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おしゃれな部屋に住む人のインテリアを取材したら、みな“スポット”にこだわっていた。魅力的な空間づくりにひそむそのテクニックを学べば、僕らも自分の部屋をもっと好きになれるはず。今回は、フローリスト・熊木健二さんのお部屋をご紹介!
植物園さながら癒しのグリーン
熊木健二さん /フローリスト
Room DATA – 1K / 23m²
SWEET SPOT
いきいきとした植物に思いっきり深呼吸したくなる
壁一面のグリーンが真っ先に目に飛び込んでくるレイアウトは、海外の部屋を参考にしているのだそう。「主にドイツやイギリスの部屋をオマージュしています。よく見ているのは『アーバンジャングルブログ』というInstagramのアカウントで、様々な部屋がアップされていて勉強になります。グリーンと相性のいい、木の質感を生かしたインテリアもこだわり。仕事で使う植物がつねにある部屋なので、なるべくなじむ家具を置くようにしていて。あとは、ひと続きの空間を意識できるように、室内とベランダとで同じラックに植物を置いているのもポイントかな」
「種類ごとに日当たりの加減を見ながら、育ち具合を実験することも。手間がかかりますが、好きだから苦になりません」
「木彫り作家の友人がくれた人形。葉っぱの下で雨宿り(笑)」
キッチンにもグリーンを。これだけで空間が明るくなる。
「右側にある2つの器は、益子焼を学んだアイルランド人の陶芸家スティーブンが作ってくれて。心温まるスペースです」
壁には友人のフォトグラファー・井崎竜太郎さんの写真(上の写真のヤシの木が写っているもの)や、イラストレーター・Sayuri Nishikuboさんの作品(下の写真の「BIG LOVE」と書いてあるもの)などが飾られている。
Photos:Shinsaku Yasujima Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
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