▼ WPの本文 ▼
おしゃれな部屋に住む人のインテリアを取材したら、みな“スポット”にこだわっていた。魅力的な空間づくりにひそむそのテクニックを学べば、僕らも自分の部屋をもっと好きになれるはず。今回は、バリスタ・篠﨑広太さんのお部屋をご紹介!
まるで純喫茶なレトロ空間
篠﨑広太さん /バリスタ
Room DATA – 1K / 25m²
SWEET SPOT
気分はヨーロッパ貴族!? 時間もゆったりと過ぎる
蔵前の人気店・喫茶 半月でバリスタとして働く篠﨑さんの部屋は、その世界観をそのまま落とし込んだかのよう。「ダイニングテーブル、チェア、鹿の頭骨のオブジェ…店舗で使わなくなったものを、オーナーが譲ってくれました。油絵は趣味で絵を描く父の影響で集めるようになり、すべて本物を飾っています。最近はレコードでジャズを聴きながらインテリアを考えるのも好きです。参考にしているのはアプリPinterestで、ヨーロッパの部屋を見ています。いいなと思うものがあったら、それをベースに好きなものを自由にそろえていくやり方がしっくりきます」
平皿やティーカップなどの洋食器コレクション。「京都のDAUGHTER / SONがお気に入りです」
「特に好きなのは印象派を代表するモネとドガ。飾っている絵はいろいろな画家のもので、運河やカフェを描いた作品に惹かれます。出かけた先々のポストカードも張って、思い出に残るように」
一番よく使うのはビストロ皿。「父はイタリアンの元料理人。僕もパスタ料理を作るのが好きです」
喫茶 半月のオーナーから譲り受けたチェア。「いつもここで音楽やお酒を楽しんでいます!」
中目黒のギャレットインテリアで手に入れた念願のアンティークライトが、部屋をやさしく照らす。
念願だったというビューローの上にもライトや洋書を置いて雰囲気づくり。
Photos:Shinsaku Yasujima Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
▲ WPの本文 ▲