あえて選ぶ築60年の木造アパート。和室×ヴィンテージ家具でモダンなインテリアをつくる!【おしゃれ男子の部屋カタログ/Vol.24・松橋敬祐】
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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第24回は、販売員の松橋敬祐さんのご自宅にお邪魔しました!
ヴィンテージ家具の世界観には、
築60年の木造アパートがハマる!
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「以前は設備の充実度で部屋を選んでいて、そのときは打ちっぱなしコンクリートのデザイナーズ物件に住んでいました。しかし、ヴィンテージの無垢材家具を集めるようになると、部屋の雰囲気と家具の主張がちぐはぐになってしまって。その違和感を解消するべく、ウッド系の家具にハマる部屋探しをはじめました。そしてたどり着いたのが、この築60年の木造アパート。ヴィンテージ家具の重厚さに合わせて、ラグマットは深みのある赤を選び、ソファはベルベットの緑に。この捕色関係の2つの色を使って、ムードを感じさせるインテリアに仕上げました。色のバランス感覚は、映画『アメリ』を参考にしています。主役となるヴィンテージのサイドボードやキャビネットは60〜70年前のもので、それはちょうどアパートが建てられた時代。この部屋の長押(壁面の木枠)も、実は同じ年代の木なんじゃないかな。だからこんなにも部屋と家具がマッチして見えているのかもしれません!」(松橋さん)
Room
木造二階建てのアパートだが、周囲に高い建物がないおかげで採光はばっちり。「築60年の木造物件と聞いて、入居前は少々びびっていました。だけど暮らしはじめてみると不便はなく、外からの光も十分入るので気持ちよく過ごせていますね。すりガラスを使ったレトロな引き戸も気に入っています」(松橋さん)
「ソファとシングルソファはカリモクで購入。ツヤのあるベルベットのファブリックが、重厚なウッドの存在感にハマります。比較的、値段がお手頃なのもうれしいポイントです!」(松橋さん)
「照明はルイスポールセンのPH 5シリーズ。リサイクルショップのTOKYO RECYCLE imptionで見つけた掘り出し物。ほどよい存在感が、部屋のアクセントになっています」(松橋さん)
「大きさの異なるラグを複数集めて、居室全体に敷いています。それぞれ柄は違っても、赤をベースにしているので違和感なくまとまるんですよね」(松橋さん)
「メルカリで発見したイギリスのジェンティーク社のサイドボード。インテリアとして購入しただけなので、実は中身はほぼ空っぽ(笑)。その上にターンテーブルやちょっとした雑貨を置いているだけですが、この部屋で一番お気に入りの家具です」(松橋さん)
「唯一使っているサイドボードの収納スペースには、置く場所に困りがちなメガネやサングラスを入れています。大きさに対して、収納力を全く活用できていません(笑)」(松橋さん)
「キャビネットは60年代のジェンティーク。イギリスメイド。友達から譲ってもらったもので、書籍や雑貨を置いて使っています。こちらもサイドボードと同じく中身はほぼ空っぽ。収納ではなく、オブジェのような感覚で大切にしています!」(松橋さん)
販売員
松橋敬祐 さん
販売員として、都内のアパレルショップに勤務。インスタで部屋の写真を多数投稿する!
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
久嶋敢太
エディター
本誌のファッションテーマからスナップまで幅広く担当する若手エディター。ウェブでは連載「俺たちの“ノリモノ”語り!」と「オシャレ男子の部屋カタログ」を担当する。
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