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最高にリラックスできて自分らしくいられる部屋を、ソウルでスナップ。どこも好きなものを詰め込み、いるだけでハッピーになれるような最高の空間ぞろい。部屋作りは自由だ!
SOUTH KOREA
【SEOUL】
허강 / ホ・カン
大好きなヴィンテージアイテムを
部屋中にちりばめて
デザイン会社でデザイナーをしながら、フリーランスで雑誌などでイラストレーターとして活躍する。部屋は大きな公園がある広津(クァンジン)区にあり、オフィスがある聖水洞(ソンスドン)とも近いのが便利。
- デザイナー&イラストレーター
- ひとり暮らし
- 1K/26.4㎡
レトロ感あふれるおもちゃ箱のようなハッピールーム
昔の家電製品など韓国的な古いものが好きで、好みのものを集めたらヴィンテージ風になったというホ・カンさん。
「こまごまとしたかわいいものが好き。昨年札幌へ旅行したのですが、そのときもヴィンテージショップへ行きました」。
植物が好きなのでグリーンもテーマのひとつだが、限られたスペースでたくさんの植物は置けない。そこでベッドカバーやブランケットなどファブリックでグリーンを取り入れた。布物でカラーを取り入れ、統一感を出すワザはすぐマネできそう。
BED SPACE
ベッドサイドには、ホ・カンさん自身のイラストがかかっている。ベッドのヘッドはオーダーメイドした収納付きのもの。コンパクトな部屋でも快適に暮らす工夫が垣間見える。
部屋で過ごすときのアイテムへのこだわりも、快適な時間をつくるのに大切なポイントだ。
窓際には癒しのグリーンスペース。ここでよくお香やキャンドルを焚(た)いて、チルなムードを楽しんでいる。
WORK SPACE
ワークスペース周辺には、日本の雑誌も並ぶ。
\お母さんの思い出の品をオブジェに/
ホ・カンさんのお母さんが学生時代に使っていたというフィルムカメラ。現在はオブジェとして活用。「アナログ感が気に入っています」
お気に入りの虹色の時計は、針が1年かけて1周する季節時計。ネットでひと目ぼれし、注文してから受け取りまで2年待ったので思い入れも強い。
レゴなど小さなおもちゃ類もそこかしこに並ぶ。
ENTRANCE
\キッチュなアイテムが随所に/
レトロな印象のスケルトンの電話機。
香りものが好きなので、玄関横にたくさん並べて。お気に入りはノンフィクションのハンドクリーム。
玄関にはロンドンの地図があり、いつか行きたい場所の写真がコラージュされている。
KITCHEN
冷蔵庫にはステッカーが所狭しと貼られている。
キッチンは映画『リトル・フォレスト』からインスピレーションを得た。
棚の下部にある電子レンジは、お母さんの嫁入り道具。今も現役で活躍している。
日本のメーカーのヴィンテージかき氷器。
韓国の古い電化製品のデザインが好き。
間取りはホ・カンさんが描いてくれたもの。住んで3年目になる部屋は建物の4階にあり、日当たりもいい。他のフロアはオフィスもあり。
Photos:Youngwoong Yim Coordination:Ja-Kyung Jung
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