▼ WPの本文 ▼
メンズノンノモデルとして活躍の場を広げてきた坂田秀晃が、今月号で卒業を迎える。けれどそれは終わりではなく、未来への一歩に違いない。新たな目標を持ってそれぞれの道を進む彼は、今何を思うのか。
HIDEAKI SAKATA
ベスト¥30,800/ラッド ミュージシャン 原宿 シャツ(ケイスリー・ヘイフォード)¥40,700/三喜商事
高い目標を持って
芸能活動に挑戦していきたい
もの静かで、感情をあまり表に出さない印象があった坂田。しかしメンズノンノモデルとして過ごした3年半について問うと、意外にもこんな言葉が返ってきた。
「実は内心、闘志を燃やしていました」
それはいったい何に対しての、どんな闘志だったのか。驚いて尋ねてみた。
「メンズノンノモデルとして、もっと上に行きたいと思っていました。最初の撮影でも、仕上がりを見て『俺、もっといけるぞ』と感じたんです。欲は確かにありました」
当初は出身地である金沢から、撮影のたびに上京していた彼。メンズノンノモデルに応募したのは、自身ではなく姉だったという。
「小・中・高サッカー漬けで、日に焼けて真っ黒でした(笑)。応募はちょうど、サッカーをやめてどうしようかと考えていた頃だったんです。キラキラした世界、というイメージはあったけど、正直なところあまり積極的ではなかったかもしれません」
しかし彼は「BoysAward 2017」で、メンズノンノモデルへの切符を手にしてしまう。その当時、どんな心境だったのだろうか。
「怖かったです。周りにはたくさんの大人がいて、テレビで見ていたような有名な方もいて。『俺、生き残っていけるのか?』と。でも家族はすごく喜んでくれるし…当時の自分には背負うものが大きかった。それが徐々に、誰でも経験できることじゃないんだから自信を持って楽しもうと思えるようになりました。すべてを振り返って、メンズノンノモデルになってよかったと、それだけは言い切れます」
では、これからの展望は?
「俳優として、一番になりたいです」
※価格は全て税別です。
Photos:Teppei Hoshida Hair&Make-up:Yosuke Akizuki Stylist:Masashi Sho Models:Hideaki Sakata[MEN’S NON-NO model]
▲ WPの本文 ▲