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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第29回は、会社員の川野祐輝さんのご自宅にお邪魔しました!
川野祐輝さん
Instagram@metromagazine_yuki
会社員
1LDK(40㎡)
おしゃれ部屋のこだわり
LDK+和室の間取りを、差し色と
DIYで今っぽい雰囲気にアレンジ!
「メリハリある生活をするために、ゆとりのあるLDK+ベッドルームという条件で見つけた、和室付きのこの部屋。入居当初は、広い部屋に住むのだから、余白を生かしたミニマルなインテリアにしようと思っていました。しかし、気がつけば物に囲まれてこのありさま(笑)。今は逆にこの物量を、いかにすっきり見せるかという視点で部屋作りをしています。ファブリックや植物などで色を効かせ、空間に奥行きを持たせたり、構造的に発生してしまうデッドスペースに、DIYで本棚を作ったり、業務用のラックを使って古着屋さんのように服を収納したり……。賃貸物件でもできる工夫で、好きな物に囲まれた暮らしを心地よくしています。結果的にLDKと和室の雰囲気にコントラストがつき、オンとオフの切り替えがしやすくなったのもうれしいポイントですね」(川野さん)
おしゃれ部屋のインテリア
「テーブルやソファなど、インテリアのベースとなる大きな家具は彩度を低く設定し、クッションやブランケットで色を足し算! そうすることで落ち着いたムードと遊び心を両立させています」(川野さん)
DIYしたアクセントボード
「趣味の映画鑑賞を楽しむために、リビングには大きなテレビを壁掛けし、本格的な音響も設置。これを実現するために3日かけて壁をDIYしたんですよね(笑)。ホームセンターで購入した2×4の角材を下地にして、その上に木のボードを貼り付けています。賃貸だとクロスの張り替えはできないので、知恵を振り絞りました」(川野さん)
「幼少時代からDVDが焼き切れるほど観ている『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。こつこつ集めたグッズをスクリーンの近くに置き、映画館っぽさを演出しています!」(川野さん)
イノベーターのダイニングチェア
「食事やちょっとした作業をするカフェテーブルには、イノベーターのダイニングチェアを合わせています。違う色を組み合わせてかわいげを狙いました。陽の光もよく入るので、気持ちよく過ごせるスポットのひとつ!」(川野さん)
小道具店で集めたお気に入りの雑貨
「旅行や出張などで地方へ行くときは、その街の小道具店に立ち寄り、変わった雑貨を購入するようにしています。ちょっとへんてこなデザインのものが増えていくばかり……(笑)」(川野さん)
業務用の厨房ラック
「キッチンまわりのあれこれは、飲食店の厨房で使われる業務用シェルフでコンパクトにまとめています。ステンレスなので清潔感もあって、なおかつ業務用だから価格もお手頃!」(川野さん)
ウニコのアルベロ
「ソファはウニコのアルベロを愛用中。簡単に背のクッションを取り外すことができ、そうすればデイベッドとしても使えます。日中くつろぐときのほかに、友達が遊びにきた際は寝床にも!」(川野さん)
シンクオブシングスの図工椅子
「コクヨのインハウス・デザインコレクティヴ『YOHAK DESIGN STUDIO』がプロデュースするショップ、シンクオブシングスで見つけた図工椅子。普遍的な形なのに、グリッドのデザインが加わるだけでこうも洒落たものになるとは。ほどよいサイズ感なので、テーブルとして使っています」(川野さん)
まるで古着屋のような和室
「チャンピオンのリバースウィーブだけでも70着以上あって、とにかく服が多くて。なので和室の機能は、寝ると服だけ! 業務用のラックやシェルフを使ってなんとか収納しています」(川野さん)
ふとんのまつむらのベッドカバー
「和室の雰囲気も気に入っているので、布団屋さんが作っているベッドカバーを使っています。和のテイストが加わって、よりリビングとギャップが出せます!」(川野さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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