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リビングでのんびり過ごす時間は、毎日を忙しく過ごす僕らにとってかけがえのないもの。もしそこに素敵な名作家具があったら、特別な時間がより充実したものになることは間違いない。1つプラスするだけで空間がグッとオシャレになる名作インテリアの中から、手が届きやすいお値段のものを厳選。新年一発目のお買い物はここから!
1_カルテルの「コンポニビリ3」
イタリアのデザイン会社、カルテルの創業者ジュリオ・カステッリの妻でデザイナーでもあるアンナ・カステッリが生み出したこのチェストが生まれたのはなんと50年以上も前! おもちゃのブロックみたいなキッチュなルックスは、素敵なオブジェとしてお部屋のアクセントになるのはもちろん、スライド式の扉やテーブルのように活用できる天板など使い勝手も抜群。
チェスト¥26,400/トーヨーキッチンスタイル[TEL:03-6438-1040]
2_レムノスの「エキクロック」
札幌駅の東西コンコースに設置されている掛け時計を家庭用にアレンジした本作は、世界的に活躍するデザイナー、五十嵐威暢によるもの。一切の無駄を削ぎ落とした読みやすく美しい文字盤のデザインは、どんなインテリアにもしっくり馴染む。駅で時計を見上げたときに見やすいようにと、半分から下の文字がすべて上向きにデザインされているのもユニーク。
時計¥13,200/タカタレムノス[TEL:03-5981-8120]
3_ヴィトラの「エレファント スツール」
日本が世界に誇るプロダクトデザイナー、柳宗理が1954年に発表した「エレファント スツール」は、世界で初めて完全一体型のプラスチックスツールとして開発され、デザイン界に大きな影響を与えた名作中の名作。一度、廃盤になったものの、デザイン誕生から50周年を迎えた2004年にヴィトラからポリプロピレン素材で復刻。可愛いだけでなく、様々な用途で使えるので1つあると重宝する。
スツール¥15,400/ヴィトラ[TEL:0120-924-725]
4_カリモクの「60 Kチェア」1シーター モケットグリーン
日本人による日本の住宅に合う家具として「Kチェア」の原点モデルが生まれたのは1962年。畳敷きの和室から洋風の間取りへと生活空間が変わりつつある中で、コンパクトながらゆったりした座り心地で、誰もが簡単に組み立てられるこの椅子は大ヒット。以来、時代に合わせて内部構造の改良を加えながら変わらぬデザインで愛され続けている。数あるカラーの中でも、なめらかな肌触りと独特の光沢感のあるモケットグリーンが人気。
チェア¥58,080/カリモク家具[TEL:0562-83-3136]
※すべて税込価格です
Photos:TSUTOMU YABUUCHI[TAKIBI] Stylist:Shinya Endo[BOOTSYORK.style]
Composition&Text:Misato Kikuchi
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