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僕らが求めているのはてっとり早い出会いやドロドロした駆け引きなんかじゃない! 読者から募ったリアルエピソードから、まっすぐな恋へのモチベをもらおう。最後は告白編!
ふたりで歩む物語は「告白」から本格的に始まる。黙っていても状況は動かない。これを読んで、自分の想いを告げた勇者たちに続け!
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episode1
守ってあげたい
「バイト先の3コ下の後輩の女の子が悪い男とつき合っているらしく、休憩中にぽつぽつ相談してくれるようになった。話を聞けば聞くほど「こんないい子なのになんで彼氏はひどいことをするんだろう」という思いが大きくなり、その女の子は気になる存在に。
ある日、その子が彼氏とケンカしたらしく、なんとバイト先にその彼氏が来た! 手を上げそうだったので、俺が割って入り、彼女をかばい、彼氏に帰るように促した。俺と彼氏と3人の話し合いが終わった後、2人きりになり、号泣していた彼女をぎゅっと抱きしめて「俺が幸せにする」と告白!
それを機に彼女は彼氏と別れ、俺とおつき合いすることになりました!」(22歳・大学生)
まるで少女マンガのワンシーンのような告白。このエピソードなら、略奪愛も許されるのでは?
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episode2
黙っていた気持ち
「すごく仲がよかった女友達の彼氏が亡くなってしまった…。励ますためにしょっちゅう飲みに誘う俺。純粋に、友達として気になって一緒にいたつもりだったのに、「どうやったら彼女が楽になるか」を考えていたら、いつの間にか特別な存在に…。
気持ちを伝えたら相手の負担になると思い、気持ちを隠しながら会い続けていた。ある日、ふたりでお酒を飲んだ帰り道。いきなり彼女が手をつないできた。「何?」「◯◯くん、私のこと好きでしょう」。
しばらくの沈黙の後、「もう少し時間がかかるかもしれないけど、待っていてくれる?」と聞かれて、「もちろん」と答えました。告白させられてしまった話です」(26歳・会社員)
隠さなければならないと思っていた気持ちを、あえて見抜いたと伝えてくる彼女。ふたりが幸せになることを願ってしまう。
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episode 3
自分から告白したい
「自分から告白したい好きな女の子と一緒に帰っているとき、流れで恋愛の話になった。普通に話を続けようとしたら、好きな子が振り向いて「気づけよ」とひと言。
えっ? と聞き返したらそのまま告白された。俺から告白したいし、俺のほうが先に好きだし…とパニックになり、その場で断ってしまった。悲しそうな顔をする彼女に「俺から告らせて」と伝えて、その日は帰宅。その後、彼女を含めて男女4人で遊んだ日、こっそり周りから離れてふたりきりになりあらためて告白しました」(26歳・建築業)
勇気を出せない男子の背中を押してくれるひと言にドキドキ。後日あらためて告白するというシチュエーションも◎。
あわせて読みたい!
part①「出会い編」/ part②「デート編」
Illustrations:Haruka Ikeda
Composition &Text:Miki Higashi
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