リビングのペンダントランプに選んだのは、ルイスポールセンのPH 4/3。定番のPH 5と比べると小ぶりだけど、光が柔らかく広がっていくので、空間に奥行きを与えてくれます」(髙橋さん)
りんご箱をそのまま活用した本棚

「ベッドサイドの本棚は、りんご屋さんからいただいたりんご箱。DIYというか、ただ置いて本棚にしているだけなのですが、長年使い込まれた木の質感がいい味になっています!」(髙橋さん)
寝室にあるDIYした天井収納

「賃貸がゆえの収納不足にもDIYで対処しています。突っ張り棒と角材、ベニヤ板を使って寝室に天井収納を作りました。細々とした小物たちを、ここにすっきりまとめています!」(髙橋さん)
土間を利用したワークスペース

「本来はシューズクローゼットとして想定されていた土間を利用して、ワークスペースを設置しています。かなり狭いけど、だからこそ集中でき、リモートワークもはかどりますね」(髙橋さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima

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