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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃する連載「おしゃれ男子の部屋カタログ」。今回は21人のこだわりの部屋を間取り別に総まとめ。ぜひ参考に!
一人暮らしのおしゃれな部屋の作り方
1|「1R」のおしゃれな部屋づくり
1.【24平米】白を基調とした韓国風
インテリアでクリーン&ミニマルに!
Room


自然光の入る白い空間に色数を絞ったインテリアを
「地元の広島から上京してきたタイミングで住み始めた我が家。クリーンな空間を作りたかったので、間取りや部屋の雰囲気は物件探しの段階からかなりこだわっていて。自然光が気持ちよく差して、狭すぎず、家賃もそこそこ。そういう条件で見つけたのがこの部屋でした。その結果、職場からは1時間の距離になってしまいましたが、後悔はしていません!(笑)。韓国のインテリア雑誌を参考に、部屋全体は白を基調としつつ、ソファや床のグレー、観葉植物のグリーンをさりげなく合わせて爽やかな雰囲気を目指しました。ワンルームという限られたスペースを効果的に使うため、ラウンドテーブルやソファなどのサイズを考え、狭く見えないように配置しているのもポイントです!」(中村さん)
部屋のポイント!

明るいグレーの床は実はカーペットタイル。ホームセンターで購入したものを、引越し直後に敷き詰めたそう。フローリングの上に重ねることでウッド感を打ち消し、部屋の雰囲気をぐっとクリーンに仕上げている。
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ソファは楽天で見つけた掘り出し物。カーペットの色と合わせることで部屋全体の統一感がぐっと高まる。

ファッション好きに欠かせない姿見は楽天で購入。視界に入る位置に大きな鏡を置くことで、ワンルームの部屋にも奥行きが生まれる!
2.【30平米】画一的なワンルームの部屋を
DIYで自分らしくカスタマイズ!
Room


ブラウン、ブラック、グリーンに色数を絞って
「職場の近くで見つけたこの部屋は、住み始めて5年目になります。ゆったりした長方形の間取りは10帖ほどあり、家具の配置がイメージしやすかったのが入居の決め手ですね。そして空間を作る上で意識したのは、部屋全体で使う色数と素材のバランス。天板やキャビネットなどに天然素材のブラウン、照明やデスクの脚にはアイアンのブラック、小物や植物で少しのグリーン、という感じで使う色を3つに絞ることで部屋の統一感を出しました。ただ、最初に家具を運び入れたときは床が白のフローリングだったんです。その存在感が意外と強くて、後からコンクリート調のフロアタイルを敷きました。そうすることでより部屋の雰囲気が出た気がしますね。そして賃貸なので釘を使うことができず、照明やブラインドの取り付けも一苦労あって。そのためにホームセンターでツーバイ材を購入し、それで柱を作り、ブラインドや照明を取り付けるためのベースにしています。そういうDIYも楽しみながら現在の部屋が完成しました!」(小野さん)
部屋のポイント!

「部屋の中で一番のお気に入りはこのカール・ハンセン&サンのYチェア。デスクスペースは部屋の中心なので、チェアにはお金をかけちゃいました(笑)。こうやっていいものをミックスすると雰囲気もぐっと増しますね」(小野さん)。デスクはKANADEMONOで購入。また、ベットスペースとの間仕切りにはネットを使用。こうすることで限られたワンルームの空間を、圧迫感なく分けている!

インターフォンやエアコンのリモコンなど、どうしても生活感が出てしまうものは壁と同色のロールスクリーンを使って見えないように。ここでもツーバイ材が活躍!
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「ワンルームなので極力床のスペースは空けていたくて、テレビは壁掛けにしています」(小野さん)

「生活感を消す、というのもこだわっているポイントです。トラックファニチャーのポスター裏には、見せたくないテレビや照明の配線を隠しています(笑)」(小野さん)。奥のロッカーはアメリカの大学などで使用されているリヨン社のもの。そのインダストリアルな雰囲気が、ポスターの世界観ともうまくマッチ!
3.【18平米】画一的になりやすいワンルーム
だから大好きな雑貨で自分らしさをプラス。
Room


間接照明で狭小空間に奥行きを演出
「2年前、大阪から東京への転勤が決まって上京することに。新年度を控えた3月に物件を探していたので、予算に合った広い部屋となかなか巡り合えず、仕方なく18㎡のワンルーム暮らしが始まりました(笑)。少々、いや、かなり狭いけど、手の届く範囲に必要な全てが収まっていて、住むには意外と快適なんですよね。ただ、こういったワンルームは、最低限の家具を置くだけで空間が埋まってしまうため、インテリアが画一的になりやすくて。だから僕は間接照明で空間に奥行きを演出したり、カラフルな雑貨や小物で個性を加えたりしながら、自分らしさを出せるようにしています。特に昔から集めている海外のキャラ雑貨は、ちょっとした空間があれば置くことができ、それだけで部屋が賑やかになるんです。こんなふうに好きなものに囲まれているから、小さくとも一番の落ち着く場所なんです!」(髙橋さん)
部屋のポイント!

入居の決め手になったという高い天井。空間が上に広がっているから、ワンルームでも圧迫感なく過ごせる。窓が大きく、気持ちよく自然光が入るので開放感も。
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「18㎡のワンルームでも、ベッドをソファ代わりにすれば、友達を招くことも意外と可能。しかし、キッチンの作業スペースが少ないため、自炊の機会は大幅に減ってしまいました。シングルソファの横にあるIHコンロは、ほぼテーブルとして活用中(笑)」(髙橋さん)。

よくある一人暮らし用の冷蔵庫も、少し手を加えるだけでしゃれた雰囲気に。ホームセンターなどで売っているタイルシートを冷蔵庫の前面に貼り付けた低予算DIY。
4.【53平米】ワンルームと広々ロフト。
それぞれの空間にコントラストをつけて
Room


必要最低限のインテリアはグリーンをアクセントに
「ここへ引っ越す前は木造の古いアパートに住んでいて、そこは狭い上に窓はひび割れがあって、さらに畳にはカビが…という感じでした(笑)。そんなところで暮らしていたから、次に住むのは絶対いい部屋にしようと決めていて。築浅のRC造の物件に絞って部屋探しを始め、見つけたのがここだったんです。間取りとしてはワンルームの造りなんだけど、かなり広いロフト付き。そして室内はコンクリート打ちっぱなしの壁に無垢材のフローリング。そういうデザイナーズ物件らしいスペシャル感に惹かれ、すぐに入居することに。くつろぐためのリビングスペースには、ソファやローテーブル、ベッドなど、必要なものを最小限に置きながら、アクセントカラーとしてグリーンをプラス。そうして部屋の雰囲気が無機質になりすぎないように意識しています。床までモルタルのロフト部分は、リビングとは対照的にソリッドにまとめ、服の収納部屋として使っていますね。また、このロフトは自然光もよく入るし、空間を広く使っているので、インスタやTikTokのムービー撮影にも便利なんですよね。それに階層が2つに分かれているから、愛猫のフィフが運動不足にならないのもポイント!」(藤井さん)
部屋のポイント!

くつろぐためのリビングスペース。モルタルのグレーの壁だからこそ、観葉植物やソファに敷いたブランケットのグリーンがより映える。また、ローテーブルやソファの座面、ベッドの高さを低く合わせて空間に奥行きをもたせることで、部屋がより広く感じられる。

広々としたロフト部分は、備え付けのクローゼット+アルミラックで衣装部屋として活用。自然光が綺麗に差し込むソリッドな空間は動画映えもするらしく、SNS用の撮影でも大活躍だそう。
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「実はこのソファは楽天で見つけたもので、比較的価格もリーズナブルでした。だから安っぽさが出ないようにステューシーのブランケットを上に敷いて、自分らしいアレンジを加えました!」(藤井さん)。

SNS投稿でも活躍する全身鏡は楽天で見つけたもの。コンクリート打ちっぱなしの無機質な空間だからこそ、こんなふうにエッジの効いたデザインが映える!

「コンクリート打ちっぱなしの壁に合わせて、プラントカバーはモルタルのものを選びました。自然物と人工物のコントラストが気に入っています。側面のアートワークは自分で描いたもの」(藤井さん)。
2|「1K」のおしゃれな部屋づくり
5.【30平米】基本は白。そこに色を足して
かわいげのあるクリーンな部屋に!
Room


白をベースにしながら様々な色を差して
「韓国のインテリア雑誌に出てきそうな清潔感のある雰囲気が好きなので、引っ越してすぐのころは、白い家具ばかり集めていました。ただ、色を揃えるだけでは段々と味気なく思えてきてしまって……。アイディアを探し、ピンタレストやインスタグラムで世界中のインテリアを見ていると、おしゃれな部屋にある共通点を見つけたんです。それはずばり色。洋服のコーディネートと同じように、部屋も配色が大切なことに気がつきました。だからベースのカラーは変えず、クッションやフェイクグリーンで色を足してみると、ぐっと部屋がしゃれて見えるようになったんですよね。さらにこの部屋に住み始めてからは、インスタやTikTokへ投稿するネタもインテリア系が多くなってきました。もうひとつのスタジオと言ってもいいのかもしれません(笑)」(あべさん)
部屋のポイント!

部屋の主役として購入したソファーはリーン・ロゼ。数ある型の中からモデルを選び、ファブリックを自分好みにカスタマイズできるのだそう。お値段は60万円ほどと高価なアイテムだが、その存在感がリビングの印象をぐっとしゃれて見せる。そこにイケアのクッションを合わせ、ハイ&ローのミックスもうまい!

ベッドやシーツも楽天のECサイトで見つけたのだそう。白とグレーを合わせ、とことんクリーンな雰囲気に。
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お気に入りのフレグランスや雑貨、スピーカーは綺麗にディスプレイ。このコレクションラックは、韓国系のインテリアに特化したECサイト・リトルルームスで購入。

デスクランプは、金属の削り出しの造形が美しいターンのものを愛用。夜間のちょっとした作業に欠かせない。
6.【22平米】壁とフローリングを埋めれば
賃貸アパートでも自分らしさが全開に!
Room


とにかく物を置いてフローリングや壁紙を隠す
「大学への進学を機に上京し、就職のタイミングでここに引っ越してきたのがちょうど1年ほど前。職場からのアクセスと、新卒の僕が払えるだけの家賃、間取りのバランスを考え、入居を決めました。家具を入れる前の我が家は一般的なアパートで、その画一的な雰囲気が苦手だったんですよね。なのでとにかく物を多く詰め込むことで、フローリングや壁紙など、よくある感じを目立たないようにしていきました。いろいろな種類のラグを敷き詰めたり、壁にカラフルなブランケットをかけたり、そうして今の部屋ができあがりました。他にも雑貨や植物など、自分の好きな物でとにかく部屋を盛っています。それぞれのルーツや購入先はバラバラだけど、このごちゃ混ぜ感が心地いいんですよね」(林さん)
部屋のポイント!

ひときわ目立つ壁にかかったブランケットは、アメリカのスローダウンスタジオで購入。抽象的なモチーフの中にさまざまな色が差し込まれており、家具やポスター、ラグの色を拾いながら、部屋全体が柔らかい雰囲気に。

ほぼ正方形の間取りに付随したくぼみは、デスクスペースとして活用。部屋の構造を生かすことで、ワンルームでも仕事とプライベートの切り替えができるという。
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目を引くトラのラグは、アクメ ファニチャーのオリジナル。このポップな存在感のおかげか、その下に敷いた3種類のラグも違和感なくなじむ。無印良品のオーク材を使ったウッドボックスには、よく読む雑誌や、旅先で見つけたという雑貨をバランスよく配置。

気がつけば増えているという観葉植物は、オザキフラワーパークで購入。日当たりがよいせいで育ちすぎるという問題もあるという。
7.【22平米】ワンルームを広く見せるための
レイアウトのルーツはゲームにあり!
Room


家具はフリマアプリやネットオークションで
「就職を機に住み始めたこの部屋との付き合いも1年が経過し、ワンルームでの暮らしにも慣れてきました。生活のすべてがひと部屋で完結するのは意外と快適だし、家具選びやそのレイアウトでいかに部屋を広く使うのか、を考えるのも楽しみのひとつです。この部屋でいうと、1.5人掛けのソファを中央に置き、床を見せることで空間に奥行きをもたせる……とか。そういう感覚のルーツは、小学生のころにやっていたゲーム『どうぶつの森』にあって、ニンテンドーDSの中にあった当時の部屋と、僕の今の部屋には通ずるところがあります(笑)。そしてできるだけお金をかけないというのも心がけていて、家具のほとんどはフリマアプリやネットオークションで手に入れたもの。そうして制限をかけつつ、理想の部屋に近づけていく工程が面白いんですよね」(須田さん)
部屋のポイント!

コンクリート打ちっぱなしの無機質な壁面だからこそ、趣味のレコードや植物のグリーンが映える。さらに3灯の間接照明は楽天で購入したものを組み合わせた自作品!

プランターの下には唐草模様の敷物が。和のテイストをさりげなくミックスするのもこなれた部屋に見せるコツだ。
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限られたスペースだからこそ、部屋にテレビはなく、映画やドラマを見る際はプロジェクターを使用している。

デスクはあえて簡素なものを選び、部屋の中で配置を変えやすくしているそう。ベッドは最低限のセミシングル!
8.【24平米】アンティーク雑貨を使った
アレンジで1Kを喫茶店のような空間に!
Room


隙間を埋めるようにあえて雑多にインテリアを配置
「大学進学を機に長崎から上京し、人生初の一人暮らしを始めたのがこの部屋です。物件探しから契約、家具選びにいたるまで、全部が初めてのこと。だから当時はインテリアにこだわる余裕なんてなくて、イケアやニトリで揃えた必要最低限のもので生活していました。それから新しい暮らしに慣れていくと、下北沢の古着屋さんやレコードショップへ通うように。そうして東京カルチャーに触れていくなかで、特にハマったのが喫茶店。コーヒーの美味しさはもちろん、ゆっくり時間が流れる空間がたまらなく愛おしくて。こんな部屋に住みたいと思い、今の部屋作りをスタートさせました。お金があるわけじゃないから、ベッドやソファなど、あるものはそのまま。そこに雑貨屋さんやアンティークショップで見つけたランプやブランケットを加え、全体の雰囲気をぐっとアレンジしています。最近は隙間を埋めるように買い物をしてしまうから、雑多になりすぎているかもしれません……。ただまぁ、そこも喫茶店っぽさということでお願いします(笑)」(水田さん)
部屋のポイント!

「ローテーブルやベッド、オープンシェルフなど、大きい家具は基本的にイケアかニトリ。どこでも買えるものだけど、ブランケットを敷いたり、アンティークな小物を加えたりして、自分らしくアレンジしています」(水田さん)。

「部屋の角に好きなバンドのポストカードを貼っていたら、気がついたらこんな数に……(笑)。マスキングテープがあればできるお手軽アレンジです!」(水田さん)。
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ローテーブルを照らすのは、イタリアのアンティークランプ。「古ぼけた花柄のシェードに惹かれ、地元の長崎の雑貨屋さんで購入しました。日が暮れてから明かりをつけると、ムードが出るんですよね」(水田さん)。

楽天市場で見つけたソファには、柄の効いた大判ブランケットをかけて。「よくあるソファだけど、こうやって存在感のあるものをかけるだけで、ぐっと個性的に!」(水田さん)。
9.【30平米】落ち着きのある空間作りと
自分が好きなカルチャーをミックス!
Room


アウトドアムードと好きなカルチャーをミックス
「コロナ禍以降、大学の授業や課題はリモートでこなすことが多くなり、それに伴って家で過ごす時間も増えました。だから自分が落ち着ける空間として、よりいっそうインテリアにこだわるようになったんです。アウトドアが趣味の僕は自然が好きなので、家具はウッドを使ったものがほとんど。そこにレコードやポスターなど、好きなカルチャーの要素を足していくことで、モダンかつ、遊び心のある部屋に見せています。こういう部屋作りのインスピレーションの源はファッション誌やインテリア雑誌にあって、それは印刷会社を営んでいた祖父の影響なのかもしれません。ただ、誌面のかっこいい部屋にある家具は高価なものが多く、学生の僕が買うには現実的ではありません。そこで活躍するのが、楽天などのECサイトや、メルカリなどのフリマアプリ。予算をセーブしつつ、部屋にハマる掘り出し物を見つけていく作業も、インテリアの醍醐味です」(西村さん)
部屋のポイント!

レコードやポスター、雑誌などを壁にかけ、壁面の余白を埋めることで、デスク周りの雰囲気がぐっと増す! 好きなカルチャーに囲まれたデスクスペースだからこそ、作業に没頭できるという。

限られたスペースを有効活用するために、あえてソファではなく、イデーのクッションをローテーブルのそばに。圧迫感のないフォルムで部屋が広く見える!
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レコードプレーヤーのそばにおいた花レコードプレーヤーのそばにおいた花は、近くから見ると実はレゴ! 陶器のフラワーベースに入れてリアルを追求しつつ、遊び心を感じさせてくれる。

リビングスペースと地続きのベッドは、低いものを選んで空間に奥行きを出せるように。ローテーブルのすぐそばにあるからこそ、ソファのようにくつろぎのスペースとして活用することも可能になっている。
10.【26平米】1Kの洋室に和のテイストを
ミックス。清潔感あふれる和モダンに!
Room


ベッドのフレームに合わせてインテリアを選んで
「この部屋の間取りは正方形に近く、家具の配置がしやすそうだったのが入居の決め手でしたね。人生初の一人暮らしということもあり、入居前はスマホのレイアウトアプリを使って家具の配置を緻密に組んでいました(笑)。しかし、そこで理想を膨らませすぎたせいか、思い描いていた家具がなかなか見つからず、入居当初はキャンプ道具で過ごしていて、寝るのはコットでした(笑)。そうして1ヶ月ほど経って最初に到着した家具は、ナチュラルなオーク材をフレームに使ったベッド。そのウッドの色味に合わせて家具を選んでいき、現在の部屋が完成しました。和のテイストが好きなのでフローリングに敷くのは畳ラグで、そこにちゃぶ台を置いてより雰囲気が出るように。また、ソファではなく、座椅子を使うことで圧迫感を減らし、1Kの部屋をすっきり見せました。こういう感覚は、実家にあった和室や祖母の平家に影響を受けていて。そういう自分のルーツで部屋を作ったからこそ、一番落ち着ける空間に仕上がったんだと思います」(馬場さん)
部屋のポイント!

洋服は基本的に備え付けのクローゼットに収納しているそうだが、特にお気に入りのポータークラシックは、壁にかけて見せながら収納。「自分のテンションを上げる服は、見える場所に置いておきたいんです!」(馬場さん)。

部屋に彩りを添える植物は、自然光のよく入る窓際に。グリーンショップのマルタやマナズグリーンで部屋に合うものを探し、ネットから購入することが多いそう。
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目を引くちゃぶ台はクリーマで購入。奥にあるレコードプレイヤーを載せた台と色味や高さを合わせているので、空間を切り取った際に感にぐっとムーディに。

メガネやハットなど、日常で使う小物類はディスプレイケースを使って見せて収納。こちらはメルカリで見つけた掘り出し物だそう。

カーテンレールに取り付け可能なライティングレールを使い、窓際には植物育成用の照明を設置。お気に入りの植物たちがすくすく育つように!

会社員
馬場泰樹 さん
メンズノンノのルポ企画にもたびたび登場する服好き男子。一人暮らしを始めてからは、服と同じくらい家具をチェックするように。
11.【25平米】ガレージのような
ワンルームに、“好き”を雑多に詰め込んで!
Room


動線の確保を意識して空間に奥行きを
「この部屋には3ヶ月ほど前に引っ越してきました。玄関から続く廊下にキッチンと水回り、そこを抜けた先に居室があります。間取りはよくあるワンルームって感じだけど、壁がクロスではなく、打ちっぱなしのコンクリートになっていて、それが入居の決め手でした。無機質だからこんなふうに自転車をかけても違和感がなく、物があふれていても、ガレージのような雑多な雰囲気に。愛車やレコード、映画のポスター、お気に入りの服など、全部を見えるように配置して、好きなカルチャーに囲まれるレイアウトですね。ただ部屋自体は狭いので、導線の確保だけは意識していて。ラグとベッドで床はほぼ見えていないけど、廊下から直線で続くフローリングだけは残し、空間に奥行きを感じさせられるようにしています」(飯田さん)
部屋のポイント!

「コンクリート打ちっぱなしの壁が、寒々しくならないよう、ラグやソファで質感や色をプラス。そうすることで落ち着く空間にしています」(飯田さん)。

「ネットで購入したポールを使って自転車は壁に。もともとは駐輪場がなかったから始めたことだけど、この部屋ならインテリアとしても映えるし、防犯も万全。そして愛車を眺めて飲むお酒も格別です(笑)」(飯田さん)。
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アンティークショップで見つけたというライトは、どことなく和なテイスト。グリッドパターンがアイキャッチになって視線が上がり、部屋全体が広く感じられる!

「イケアで買った同じ種類のキャビネットを2つ繋げて、その上にはフレグランス系の小物やレコード、そしてターンテーブルを置いています。中の容量も十分で、洋服の収納にも役立っています!」(飯田さん)。

「使用頻度の高い洋服は、メタルラックに収納しています。比較的安価だし、圧迫感がないのもいい! 好きなグラフィックのTシャツは、あえて目立つように配置」(飯田さん)。
3|「1DK・1LDK」のおしゃれな部屋づくり
12.【59平米】築30年の物件を
リノベーション。家具にこだわった空間に!
Room


DIYでお気に入りデザイナーズ家具を置ける空間へ
「学生時代、リサイクルショップでアルバイトをしていて、その業務に家具の買い取りがあったんです。たまにデザイナーズ家具が入ってくることがあって、そのかっこよさを知りました。以来、USMハラーのキャビネットとか、ハーマンミラーのチェアとか、掘り出し物のデザイナーズ家具を見つけては、バイト代でたまに買うように。そして20代も半ばに差し掛かり、ちょっといい家具のコレクションも増えていって、広い部屋を探して見つけたのがこの物件。築年数は30年となかなかだけど、古いからこそ、駆体を傷つけなければ何をしてもいいリノベ歓迎の物件というのもありがたかったですね。友達に内装のプロがいて、彼の力を借りながらリノベーションしていきました。壁を剥がしてリビングはモルタル塗り、キッチンはタイル張りに、そして床にはフロアタイルを敷いて、さらに水回りを移設……などなど。かなり大掛かりなDIYになったけど、おかげで自分好みの空間に仕上がりました。その甲斐もあって、これまでコレクションしてきた家具がハマる部屋になったんですよね」(サカイさん)
部屋のポイント!

「部屋を広くした結果、友達がよく来るように(笑)。なのでソファはL字のものにして、来客が多くなっても大丈夫なようにしています」(サカイさん)。テレビ台はデスクと同じUSMハラーのもの。

出窓にはお気に入りのグリーンを配置。2面採光の部屋は風もよく抜け、自然光の入りも抜群だそうで、育ちすぎるという悩みもあるそう。
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仕事場として長く過ごすからこそ、一番こだわったというデスクスペース。デスク&キャビネットはUSMハラーでチェアはハーマンミラー。どちらもヤフオクで見つけた掘り出し物だそうで、定価の1/3ほどの値段で手に入れたそう。

リビングの一角はカーペットタイル敷き、読書や音楽を聴くためのスペースに。「実はここのチェアはハーマンミラーのリプロダクトのもの。もうそろそろベースとなった本物を買おうかと思っています」(サカイさん)。

レコードや洋書などはUSMハラーのキャビネットに収納。規格が統一されているブランドだから、組み合わせ次第でいろいろな使い方ができるのも優秀なのだそう。

会社員
サカイジュンヤ さん
会社員として働く傍ら、アパレルの製作や企業のデザイン案件を副業としてこなす。
13.【31平米】夢だったバイクガレージ。
趣味も仕事も全開で楽しめる3階建ての城!
Room


オンとオフの切り替えがしやすいように意識
「同棲を解消し、退去費用という大ダメージを負った自分を癒すべく、趣味がより楽しくなる部屋を探していました(笑)。そこで見つけたのが、バイクガレージ付きのこの物件。賃貸としては珍しい3階建ての1DKの造りで、1階の土間にバイクを置くことができ、2階は寝室と水回り、3階がダイニングキッチンになっていて。壁も漆喰塗りだったりと、日本らしくない設計に惚れ込んでしまいました。約30㎡の広さを3フロアに分けているので、各スペースは少々狭いけど、まぁ1人で暮らすにはちょうどいいサイズです(笑)。また、自宅での仕事も多く、作業スペースと寝室で階を分けられるのもポイント。だからオンとオフを切り替えがしやすいんです。各フロアの限られたスペースに、パズルのように家具を組みわせて今の部屋が完成しました」(田代さん)
部屋のポイント!

ガレージにはカスタムされ尽くしたHarley-Davidsonのショベル リジット。こうして大切なバイクを室内に保管できるのも、バイク乗りにはたまらないポイントだ。

3階からアクセスできるバルコニーには、恵比寿のP.F.S. パーツセンターで購入した「LAWN CHAIR」が。晴れた週末はこのスペースでくつろぐのがお決まりだという。

「寝室の出入口がアーチ状になっていて、どこか北欧っぽい造りになっているんですよね。この日本らしからぬ雰囲気が入居の決め手のひとつ」(田代さん)。
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「デスクは家具のECストア、KANADEMONOでオーダーしたもの。3階の居住スペースにハマるデスクがなかなか見つからなかったので、低価格で特注サイズを作れたのがありがたかったですね」(田代さん)。会社員として企業に勤めながら、フリーランスのビデオグラファーとして活躍する田代さん。リモートワークや動画の編集作業のほとんどはこのデスクだという。卓上には、自身が製作したアート作品や植物をさりげなく配置。

「千駄ヶ谷のTHINK OF THINGSで見つけたラボジャッキを使い、卓上のグリーンがより目立つように。本来このラボジャッキは、研究や実験の際に器具の高さを合わせるために使用されるものなんですけど、ソリッドな雰囲気なのでインテリアとしても優秀です」(田代さん)。
14.【40平米】インスタで見つけた神物件で
ハタチの頃の憧れた暮らしを!
Room


フロアタイルでDIYしてお気に入りの空間に
「不動産のポータルサイトや物件紹介のインスタアカウントをよくチェックしていて、この部屋はタカギプランニングオフィスのインスタで見つけました。モルタルの天井に白を基調とした清潔感のある内装、自然光が気持ちよく入る大きな窓が入居の決め手でしたね。ただ、もともとの明るいブラウンのフローリングが好きになれず、そこはフロアタイルを使ってDIY。部屋の形に合わせてフロアタイルをを敷き詰めていく作業が大変で、それだけで丸3日かかりました(笑)。そうしてできあがった空間を活かすために、なるべく生活感が出ないよう、家具や家電を選んでいったんです。家具も最小限にしていているから、置くのは本当に自分が気に入ったものだけ。だけどその分、奮発していいものを買うようにしています。引っ越す前と比べて家賃は上がってしまったけど、カッコいいデザイナーズ物件でホテルのような暮らしをする、という夢が叶いました(笑)。部屋作りはまだ途中だけど、ハタチの自分が憧れた部屋に近づいてきています」(タカキさん)
部屋のポイント!

備え付けのライトレールは、かなり自由度が高め。こういう気の利いた設計は、デザイナーズ物件ならでは!

階段を上がった先にあるベッドルームには、お気に入りの服を見せて収納。ラックだけでなく、トルソーで服をかけるのも、ショップのようで見た目にも美しい。
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カール・ハンセン&サンのハンス. J. ウェグナーによってデザインされたYチェア。「昔から好きだったウェグナーのYチェアは、絶対買うと決めていたもの。黒が入ると空間全体が引き締まります!」(タカキさん)。

USMのハラーシリーズのローキャビネットをテレビボードとして活用。白とメタルのコントラストが美しく、生活感の出やすいテレビまわりもきれいにまとまる。テレビ横に置いたサイ・トゥオンブリーのポスターは、ナップフォード・ポスター・マーケットで購入したもの。
15.【30平米】仕事もプライベートも
楽しくさせる心地よいごちゃ混ぜ感!
Room


好きな色や柄が映えるよう意識
「デザイナーとしての仕事がここ最近ぐっと増えてきて、働きやすさと住み心地を両立させたいと思うように。だから仕事場にもなるSOHOの物件を探していて、そうして見つけたのがこの部屋。室内はコンクリート打ちっぱなしの壁に無垢材のフローリングで、その質感のコントラストが入居の決め手でした。正直、ここで暮らす前はあまりインテリアに興味がなかったんです。だけどこんなにおしゃれなデザイナーズ物件に住むのなら、空間作りにも挑戦してみようと思って。そうして海外のインテリア雑誌やピンタレストなどを参考にイメージをかためていきました。オレンジやグリーンなど、好きな色や柄が映えるよう意識をしています。部屋の広さに対して、家具はやや多めだけど、こういういろんな要素が混ざっている感じが好きなんですよね。暮らしやすく仕事もはかどる、最高の部屋になりました!」(加藤さん)
部屋のポイント!

ワーキングスペースを一段上がった先には、ベッドを置いた約7帖のプライベートスペースが。空間が分かれているから仕事からお休みモードへのスイッチもしやすい。

洋服は備え付けのラックを使って収納。壁一面を使っているからかけられる容量もばっちりだ。
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人気の三好ラグのフラワーベースカバーで植物の配置も個性的に。無垢材のフローリングにコンクリート打ちっぱなしの壁といったクリーンな空間だからこそ、ポップな配色が映える。

部屋で1人くつろぐときは人気ブランド、リーン・ロゼのシングルソファが活躍。「これは引っ越しを機に奮発して購入したとびきりお気に入り。個性的な見た目に反して、座り心地も最高なんです!」(加藤さん)。
16.「50平米」いつか観た海外映画の
部屋のように雑多なのに気持ちのいい空間に
Room


それぞれの空間をラグで分けて開放感を増して
「学生時代から海外の映画をよく観ていて、作中の“雑多なのにかっこいい部屋”に憧れがあったんです。だけど僕が以前に住んでいたのはよくある狭小ワンルーム。必要最低限の家具を置くだけでスペースは埋まってしまうし、インテリアに凝るっていうのがあまりできなくて。そういった経験から広い1LDKに引っ越すと決め、見つけたのがこの部屋。こんなふうに空間にゆとりがあれば、テーブルやソファ、ベッドといった必要不可欠な家具も大きいものを選べるし、趣味のものだってたくさん置くことができる。レイアウトの自由度が上がるから、部屋作りが楽しくなりましたね。この間取りはダイニングとリビング、そして扉を開ければ寝室までがひと繋がりになるので、それぞれの空間をラグで分けたのもポイント。そうすることによって開放感が増し、平米数で見るよりも広く感じられるんです。だからポスターや植物、ホビーがより際立つし、雑多でもいい雰囲気に! もうちょっといろいろ置けそうなので、あと一段階くらいは進化するかも?」(山田さん)
部屋のポイント!

「二面採光のダイニングは開放感抜群で、お気に入りの植物たちもよく育ちます。壁の余白をポスターで埋めることで、ダイニング全体のアクセントに!」(山田さん)。フローリングと色を合わせたウッドのダイニングテーブルはロウヤ、ラグはウニコで購入したもの。

「ザ ファーム ユニバーサルやソルソ ファームで見つけた部屋の植物たち。ウッドを使った家具とも相性がいいし、部屋にグリーンがあるだけで、ぐっと落ち着ける空間になるんです」(山田さん)。

リビングダイニングからひと繋がりになっているベッドルームも広々8帖。「この部屋があるからこそ、広く見える我が家。来客があってもいいよう、ベッドメイキングは欠かしません(笑)。簡単なデスクを置いてあるので、ここで仕事をすることも」(山田さん)。
こだわりのインテリアをチェック

「ソファはモモナチュラルのデイ ソファを愛用中。週末はここで映画を観るのが日課です。高さがなく、座面が深いので長時間座っていても全然疲れません」(山田さん)。

ウニコのキャビネットの上には、レコードプレーヤーやアンプ、スピーカーを置いて趣味のゾーンに。「他の家具と比べてウッドの色が重いので、近い色のラグを敷いてこの場所を際立たせています!」(山田さん)。

ホームセンターの棚板とセメントキューブを使った簡単なDIYで、テレビボードを自作。「このDIYは、使うものを買ってきて積むだけなので工数も少なく、好みの大きさにしやすいのもポイントです!」(山田さん)。
17.【51平米】余白の作り方や照明の配置で
落ち着ける空間を目指して!
Room


部屋を広く感じられるように計算して家具を配置
「広めの1LDKに条件を絞って引っ越し先の物件を探していて、不動産屋さんからこの部屋の賃貸情報を教えてもらいました。しかし、その時点ではまだ物件は建設中。内見をすることはできず、間取りだけで入居を決めねばならなくて。実際の部屋を見ないで契約するのは少々勇気がいりましたが、51平米と広く、会社までのアクセスも抜群という好条に惹かれて契約することに。そうして竣工を待ち、晴れて入居。こうやって落ち着ける空間を作ることができたので、あの当時の選択は間違いではありませんでした(笑)。そして一番のこだわりは家具の配置です。ここはリビングとベッドルームがつながった長方形なので、間取りに沿って縦の余白を作りながら、ソファーやラグなどの家具を置いています。そうすることで平米数で見るよりも、部屋が広く感じられるんですよね。そして大きい照明をひとつ、ではなく、天井照明やランプを分散させ、複数の柔らかい光で部屋全体の光量をまかなっていて。だからムードがぐっと増して、落ち着ける空間になるんです」(崎原さん)
部屋のポイント!

「こんなふうに長方形の間取りなので、家具の置き方で直線のラインを作り、余白がすっきり見えるようにしています。そしてこのベッドルームのライトは楽天で買ったもの。ウッドのデザインがよく、価格もリーズナブルで掘り出し物でした!」(崎原さん)。
こだわりのインテリアをチェック

くつろぐためのソファーは楽天で購入。あたたかみのあるウッドとファブリックの組み合わせが部屋に合う。

「柔らかい光がほしくて、リビングにどうしても置きたかったイサムノグチのAKARI。和紙のテクスチャーを引き立てるため、手前のライトはカッパーに」(崎原さん)。

「全体的にウッドを使った家具が多いので、セラミック天板のローテーブルでメリハリをつけています。これは足を伸ばして高さ変えられる便利な仕様で、ここでたまに仕事をすることも!」(崎原さん)。
18.【30平米】ナチュラルな家具で作る
カフェのようなくつろぎ空間は自然光がカギ
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家具選びはお気に入りのカフェを参考に!
「二面採光の明るさに惹かれて入居を決めたこの部屋は、住み始めてもうすぐで2年。居室と寝室のドアを常に開け、1DKの間取りをワンルームのように使っています。自然光が部屋全体に差してくれるから風の抜けもよく、植物の育ちが最高なのもうれしいポイント! 家具選びはお気に入りのカフェを参考にしていて、ナチュラルなウッドで統一したローテーブルと、植物の色に合わせたモスグリーンのソファをメインに。目に優しい色で空間を作ることで、広さのわりにゆったりくつろげるようになっています。また、フローリングの色が家具と被ってしまうので、オフホワイトのラグでウッドの面積をコントロール。そうして全体の雰囲気を軽く見せる工夫も!」(篠崎さん)
部屋のポイント!

「ワンルームのようにリビングと寝室が地続きになっているので、ラグを使って空間を分けています。週末はこのソファでコーヒーを飲みながらゆったりするのがお決まり」(篠崎さん)。

「ベッド脇のデッドスペースは、ドローアラインのテンションロッドで有効活用。照明やスマホを置くのに便利です!」(篠崎さん)。
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「ハンドメイドの家具や雑貨が見つかるクリーマで購入したテレビボード。テレビは置いていないので、雑貨などの小物や香り系のものを置くスペースとして活用しています」(篠崎さん)。

「ソファは僕が働く原宿のニコアンドで買ったもの! 存在感はあるけど、座面が低いから空間を圧迫しません。だから部屋も広く感じられます」(篠崎さん)。

「このローテーブルもテレビボードと同様にクリーマで見つけたもの。6,000円の掘り出し物でした!」(篠崎さん)。
4|「2K以上」のおしゃれな部屋づくり
19.【32平米】パンチの効いた床を生かして
アトリエのような雰囲気ある部屋に!
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ヘリンボーンの床に変更しコントラストを強めて
「フリーランスのグラフィックデザイナーとして、地元の北海道から上京してきたのが4年前。固定費を下げるためにルームシェアができる物件を探していて、見つけたのがこの2Kの物件でした。友達と一緒に契約をし、部屋割りを決めた結果、キッチン部分と洋室を合わせた9帖ほどの空間が僕のスペースに。当初はキッチンの床と同じ白黒のパターンが洋室まで続いており、目がチカチカするような部屋でしたね(笑)。だから入居後はまず、ヘリンボーンのフロアタイルを居室に敷きました。床を変えてみると、全体のコントラストがぐっと強くなり、海外の映画に出てくるようなムードのある部屋になったんです。その雰囲気に合わせ、古い家具を中心に部屋をコーディネートしていて。僕が手掛けた創作物もどさっと置いてあるからか、パリのアパルトマンみたいになったかな……なんてちょっと言い過ぎかな(笑)」(堀口さん)
部屋のポイント!

キッチンスペースに置いたダイニングテーブルやチェア、スツールは、メルカリやヤフオクで見つけた掘り出し物だそう。「限られた予算でいい部屋にするのもテーマなので、フリマアプリやオークションは積極的に活用しています!」(堀口さん)。

居室とキッチンの境界にあった引き戸は、取り払って部屋全体が広く感じられるように。居室に敷いたウッド風のフロアタイルの質感もよく、一見するだけではフロアタイルとは分からない。
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グラフィックデザイナーとしての仕事は、自宅でこなすことが多いそう。作業場となっているデスクは、自作のものを愛用中。ホームセンターで購入した天板をカットし、そこに脚を付けて、自分好みにカスタムしている。

壁際のデッドスペースには小さい棚を設置。これはかつて使っていたベッドの廃材を組み合わせて作ったそう。

「シェアハウスで自分だけの収納スペースが限られているため、大きめのブックシェルフを置いています。これは中野のリサイクルショップ・トゥーズで見つけたものです。ウッドの重厚な雰囲気が気に入っています!」(堀口さん)。
20.【40平米】バルコニーを部屋として。
コスパ家具で作る落ち着くインテリア!
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部屋作りはコスパな家具をみつけながら工夫して
「彼女と同棲するために部屋を探していて、賃貸物件のポータルサイトで見つけたのがこの部屋。築年数は50年を超えていたけど、その分家賃がお手頃だったし、外観や内装のレトロな雰囲気にも惹かれちゃって。さらにこの部屋には、近ごろのマンションにはないような、広いバルコニー付きで、それが一番の決め手になって契約することになったんです。引っ越しの費用でお金がかかってしまったから、これまで使っていた家具を再利用したり、イケアでコスパなものを見つけてきたり……工夫をしながら部屋作りをしていますね。室内は白を基調としたミニマルな空間に、ソファやラグなどで色を足し、あたたかみのある雰囲気を目指しています。広いバルコニーには、ホームセンターで買ってきた人工芝や、デッキパネルを敷いてくつろげる場所に。晴れている日限定だけど、ここでコーヒーを飲んだり、読書をしたり、もうひとつの部屋として機能しています。築古物件だけど、よくいえばレトロ。工夫次第ではこんなふうに快適に暮らせるんです!」(高木さん)
部屋のポイント!

「リビングのソファとラグは、これまで使っていたものを再利用しています。白を基調とした空間だからこそ、こういうあたたかみのあるものが映えるんですよね」(高木さん)。

「イケアで見つけたデスクとキャビネットを組み合わせて、可動式のダイニングテーブルを自作しました。こうすることでダイニングキッチンの限られたスペースを有効活用できるんです!」(高木さん)

「玄関から続く廊下の横幅が広かったので、その脇には自作のシューズラック&キャビネットを。イケアで購入したスチールラック2つの間に、ホームセンターで買った板を渡しただけの簡単DIY。数千円あればできることだけど、収納も増えて最高です!」(高木さん)。
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「アンプ内蔵のレコードプレーヤーは、設置場所が小面積で済むので重宝しています。そしてこれを置いているラックは、実は雑貨屋さんで見つけた傘立て! 本来の用途とは違っても、工夫次第で役立つものになるというのも、インテリアの面白さですね」(高木さん)。

約7帖のベッドルームには、ホームセンターで買った2×4材を使って立てかける収納を設置。置く場所に困りがちなキャップやバッグなどをまとめて収納する!

テレビボードの上には、個性的なフラワーベースやポスターを配置。レトロなムード漂うデジタル時計は、世田谷のサンデイズ ベストで購入したお気に入りだそう。
21.【111平米】独創的な多層レイアウトを
贅沢に使いギャラリーのような空間に。
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あえて余白を大胆に取りながら家具を配置
「結婚を経て、30歳を目前に購入した我が家。空間を隔てない立体的な間取りや、打ちっぱなしコンクリート×無垢フローリングの雰囲気など、建築家のこだわりが感じられる造りが魅力でした。スキップフロアを採用しており、玄関から階段を上がるとキッチンとダイニング、そこから数段上がればリビングに。ここはスペースが30帖ほどあり、かなり広く使うことができます。だから余白を大胆にとって、ギャラリーのように落ち着けるムードを演出しています。南向きなので自然光の入りもよく、日中は照明いらずなのもうれしいポイント。賃貸暮らしだったころと比べると、毎月の住まいにかかる支出は少々上がってしまったけど、居住空間はぐんと広くなりました。思い切って家を買って本当によかったなぁ」(井上さん)
部屋のポイント!

「この部屋に引っ越すにあたり、広いリビングにハマる存在感のあるソファを探していました。そこで購入したのがこのカッシーナのソファ。定価だと手が届かなかったけど、程度のいいリユース品を見つけることができ、かなり費用を節約できました(笑)」(井上さん)。

「使い勝手のいいアイランドキッチンは備え付けのもの。キッチンまわりは生活感が出やすいので、ダークトーンのダイニングテーブルで空間を引き締め、空間をすっきりした印象に仕上げています!」(井上さん)。

「コンクリートの壁は気を抜くとソリッドになりすぎてしまうので、植物を入れてムードを柔らかに。大きな窓から差し込む自然光も美しく、ふとした瞬間もフォトジェニックな我が家です(笑)」(井上さん)。
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「ダイニングのライトは、北欧家具tanukiで見つけたデンマークのヴィンテージ。オブジェのように美しいデザインがいいアクセントになっています」(井上さん)。

「ハーマンミラーで購入したストーリーブックシェルフは、本だけでなく、ちょっとした小物置きとしても活躍しています。ほどよい存在感で気に入っていますね!」(井上さん)。

「リビングから階段を上がった先が寝室。備え付けのクローゼットとオープンラックで妻と僕の洋服を収納しています。この上にはバスルームがあり、さらに屋上に上がることもできます。暮らしを階層で分ける生活も慣れると楽しいですね!」(井上さん)。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
Photos:Yuichi Sugita Stylist:Yuta Fukazawa Text:Wakako Matsukura

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