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おしゃれな部屋に住む人のインテリアを取材したら、みな“スポット”にこだわっていた。魅力的な空間づくりにひそむそのテクニックを学べば、僕らも自分の部屋をもっと好きになれるはず。今回は、ビショップ スタッフ・岩井拓也さんのお部屋をご紹介!
とにかく椅子に夢中!
岩井拓也さん /ビショップ スタッフ
Room DATA – 1LDK / 55m²
SWEET SPOT
多国籍な椅子を同じ空間で自由にミックス
「うちにはなんと、椅子が25脚以上もあります! 昔通っていたアパレルショップのスタッフさんらに影響を受け、徐々にインテリアに目覚めていき…今はなかでも椅子がいちばん好きなんです。特に気に入っているのがダイニングにある、イタリアの巨匠エンツォ・マーリがデザインした黄色い椅子。ただ、僕はインテリアとして、というよりもひとつのモノとして椅子に惹かれているので、コレクションに統一感はありません。その国籍もさまざまで、ダイニングだけでもフランス、ベルギー、日本、アフリカ、デンマークと、各国のものが一堂に会しています」
世界各国の名作家具が並ぶ。「時代を超えてきたものはシンプルな作りです」
エンツォ・マーリの代表作。「イタリアのデザイナーが好きです」
現行とヴィンテージの境なく選んだ花器や照明。壁の棚はディーター・ラムス。横の時計はレイバー・アンド・ウエイトのもの。
「趣味嗜好が色濃く表れていると思う」と岩井さんが話す本棚。部屋づくりの参考はSNSではなく、洋書なのだとか。twelvebooksでよく本を買うらしい。
カプセル型の照明は、富山県で制作を行うピーター・アイビーによるもの。
Photos:Shinsaku Yasujima Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
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