賃貸でも3階建てのガレージ付き⁉︎ バイク乗りのためのロマン詰まったデザイナーズ物件【おしゃれ男子の部屋カタログ/Vol.10・田代理雄】
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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第10回は、ガレージ付きの3階建物件に住む田代理雄さんのご自宅にお邪魔しました!
夢だったバイクガレージ付き。趣味も 仕事も全開で楽しめる3階建ての城!
「同棲を解消し、退去費用という大ダメージを負った自分を癒すべく、趣味がより楽しくなる部屋を探していました(笑)。そこで見つけたのが、バイクガレージ付きのこの物件。賃貸としては珍しい3階建ての1DKの造りで、1階の土間にバイクを置くことができ、2階は寝室と水回り、3階がダイニングキッチンになっていて。壁も漆喰塗りだったりと、日本らしくない設計に惚れ込んでしまいました。約30㎡の広さを3フロアに分けているので、各スペースは少々狭いけど、まぁ1人で暮らすにはちょうどいいサイズです(笑)。また、自宅での仕事も多く、作業スペースと寝室で階を分けられるのもポイント。だからオンとオフを切り替えがしやすいんです。各フロアの限られたスペースに、パズルのように家具を組みわせて今の部屋が完成しました」(田代さん)
3F
「デスクは家具のECストア、KANADEMONOでオーダーしたもの。3階の居住スペースにハマるデスクがなかなか見つからなかったので、低価格で特注サイズを作れたのがありがたかったですね」(田代さん)。会社員として企業に勤めながら、フリーランスのビデオグラファーとして活躍する田代さん。リモートワークや動画の編集作業のほとんどはこのデスクだという。卓上には、自身が製作したアート作品や植物をさりげなく配置。
鮮やかなブルーと曲線的な造形に惹かれて購入したというデスクチェアは、ハーマンミラーのセイルチェア。壁に貼った自身のアート作品やラグとも相性がよく、部屋の一角をポップに盛り上げる。
「千駄ヶ谷のTHINK OF THINGSで見つけたラボジャッキを使い、卓上のグリーンがより目立つように。本来このラボジャッキは、研究や実験の際に器具の高さを合わせるために使用されるものなんですけど、ソリッドな雰囲気なのでインテリアとしても優秀です」(田代さん)。
デスクの脇のプランターベースは、リサイクルショップで見つけた古いイケアのもの。繊細なデザインは圧迫感もなく、植物やアート作品をさりげなく見せる。
3階からアクセスできるバルコニーには、恵比寿のP.F.S. パーツセンターで購入した「LAWN CHAIR」が。晴れた週末はこのスペースでくつろぐのがお決まりだという。
2階へ降りる階段の壁面にかけたのは、アメリカのホームプロダクトブランド、スローダウンスタジオの大判ブランケット。壁面の余白も上手く活用する。
2F
「寝室の出入口がアーチ状になっていて、どこか北欧っぽい造りになっているんですよね。この日本らしからぬ雰囲気が入居の決め手のひとつ」(田代さん)。
小上がりになっている寝室の前に敷いたラグは、親交のあるタトゥー スタジオ ヤマダのオリジナル。モノクロのデザインはオーク材の床とも相性ばっちり!
ベッドにかけたブランケットは、沖縄のアイホープソウ ジェネラルストアで購入。「誰にも気づかれないけど、マットレスは奮発してシモンズのものに(笑)。しかしシングルベッドしか入りません!」(田代さん)。
タイル張りのバスルームには、珍しい猫足バスタブが! 賃貸でここまで作り込まれている水回りはかなりレア。
1F
ガレージにはカスタムされ尽くしたHarley-Davidsonのショベル リジット。こうして大切なバイクを室内に保管できるのも、バイク乗りにはたまらないポイントだ。
会社員・ビデオグラファー
田代理雄 さん
会社員として一般企業で働きながら、フリーランスのビデオグラファーとしても活動する。最近はドローン撮影の修行中だそう。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
久嶋敢太
エディター
本誌のファッションテーマからスナップまで幅広く担当する若手エディター。ウェブでは連載「俺たちの“ノリモノ”語り!」と「オシャレ男子の部屋カタログ」を担当する。
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