▼ WPの本文 ▼
時を重ねても色褪せることない名作デザイナーズ家具。1点取り入れるだけで部屋の雰囲気がグッと洗練されて、日々の暮らしが豊かになること請け合いだ。とは言え、大きな家具はなかなか手を出しづらい。前編に続いて、初心者でも手軽に取り入れられる名作インテリア雑貨を紹介します。前編はコチラからチェック!
05_渡辺力の「リキクロック」
2004年にグッドデザイン賞を受賞した、日本のプロダクトデザインのパイオニアでもある渡辺力によるリキクロック。日本ではもう作られなくなったタンバリンの枠と同じ曲げ木技術を用いたフレームと、明るい白の文字盤に映える力強い文字盤を組み合わせたシンプルだけどスタイリッシュなデザインは、部屋の雰囲気を問わず置くことができる。電波時計なので、時間がずれることなく常に正確な時間を刻み続けることができる。
時計¥13,200/メトロクス[TEL:03-5777-5866]
06_マジスの「エットレ」
1976年に創業したイタリアに本社を置くマジスのブランドアイコンとして何度もカタログの表紙を飾ってきたミュール(ロバと馬の交雑種)をモチーフにしたオブジェ。ブランド設立40周年を記念して、デザインはコンスタンティン・グルチッチが担当。鉄の鋳物が使われているので、ドアストッパーやブックスタンドとして使うことも可能だし、もちろんオブジェとして眺めるのもよし。また無料でレーザー刻印も行ってくれるそうなので、自分や大切な人への特別な贈り物として活用するのもいいね。
オブジェ¥30,690/マジスジャパン[TEL:03-3405-6050]
07_ブナコの「スウィング」
青森県のブナの木を有効活用するべく誕生したブナコのティッシュケースは、熟練した職人たちの手作業で生まれる美しい曲線と、ブナ特有の柔らかいぬくもりを感じることができる珠玉の一品。さらにティッシュボックスの出し入れがしやすいようにと、使い勝手をとことん追求。日常使いするアイテムだからこそ、この気遣いは嬉しいね。
ティッシュボックス¥9,900/ブナコ[TEL:0172-34-8715]
08_ヴィトラの「イームズ ハウス バード」
1950年創業のスイスの家具メーカーであるヴィトラは、世界各国の様々なデザイナーと一緒に家具やインテリアアクセサリーを生み出し続けている。「イームズ夫妻との出会いがあったからこそ、今のヴィトラがある」と、創業者のウィリー・フェバウムが語ったのは有名な話。本作はイームズ夫妻の自宅兼アトリエ(通称イームズ ハウス)の居間の中央に置かれていた有名な鳥のオブジェをヴィトラが再現したもの。世界中で旅する中で見つけた民芸品を数多く飾っていた夫婦が、特に愛していたそうだ。シンプルで美しいシルエットは、イームズの家具との相性ももちろん最高。
オブジェ¥25,300/ヴィトラ[TEL:0120-924-725]
※すべて税込価格です
Photos:TSUTOMU YABUUCHI[TAKIBI] Stylist:Shinya Endo[BOOTSYORK.style]
Composition&Text:Misato Kikuchi
▲ WPの本文 ▲