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WEB SPECIAL EDITION
舞台『ピサロ』の再演を記念してお届けしているこの連載。宮沢氷魚のこれからの目標について話します。
メンズノンノモデルとしての、次なる目標。
――メンズノンノで表紙を飾るっていう夢は叶えたけど、これからもっとやっていきたいことがあればぜひ。
「メンズノンノモデルになった時は、今の歳の26までできてるとは思わなくて。僕は20歳そこそこで入ったんですが、当時の先輩たちは、23歳くらいで卒業している人が多かったんです。長く続けている人のほうが少ない環境だったので、何歳までできるんだろうって思っていました。特にその時は僕にはメンズノンノしかなかったので、これがなくなったら終わるなって気持ちがあったんですよね。この歳までやらせてもらってて、ありがたいことに他にもお仕事があるんですけど、やっぱりまだメンズノンノモデルを続けたいって気持ちがすごく強くあって…。恩返しって言ったら大げさかもしれないですけども、もう少し貢献はしたいなって気持ちがあって」
――あ、後ろから拍手が…編集長が安心したって言ってる(笑)! いやぁ嬉しい、メンズノンノ愛がすごくあるね。
「あはは(笑)。でもそれはやっぱり尊敬できる先輩たちの存在とか、やっぱりその…単純に言えばメンズノンノへの愛だと思うんです。それがすごくあるし、だからもう少しメンズノンノモデルを盛り上げていきたいし、僕もそうだったように、今の10代、20代の方々が“メンズノンノモデルになりたい”とか、“メンズノンノモデルみたいなかっこいいスタイリングで街を歩きたい”と思ってくれる人が、1人でも多く出てきてもらったら嬉しいなと思いますね。でも他のモデルもみんな愛情がありますよ。すごく感じます。だからこそ表紙はすごく大事に頑張りました。1年で12組しか出られないというのもありますし、メンズノンノモデル単独だと最近は、坂口君、柳君、成田君に続いて、だったので」
――氷魚年表に残る仕事になりました。
「ね、これはもう! 昔を振り返る、みたいなときにビッグニュースとして残りますね。これからもいい仕事が続くように頑張っていきます」
――話を聞けば聞くほど、内に秘められた熱いものも感じられました。
「いやあ、一時期ミステリアスなキャラクターを目指したこともあったんですけど(笑)」
――そんなタイミングあったかな…(笑)。
「メンズノンノはホームなのでないんですけど、外の取材でクールな人に見えるようにふるまったこともありましたよ。でも出来上がったものを読んでみたら、“僕すごい塩対応だな?”って反省して(笑)。でも逆につい話し過ぎて脱線することもよくあったので、マネージャーと週に1回インタビューの練習をした時期もありましたね」
――塩梅が難しいね…。
「あまりしゃべらないっていうのは楽は楽ですよね、でも感じ悪い人に思われちゃうのもいやなので、今は好きにやっています(笑)。今日は楽しかったです!」
『ピサロ』公演情報
PARCO PRODUCE 2021『ピサロ』
日程:2021年5月15日(土)~6月6日(日)
会場:PARCO劇場
作:ピーター・シェーファー
翻訳:伊丹十三
演出:ウィル・タケット
出演:渡辺謙 宮沢氷魚 栗原英雄 大鶴佐助 首藤康之 外山誠二 長谷川初範 ほか
※公演スケジュールは変更になる場合があります。感染症拡大予防に対する取り組みなど、最新情報は下記から
PARCO劇場公式サイト『パルコステージ』
第5回からは、宮沢氷魚の趣味や好きなもの、大切なものを私物も交えて大公開! 一見クールに見える人となりに迫ります。 5月19日公開、お楽しみに!
※このインタビューは、メンズノンノ2020年11月号の、宮沢氷魚表紙撮影時に行いました。
Photos:Saki Omi[io] Hair & Make-up:NOBUKIYO Stylist:Yoshiaki Komatsu Model:Hio Miyazawa
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