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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第28回はインテリアデザイナーの中島啓之介さんのご自宅にお邪魔しました!
中島啓之介さん
Instagram@hakadzy
インテリアデザイナー
1LDK(44㎡)
苦労して見つけたデザイナーズ物件を
お気に入りの家具とDIYで自分色に!
「彼女と同棲するために部屋探しを始め、不動産屋さんを巡るなかで出合ったのがこの物件。コンクリート×木材というマテリアルの配置が美しく、すぐに入居を決めました。一般的な賃貸物件には珍しい、オイル仕上げのフローリングは、木の温かみを感じられて、そこに合わせられる家具のテイストが広いのもよかった。だからこれまで住んできた部屋のなかで、いまが一番インテリアを楽しめている気がしますね。お気に入りのテーブルやチェア、ソファを置いてもゆとりのあるLDK、そこに繋がる広めの廊下には自作の棚を配置し、スムーズな動線を確保しながら、自分にとっての居心地のよさを追求しました。また、フローリングに対し、テーブルや棚のウッド、ソファのファブリックに明るめのものを選ぶことで、メリハリをきかせ、限られた空間をすっきり見せているのもポイント!」(中島さん)
Room
「キッチンスペースからLDKへと続く廊下は幅が広く、そこには自作の棚を配置。ホームセンターで購入したコンクリートブロックと板を組み合わせただけのお手軽DIYですが、高さを自由に決められるので、アートブックの収納も余裕です! インテリアデザイナーという職業柄、どうしても大判の書籍が多くなってしまうんですよね……」(中島さん)
「リビングにも同じように作ったDIYの棚。こちらはより高さを出し、キャビネット感覚でアートや雑貨などを置いています」(岡田さん)
「イタリアの家具デザイナー、エンツォ・マーリが公開している設計図をもとに、自分で作ったダイニングテーブル。ホームセンターで指定した長さに木を切ってもらい、1日かけて仕上げました。構築的なデザインがお気に入り」(中島さん)
「ダイニングテーブルに合わせる椅子は、好きなブランドからいくつか厳選。こちらはマルセル・ブロイヤーのチェスカチェア! 見た目の美しさはもちろん、金属のテクスチャーも部屋のなかではいいアクセントに」(中島さん)
「ロナン&エルワン・ブルレックのロープチェアは、僕が椅子を集めるキッカケにもなった思い出が詰まったもの。きっとこの先ずっと使い続けるであろう、大切な一脚です」(中島さん)
「リビングのソファは、大阪の家具ブランド、トラックファニチャーのFKソファ。とても高価なソファなのですが、運良く前職のボスから譲っていただいたものです。合わせる部屋を選ばない汎用性の高さと、ふかふかの座り心地が最高です!」(中島さん)
「ホームセンターで購入した配管を使ってテレビボードを自作。普遍的な建材も、アイデア次第でこうも面白いDIYができるんです!」(中島さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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