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おしゃれな部屋に住む人のインテリアを取材したら、みな“スポット”にこだわっていた。魅力的な空間づくりにひそむそのテクニックを学べば、僕らも自分の部屋をもっと好きになれるはず。今回は、美容師兼コーヒー店スタッフ・松田亮葉さんのお部屋をご紹介!
映画に音楽…カルチャーに浸る
松田亮葉さん /美容師・コーヒー店スタッフ
Room DATA – 1K / 26m²
「部屋の形がシンプルな正方形で、趣味のものをディスプレイしやすそうだったのがここの決め手です」。そう話す松田さんの言葉どおり、お気に入りのパンフレットやレコード、本などがどれも丁寧に飾られている。「いちばん気に入っているのはレコードまわりです。シティポップが好きで、幡ケ谷にあるエラレコーズや下北沢のピンクムーンレコードなど、いろんな場所で探します。枚数が多いのは山下達郎さん。最近はカセットも集め始めて、壁かけの棚に並べたりテーブルに積んだり。ガラステーブルの中身はそのときどきの気分で入れ替えて楽しんでいます」
SWEET SPOT
こだわりの“見せ方”をすれば趣味がもっと楽しくなる
「レコードプレーヤーはガドハウスのものを、渋谷のアクメファニチャーで購入しました。“機械”という感じの色は避けたかったので、やわらかいニュアンスカラーを選んでいます」
[右から] 山下達郎『SPACY』、never young beach『fam fam』、SUGAR BABE『SONGS』、THE BYRDS『Mr.Tambourine Man』。「3枚目は発売初期のELEC RECORDSで、とても希少です」
あえてのアナログ感が
たまらない
[右から]『PALETOWN2021 vol.1』、『Late Afternoon-Early Twilight』、『PALETOWN TAPES-017』、Katy Kirby『Cool Dry Place』、『Tanuki BLD.’s AFUI TIME MIX 002』。「幡ケ谷のペールタウンという古着屋さんのミックステープが多いかな。新しい曲と出会うきっかけになります」
ブルペンで購入した小物置き。「カセットをディスプレイするのにちょうどいいんです」
ぎっしりと本やマンガが詰まった本棚の上には、インテリア小物やグリーンなどがバランスよく、所せましと並んでいる。
「昔から好きな『クレヨンしんちゃん』の野原ひろしも部屋に合う色味を(笑)」
玄関のドアにはイラストレーター・江口寿史さんの作品をはじめ、マグネットなどを並べて好きな世界観を表現。
Photos:Shinsaku Yasujima Text:Masahiro Kosaka[CORNELL]
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