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おしゃれな部屋に住む人のインテリアを取材したら、みな“スポット”にこだわっていた。魅力的な空間づくりにひそむそのテクニックを学べば、僕らも自分の部屋をもっと好きになれるはず。今回は、フォトグラファー・小浜龍平さんのお部屋をご紹介!
ワンルームも可能性は無限大
小浜龍平さん /フォトグラファー
Room DATA – 1K / 41m²
「ここには結婚前から妻と住んでいて、今は生後3か月の娘との3人暮らしになりました。子どもが生まれてからはなおさら、“ワンルームをどう区切るか”を大切にしています。家族の存在をいつでも感じられるのが魅力的ないっぽう、ワークスペースを独立できないのが難しいところ。仕事に取りかかるとき、なるべく気持ちを切り替えられるように、僕が作業するデスクは窓側に向けています。ベランダのグリーンが目に入ってリフレッシュにもなるから一石二鳥。夫婦でインテリアの好みが完全に同じわけではないので、2人の理想を両立する部屋が目標です!」
SWEET SPOT
仕事と暮らし、どちらも大切にするワークスペース
「ネガを広げるとき見やすい気がして」と、作業用デスクはステンレス製に。目黒のフィルムで購入したという椅子はひと目ぼれだそう。
カーペットを敷き、さらに小上がりスペースをDIY。空間を仕切るためのアイデアが光る。
学生時代、N.Y.のファッションウィークで撮影したスナップ。卒業時には個展も開いた。
「紙で出版されているうちに欲しいものを買っておきたい」と、写真集や雑誌は数多い。
「デンマークのデザイナー、ヨルゲン・ガメルゴーによるウォールランプは、かさにして普通の照明としても、壁に当てて間接照明のようにも使えるユニークな設計に惹かれました」
Photos:Shinsaku Yasujima Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
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