10代から少しずつ集めてきた家具がやっと理想の配置に! プロ並みのDIYで築30年の物件をニューヨークっぽく【おしゃれ男子の部屋カタログ/Vol.6・サカイジュンヤ】
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おしゃれなメンズは、どんな部屋で日々を暮らしているのだろう。そんな疑問を解決すべく、実際の部屋に突撃するこの連載。第6回は会社員として働く傍ら、個人でデザインの仕事をこなすサカイジュンヤさんのお部屋にお邪魔しました!
サカイジュンヤさん
会社員
1LDK(59㎡)
築30年の物件をリノベーション。
こだわり抜いた空間に自慢の家具を!
「学生時代、リサイクルショップでアルバイトをしていて、その業務に家具の買い取りがあったんです。たまにデザイナーズ家具が入ってくることがあって、そのかっこよさを知りました。以来、USMハラーのキャビネットとか、ハーマンミラーのチェアとか、掘り出し物のデザイナーズ家具を見つけては、バイト代でたまに買うように。そして20代も半ばに差し掛かり、ちょっといい家具のコレクションも増えていって、広い部屋を探して見つけたのがこの物件。築年数は30年となかなかだけど、古いからこそ、駆体を傷つけなければ何をしてもいいリノベ歓迎の物件というのもありがたかったですね。友達に内装のプロがいて、彼の力を借りながらリノベーションしていきました。壁を剥がしてリビングはモルタル塗り、キッチンはタイル張りに、そして床にはフロアタイルを敷いて、さらに水回りを移設……などなど。かなり大掛かりなDIYになったけど、おかげで自分好みの空間に仕上がりました。その甲斐もあって、これまでコレクションしてきた家具がハマる部屋になったんですよね」(サカイさん)
Desk
仕事場として長く過ごすからこそ、一番こだわったというデスクスペース。デスク&キャビネットはUSMハラーでチェアはハーマンミラー。どちらもヤフオクで見つけた掘り出し物だそうで、定価の1/3ほどの値段で手に入れたそう。
Living
「部屋を広くした結果、友達がよく来るように(笑)。なのでソファはL字のものにして、来客が多くなっても大丈夫なようにしています」(サカイさん)。テレビ台はデスクと同じUSMハラーのもの。
「友達が集まった日のお決まりは麻雀。それがあまりにも続くので少し前に全自動の雀卓を共同購入しました。それ以来、ずっと溜まり場に(笑)。ただ、普段は部屋の雰囲気と合わなすぎるので、布を被せて隠しています」(サカイさん)。
リビングの一角はカーペットタイル敷き、読書や音楽を聴くためのスペースに。「実はここのチェアはハーマンミラーのリプロダクトのもの。もうそろそろベースとなった本物を買おうかと思っています」(サカイさん)。
レコードや洋書などはUSMハラーのキャビネットに収納。規格が統一されているブランドだから、組み合わせ次第でいろいろな使い方ができるのも優秀なのだそう。
出窓にはお気に入りのグリーンを配置。2面採光の部屋は風もよく抜け、自然光の入りも抜群だそうで、育ちすぎるという悩みもあるそう。
Kitchen
水回りを移設し、アイランドタイプのシステムキッチンを導入したという。「タイル張りにしてニューヨークっぽくしたのもこだわりです!」(サカイさん)。
View
「目の前に高い建物がなく、緑が多いのも気に入っているポイントです。眺めがいいので、ついついベランダに長居してしまうんですよね(笑)」(サカイさん)。
会社員
サカイジュンヤ さん
会社員として働く傍ら、アパレルの製作や企業のデザイン案件を副業としてこなす。
Photos:Norito Ohazama Composition & Text:Kanta Hisajima
久嶋敢太
エディター
本誌のファッションテーマからスナップまで幅広く担当する若手エディター。ウェブでは連載「俺たちの“ノリモノ”語り!」と「オシャレ男子の部屋カタログ」を担当する。
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