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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第26回は、下北沢の古着屋「BETTER」の店長、守田大悟さんのご自宅にお邪魔しました!
守田大悟さん
Instagram@diego_mrt0322
古着屋「BETTER」店長
1K(23㎡)
築50年の木造1Kは職場までの近さが
決め手。狭小でも自分らしく快適に!
「借りる部屋を決めるときは、ライフスタイルに合わせて何を優先し、何を許容できるのかという取捨選択が大切だと思っています。僕の場合は、職場のある下北沢から徒歩圏内という立地に重きを置き、築年数にこだわらず、部屋の広さは最低限に。というのも下北沢周辺は家賃相場が高く、予算の範囲だと選択肢は1Rか1Kくらいしかなくて(笑)。そんな条件の中からこの部屋を契約する決め手になったのは、陽当たりのよさでした。二面彩光なので風通しもよく、晴れていれば日中は照明いらず。築50年の木造物件だったのですが、中は綺麗にリノベーションされており、水回りと6帖の居室が分かれた間取りも、一人暮らしなら十分。居室兼寝室には、ヘリンボーン柄のクッションフロアを敷き、テレビは壁掛け、そして動線を確保しつつ、最低限の家具をレイアウトしています。そこにフロアランプや植物、ちょっとした小物の足し算で自分らしさを加えています。広さがない分、そういう小物選びで変化を出せるように気を配っていますね!」(守田さん)
Room
「ソファやテーブル、ラグなどには重厚な色味を選び、壁紙の白を際立たせ、部屋の上下に明暗のコントラストをつけるように意識しています。そうして落ち着いた印象を与えながら、クリーンな雰囲気に」(守田さん)
「もともとあったフローリングの上に、ヘリンボーンのクッションフロアを敷いています。6帖分だからお手軽なDIYかと思ったけど、友達に助けてもらいながら結局1日がかりの作業でした(笑)」(守田さん)
「お気に入りのローテーブルは、千駄ヶ谷のシャークアタックで購入したヴィンテージ。1960年代のモロッコで作られたものらしく、不思議な模様が存在感抜群。この部屋にはやや大きい気がするけど、一生使っていく予定です。この重厚な雰囲気に合わせたラグは、ジャーナルスタンダード ファニチャーのもの」(守田さん)
「卓上のティッシュケースカバーとコースターは、どちらもトミーメイド。レザーで作られているので、生活感をうまく隠してくれるんです。狭小部屋に住んでいるからなのか、こういった小物はつい手を出しがち(笑)」(守田さん)
「ブラウンが多い部屋なので、スポットでグリーンを差し込んで爽やかに。パイソン柄の鉢はジャーナルスタンダード ファニチャーで発見しました!」(守田さん)
「2×4の角材で柱を作ることができるラブリコを使い、テレビを壁掛けに。角度調節ができるので、ベッドからもソファからも見やすくなっています」(守田さん)
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
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